スマートフォンを初めて手にした時には、そんなにインターネットなんて使うのかなぁ・・・と思っていた方も、時間の経過と共に使い方に慣れて、その利便性に気がつくと、もはや無くてはならない物になっている方も多いですよね。
インターネットを利用するのは、SIM契約をしているスマホだけでも使えますが、より高速で安定していて無制限に使える自宅のWi-Fi導入に興味を抱くのは自然なことです。
それは、自宅でWi-Fiが利用できる環境になれば、もっともっとインターネットが利用しやすくなることを体感的に理解していて、確かな想像力が働いているからに他なりません。
スマホの小さな画面ではなく、大型テレビでの動画視聴を家族で楽しむことや、パソコン・タブレットなどの多種多様な機器端末でのインターネット接続、増加しているIoT家電で常時接続することで得られる利便性など、枚挙にいとまがありません。
自宅にWi-Fiを導入するなら、そのインターネット回線は、高速無制限利用可能で安定している「光回線」が最適です。
初めて自宅のインターネット利用に「光回線」を導入したい!と、お考えになったら、具体的にどうしたらよいのか?おわかりにならない方も多いですよね?
初めての自宅に導入する光回線は、何が良いのか?について、初心者向けに導入方法からお得なプランまで解説していきます。
光回線の種類は?
初めての光回線の導入で、何を選べばよいのか?
それを考える手始めとして、光回線の種類には何があるのか?についての把握から始めましょう。
実際に敷設されている光回線の種類は限られている
思いつくだけでも「ドコモ光」や「ソフトバンク光」など、数多くの光回線サービスが乱立しているイメージをお持ちの方も多いと思いますが、光回線を敷設するのは大事業であり、実はそれほど多くの事業者の参入はありません。
光回線を利用するためには、光ファイバーケーブルを実際に自宅に引き込む必要、つまり届ける必要があり、日本中にある家屋や建物に有線の光回線を届けるためには、町中を縦横無尽に、網の目のように有線ケーブルを引き回す必要があります。
それが可能なのは、既に何らかのインフラを担っている事業者で、既存の設備を利用して光回線サービスを行うことが殆どです。
具体的な実際に敷設運用管理されている光回線としては
- NTT東西の「フレッツ光」(固定電話事業)
- KDDIの「auひかり」(東京電力の光回線事業の買収とフレッツ光の利用していない部分であるダークファイバーの利用)
- ソニーネットワークコミュニケーションズの「NURO光」(フレッツ光の利用していない部分であるダークファイバーの利用)
が全国展開のサービスをしていて、他には電力会社が既存の電気設備を用いて、電力管内のみでサービスを展開する、オプテージの「eo光」(関西電力)などがあり、更に限られたドメスティックエリアでサービスを行っている、ケーブルテレビ系の光回線サービスがあります。
この他には、企業間や一部の高層マンション向けなどの限られたニーズに対応している光回線があるだけで、実際に敷設されている光回線はそれほど多くありません。
光回線の通信速度には1ギガと10ギガのサービスがある
「従来の10倍の圧倒的な速さ!の×××光10ギガ」などの、キャッチーな宣伝コピーを見かけたことはありませんか?
このキャッチコピーの中身を解説すると、現在主流になっている光回線の通信速度は1Gbpsで、2024年になって本格的普及が始まっている新しいサービスとして、10Gbpsの光回線が登場しているということです。
通信速度はbpsの単位で表されて数値が大きいほど速く、1Gbpsの従来の光回線サービスよりも10Gbpsの光回線サービスの方が10倍の速さという意味です。
しかし、この通信速度の数値はサービス提供側による「公称値」と呼ばれるもので、計算上の理論値でしかなく、1Gbpsも10Gbpsも実際の利用ではそんな速度を利用することはできません。
1ギガと10ギガのサービスでは、通信速度に差があることは確かで、10ギガの方が速いのも間違いありませんが、10倍の差は現実としてついていません。
通信速度は利用するエリアや使っている機器や端末によっても大きく変わり、個人のインターネット利用環境ごとに大きく変わります。
現在の機器の多くは1Gbpsを最適に利用できる設計になっていることが多く、10Gbpsを利用するのに最適な機器はまだ少なく高価で、月額料金なども10ギガのサービスの方が高く、利用できるエリアもまだ少ない上に、マンション集合住宅では殆ど利用することができません。
実際の利用に際しても、1ギガの光回線サービスで通信速度が不足するケースは極めて例外的で、家族みんなで自由に利用しても不足の無い、利用しやすい1ギガの光回線サービスが、現在のところでは初めての光回線におすすめだと言えます。
自宅で利用できる光回線は?
前述のように、光回線は有線の光ファイバーケーブルを利用するため、ご自宅が提供エリアになっていて光回線を自宅に導入する必要があり、どんな光回線でもご自宅で使えるとは限りません。
戸建てで利用する場合とマンション集合住宅で利用する場合では異なってきます。
一戸建ての場合
一戸建て住宅で光回線を利用する場合は、近くまで来ている(=提供エリアになっている)光回線を自宅に引き込み工事を行います。
提供エリアになっていない光回線は、利用することができません。
光回線ごとに、提供エリアは異なっています。
市町村単位で提供エリアになっていても、その中の全戸が利用できるわけではなく、詳細を確認する必要があります。これは全県単位でも同じで、提供エリアになっている県内でも、利用できる場所と利用できない場所が存在しています。
また、全国展開をしている光回線サービスでも、必ずしも全県で提供されているわけではありません。
auひかり
KDDIが全国展開している「auひかり」で戸建て利用のホームタイプ提供エリア(1Gbpsサービス)は、限られたエリアしか展開していません。
「auひかり」は、提供している具体的なエリアとして、以下の地域でのみ利用できます。
【北海道エリア】 北海道
【東北エリア】 青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島
【関東エリア】 東京都、神奈川、千葉、埼玉、群馬、茨城、栃木
【信越エリア】 新潟、長野
【中部エリア】 山梨
【北陸エリア】 石川、富山、福井
【中国エリア】 鳥取、岡山、島根、広島、山口
【四国エリア】 香川、徳島、愛媛、高知
【九州エリア】 福岡、大分、佐賀、宮崎、熊本、長崎、鹿児島
大阪を含む関西エリアと名古屋を含む東海エリアでは、auひかりを利用することができません。
を利用して、住所から導入可能か調べることが出来ます。
NURO光
(出典:NURO公式)
NURO光は主流の通信速度が2Gbpsですが、auひかりよりも狭いエリアでしか利用することができません。
【北海道エリア】 北海道
【関東エリア】 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県
【東海エリア】 愛知県、静岡県、岐阜県、三重県
【関西エリア】 大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県
【中国エリア】 広島県、岡山県
【九州エリア】 福岡県、佐賀県
フレッツ光
光回線ではNTT東西の「フレッツ光」だけが、47都道府県全県を提供エリアとしてカバーしています。
単に全県に供給しているだけでなく、フレッツ光は人口密度の低い都心部から離れたエリアでも利用できる場所が多いことが特徴で、正確な数字は公表されていませんが、フレッツ光の人口エリアカバー率として、東日本では概ね95%以上、西日本では概ね93%以上だと言われています。
日本中のどこでも利用が可能になっている光回線「フレッツ光」が、初めての光回線には最適です。
圧倒的に広い提供エリアを持つフレッツ光ですが、残念ながら100%には到達していません。
そのため、ご自宅で利用できるかどうか?については、詳細を確認する必要があります。
お住まいの住所によって、検索するサイトが変わります。
NTT西日本エリア
富山県 / 石川県 / 福井県 / 岐阜県 / 静岡県 / 愛知県 / 三重県 / 滋賀県 / 京都府 / 大阪府 / 兵庫県 / 奈良県 / 和歌山県 / 鳥取県 / 島根県 / 岡山県 / 広島県 / 山口県 / 徳島県 / 香川県 / 愛媛県 / 高知県 / 福岡県 / 佐賀県 / 長崎県 / 熊本県 / 大分県 / 宮崎県 / 鹿児島県 / 沖縄県
NTT東日本エリア
北海道 / 青森県 / 岩手県 / 宮城県 / 秋田県 / 山形県 / 福島県 / 茨城県 / 栃木県 / 群馬県 / 東京都 / 埼玉県 / 千葉県 / 神奈川県 / 山梨県 / 新潟県 / 長野県
サービスエリアの詳細や、詳しい導入の可否については、下記サイトへお問い合わせください。
NTT東日本 提供エリア検索
NTT西日本 提供エリア検索
マンション集合住宅の場合
マンション集合住宅での光回線利用は、戸建て利用の場合とは大きく事情が異なります。
建物の近くまで来ている光回線を各戸がそれぞれ引き込むのは、物理的に無理がある上に景観も変わってしまうので、基本的には建物の共有スペース内まで引き込み工事が完了している光回線を、建物内の配線を利用して各戸に届けるスタイルになります。
そのため、原則として共有スペース内まで引き込み工事が完了している光回線しか、その建物では利用することができません。
前述の「auひかり」「NURO光」は、建物の共有スペース内まで引き込み工事が完了しているケースは、残念ですが極めて少なくなっています。
NTT東西の光回線「フレッツ光」は、日本中の数多くの建物の共有スペース内まで引き込み工事が完了していることが多く、初めての光回線に最適です。
初めてだから早く使いたい!開通までが早いのは?
光回線サービスは、申し込みをして直ぐに利用することはできません。
戸建てやマンション利用を問わず、光回線でインターネットを使うためには回線の導入工事が必要になります。
光回線の導入工事には契約者側の立ち会いが必要で、自分のスケジュールと工事を行う業者の空きを擦り合わせて、具体的な工事日を確定させます。
たとえば、自分のスケジュールが明日立ち会い可能であっても、業者の空きスケジュールが数ヶ月先であれば、開通するまでに数ヶ月を要することになります。
申し込みから開通するまでの期間は、光回線によって異なっています。
初めての光回線だからこそ、申し込んでから一日でも早く利用したいですよね。
auひかりの開通までの期間
「auひかり」が開通するまでの期間目安は、マンション集合住宅で概ね2週間から1ヵ月程度・戸建てでは概ね1ヵ月から2ヵ月程度になっています。
NURO光の開通までの期間
「NURO光」が開通するまでの期間目安は、マンション集合住宅タイプで、2ヵ月から3ヵ月程度・一戸建てで1ヵ月から3ヵ月程度になっています。
エリアによっては、更に時間が掛かることも有ります。
たとえば、福岡県・佐賀県・岐阜県・北海道エリアは、工事状況によってはさらに1~2カ月程度は余分に期間を見ておく必要があります。
「auひかり」「フレッツ光」の回線工事は1回で完了しますが、「NURO光」は、「宅内工事」「屋外工事」を基本的に別日程の2日に分けて行われます。
どちらも立ち会いが必要で手間が掛かり、スケジュールの調整をすれば、さらに開通までの期間が延びます。
フレッツ光の開通までの期間
「フレッツ光」が開通するまでの期間目安は、概ね2週間から1ヵ月程度になっています。
フレッツ光が他の光回線と比較して開通までの期間が短い理由は、古くから固定電話事業を行っていたNTT東西では、全国に数多くの手の良い工事業者を抱えているため、柔軟な対応が可能になっています。
また、前述のようにauひかりの多くや、NURO光ではフレッツ光の使っていないダークファイバーの利用をしているため、社内調整が必要なのに加えて社外であるNTT東西とも調整をする必要があります。
特に混雑する時期では、NTT東西が自社で運営するフレッツ光を優先するケースもあります。
早く利用をスタートしたい初めての光回線に最適なのは、NTT東西の光回線「フレッツ光」です。
光回線の工事内容は?
光回線を導入するのに必要な、工事内容について簡単にご説明しましょう。
前述のように、戸建てとマンション利用では工事内容が異なります。
一戸建ての工事内容
(出典:NTT東日本)
戸建て住宅で光回線を利用する場合は、近くまで来ている(=提供エリア)光回線を自宅にダイレクトに引き込む工事を行い、ご希望の部屋に光コンセントを設置します。
光コンセントからONUと呼ばれる光終端装置に接続されて、光信号をデジタルデータに変換することで、スマートフォンやパソコンなどで利用できるようになります。
Wi-Fiを利用するためには、ONUにWi-Fiルーターを接続します。
Wi-Fiルーターをレンタルしている光回線サービスもありますが、安価なタイプなら数千円から購入することも可能です。
光回線サービスを代理店で契約すると、Wi-Fiルーターがプレゼントされる企画も開催されています。
マンション集合住宅の工事内容
(出典:NTT東日本)
マンション集合住宅では、建物の共有スペース内まで引き込み工事が完了している光回線を、スプリッタと呼ばれる機器で分配されて各戸に建物内の配線設備を通じて繋がります。
これは「光配線方式」と呼ばれる建物内の配線が光回線で各戸に届くもので、他の配線方式としては「VDSL方式」「LAN配線方式」があり、光配線方式と比較すると通信速度の最高値が落ちます。
配線方式は選択することができず、建物に依存します。
無派遣工事だけで開通できればさらに早い
(出典:NTT東日本 一部改変)
回線工事には、工事業者が出向いてきて契約者の立ち会いが必要な「派遣工事」と、NTT局舎内で行う「無派遣工事」の2つがあり、これを合わせて光回線の導入工事になります。
これは、どんな光回線でも変わりません。
しかしフレッツ光は例外的に、利用状況が整っている場合には派遣工事が不要になり、無派遣工事だけで完了するケースがあります。
無派遣工事だけで開通できれば、面倒な立ち会いが必要なくなり、最短で1週間程度に期間を短縮できます。
実際に無派遣工事だけで完了するかについては、光回線サービスの申し込みを行って、NTT側が調査を行わなくては確定しません。
無派遣工事になる利用状況が整っている一つの目安として、以下の差し込み口があることが挙げられます。
初めてだから安心して利用したい!
光回線は物販とは異なる通信サービスの購入になりますから、導入工事を経て自分の環境下で実際に使ってみるまでは、本当の通信品質については体感や確認することができません。
初めて光回線を導入するなら、この光回線を導入しても本当に使える通信品質なのか?不安はつきまといますよね。
現代はインターネット社会で、ある程度フィルターの掛かっている可能性のある一般メディア以外に、個人での評価を発信する手段が数多くあり、悪い評価のサービスの場合は良い評価のサービスよりも拡散するのが速くなっています。
実際に使ってみるまで解らない光回線のサービスは、数多くのユーザーが継続して利用しているシェアの高いことが、安心して利用できる大きな一つの目安になります。
実際に利用されている、光回線のシェアを見てみましょう。
利用者が多ければ安心して利用できる目安になる
(出典:MM総研)
このグラフは、MM総研による2023年12月に公表された、「ブロードバンド回線事業者の加入件数調査」(2023年9月末時点)からの引用データで、利用されている光回線のシェアを表しています。
一目瞭然ですが、最も多くのユーザーに利用されているのはNTT東西の光回線「フレッツ光」で、全体の6割近いシェアを占めています。
初めての光回線で安心して利用できるのは、NTT東西のフレッツ光です。
初めての光回線だからこそ安く利用したい!
提供エリアや開通までの早さ、安心して利用できる高いシェアなど、初めての光回線にはフレッツ光がおすすめです。
初めての光回線だから安く利用したい!という思いにも、フレッツ光は合致します。
「光コラボ」ならコスパ良く利用できる
(出典:NTT西日本*一部改変)
インターネットを利用するためには、回線に加えて接続業者プロバイダが必要になります。
これは、どんな回線でも例外ではありません。
スマホプランなどでもプロバイダは存在していて、回線とプロバイダがワンセットになって、月額料金として設定されているので、ユーザーは意識しないだけです。
光回線のフレッツ光を提供しているNTT東西では、直接プロバイダ業務の提供をおこなっていません。
そのため、NTT東西と回線契約を行うのと別に、接続業者プロバイダとの契約をする利用方法もありますが、これは個人の新規契約では殆どメリットが無く、ビジネス利用などの法人契約の主流になっています。
現在個人契約の主流になっている、フレッツ光の安価な利用方法として、「光コラボ」があります。
光コラボは、光回線のフレッツ光をNTT東西が接続業者プロバイダに卸提供して、プロバイダが自社業務と回線をワンセットにしてサービスを提供する、フレッツ光の合理的で安価な利用形態です。
そのため、フレッツ光が利用できる場所や建物では、数多くの光コラボを利用することができます。
光コラボを提供している事業者は、NTT東日本エリアで530社・NTT西日本エリアで235社と多数あり、「ドコモ光」も「ソフトバンク光」も光コラボの一つです。
激しい競争下の中で、光コラボは月額料金も安くなる傾向になります。
初めての光回線には、便利なフレッツ光を安価に使える「光コラボ」の契約がおすすめです。
お得な契約窓口は?
光コラボは公式HPからも申し込みができますが、代理店契約の方がキャッシュバックを得られる分だけお得になります。
公式で特典が出ている場合では、代理店独自の特典との両取りも可能で更にお得になります。
月額料金も同じで、回線導入してからのサポートも同じであり、代理店で契約する不利益は何もありません。
代理店は複数の光コラボを扱っていますので、お得なだけでなく自分の利用に合った提案を受けることができて、初めての光回線を契約する窓口に最適です。
「光コラボ」+「セット割」が通信費トータル費用を安くする
数多くの事業者がしのぎを削っている光コラボでは、サービス内容も充実しています。
支払い費用面に大きく影響するサービスとして、光回線と特定のスマホプランを組み合わせて併用することで、毎月のスマホ代を家族分まで含めて割引をする「セット割」があります。
知名度が高い例として、ドコモのスマホプランと「ドコモ光」を併用するセット割、ソフトバンクのスマホプランと「ソフトバンク光」を併用するセット割などの、大手通信キャリアが積極的に推しているセット割があります。
セット割を活用することで、通信費トータル費用は安くなるのは確かですが、自宅に光回線があればスマホもWi-Fiを利用するので、通信キャリアで契約しているスマホプランのギガを消費する量は、外出時のWi-Fiが使えない場所での利用に限定されて大幅に減ります。
多くのスマホユーザーは月に3GB程度のプランで、賄うことが可能になります。
しかし、大手通信キャリアでは小容量プランは割高であり、セット割を適用してもコスパは良くありません。
小容量プランでコスパ良く利用するには、「格安SIM」や安価に設定されている「サブブランド」への乗り換えが最適です。
セット割を適用しなくても、通信キャリアでセット割を適用するよりも安くなっています。
それらの安価な月額料金のスマホプランに、セット割が適用できれば更に安くなります。
格安SIMは安価な月額料金が設定されているため、そこから割り引くのは本来難しいのですが、数多い選択肢のある光コラボには、格安SIMでも組み合わせてセット割が適用できるものがあり、サブブランドでもセット割が適用される光コラボがあります。
初めての光回線でコスパ良く使うためには、「光コラボ」+セット割が適用される「格安SIM」もしくは「サブブランド」に乗り換えが最適です。
現在ご利用中のスマートフォンを、そのまま継続利用することができる、コスパの良い光コラボとスマホプランにセット割の組み合わせを、具体的にご紹介しましょう。
ドコモスマホ利用者は「@TCOMヒカリ」+「LIBMO」のセット割
(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)
ドコモで購入したスマホをご利用中ならば、セット割が適用される格安SIMでドコモ回線を使う「LIBMO」に乗り換えて、光コラボは「@TCOMヒカリ」を初めての光回線として導入するのが最適です。
@TCOMは、大手の通信会社ドコモ光のタイプBのプロバイダやauヒカリのプロバイダにも採用されている高い信頼度があり、その光コラボである「@TCOMヒカリ」は安価な月額料金に加えて、格安SIM「LIBMO」でセット割の適用が受けられます。
@TCOMヒカリの月額料金は、マンション4,180円・戸建て5,610円です。
「格安SIM」LIBMOのセット割
(出典:LIBMO公式)
格安SIMの「LIBMO」はドコモ回線を利用しているので、ドコモで購入したスマートフォンを継続利用ができます。
LIBMOはドコモから「エコノミーMVNO」の認定を受けている信頼性があり、全国のドコモショップでも取り扱われているドコモが認めている格安SIMです。
光回線の@TCOMヒカリと格安SIMのLIBMOを併用する事で、スマホ1台につき毎月220円のセット割が最大5契約まで適用が受けられます。
〇納得プラン | |||
データ容量 | 通常料金 | @T COMヒカリ 月額割引額 |
実質金額 |
3GBプラン | 980円 | 1回線 220円/月割引 | 760円 |
8GBプラン | 1,518円 | 1回線 220円/月割引 | 1,298円 |
20GBプラン | 1,991円 | 1回線 220円/月割引 | 1,771円 |
30GBプラン | 2,728円 | 1回線 220円/月割引 | 2,508円 |
自宅ではWi-Fiを利用するので、前述のように最適なスマホプランは3GB程度であり、LIBMOの3GBプランは、セット割を適用すれば月額760円の安さです。
家族3人で光回線の@TCOMヒカリ、スマホプランはドコモからLIBMOに乗り換えた時の、セット割を適用した通信費トータル費用を計算してみましょう。
@TCOMヒカリ | スマホ3GBプラン | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,180円 | 760円 | 3人 | 6,460円 |
戸建て | 5,610円 | 760円 | 3人 | 7,890円 |
自宅で高速の光回線を無制限利用できるWi-Fiと、スマホプランの家族3人分の通信費トータル費用は、マンション集合住宅では6,460円、戸建てでは7,890円という安さです。
これは、ドコモ回線のスマホプランと自宅光回線の通信費トータル費用で、最安値級の料金だと言えます。
キャッシュバック
@TCOMヒカリでは、キャッシュバックキャンペーンを行っています。
キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。
工事費無料キャンペーン
光回線を導入する場合には、回線の導入工事費が発生します。
@TCOMヒカリの工事費は、戸建てでもマンションでも最大22,000円がかかりますが、導入工事費が実質無料になるキャンペーンを行っています。
12ヵ月間月額料金の割引
新規契約で契約から12ヵ月間、月額料金が割り引かれます。
戸建てタイプでは月額440円が割引され、マンションタイプでは月額330円が12ヵ月割引されます。
auスマホ利用者は「ビッグローブ光」+「UQモバイル」のセット割
(出典:ビッグローブ光申込サイト)
auで購入したスマホをご利用中ならば、セット割が適用されるauのサブブランドの「UQモバイル」に乗り換えて、光コラボは「ビッグローブ光」を初めての光回線として導入するのが最適です。
老舗プロバイダのビッグローブが提供する光コラボの「ビッグローブ光」は、auと全く同じ電波と回線を使うのに、安価に利用することができるサブブランドUQモバイルにセット割が適用され、通信費トータル費用を下げることができます。
ビッグローブ光の月額料金は、一戸建てタイプで5,478円・マンションタイプで4,378円です。
「サブブランド」UQモバイルのセット割
(出典:UQ mobile公式サイト)
auのサブブランドとして同じKDDIが提供している「UQモバイル」は、auと全く同じ回線を利用しているので、auで購入したスマートフォンを継続利用ができます。
光回線のビッグローブ光とauのサブブランドのUQモバイルを併用する事で、スマホ1台につき最大毎月1,100円のセット割が10契約まで適用が受けられます。
トクトクプラン | コミコミプラン | ミニミニプラン | ||
1GB未満 | 15GB | 20GB | 4GB | |
月額料金 | 2,277円 | 3,465円 | 3,278円 | 2,365円 |
セット割 | 1,100円 | 1,100円 | 0円 | 1,100円 |
割引後 | 1,177円 | 2,365円 | 3,278円 | 1,265円 |
自宅ではWi-Fiを利用するので、前述のように最適なスマホプランは3GB程度であり、UQモバイルの4GBプランであるミニミニプランは、セット割を適用すれば月額1,265円の安さです。
家族3人で光回線のビッグローブ光、スマホプランはauからUQモバイルに乗り換えた時の、セット割を適用した通信費トータル費用を計算してみましょう。
ビッグローブ光 | UQモバイル | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 3人 | 7,986円 |
戸建て | 5,478円 | 1,265円 | 3人 | 9,086円 |
*auPAYカード支払い割187円も適用した場合
自宅で高速の光回線を無制限利用できるWi-Fiと、スマホプランの家族3人分の通信費トータル費用は、マンション集合住宅では7,986円、戸建てでは9,086円という安さです。
キャッシュバック
ビッグローブ光では代理店契約で、キャッシュバックキャンペーンを行っています。
キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。
工事費無料キャンペーン
光回線を導入する場合には回線の導入工事費が発生します。
ビッグローブ光の導入には最大で28,600円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンを行っています。
引っ越し移転時の工事費用が無料
ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になっています。
ソフトバンクスマホ利用者は「ソフトバンク光」+「ワイモバイル」のセット割
(出典:ソフトバンク光申込サイト)
ソフトバンクで購入したスマホをご利用中ならば、セット割が適用されるソフトバンクのサブブランドの「ワイモバイル」に乗り換えて、光コラボは「ソフトバンク光」を初めての光回線として導入するのが最適です。
ソフトバンク光の月額料金は、一戸建てタイプで5,720円・マンションタイプで4,180円です。
「サブブランド」ワイモバイルのセット割
(出典:ワイモバイル公式)
ソフトバンクのサブブランドとして同じソフトバンクが提供している「ワイモバイル」は、ソフトバンクと全く同じ回線を利用しているので、ソフトバンクで購入したスマートフォンの継続利用ができます。
光回線のソフトバンク光とソフトバンクのサブブランドのワイモバイルを併用する事で、スマホ1台につき最大毎月1,650円のセット割が10契約まで適用が受けられます。
シンプル2 | |||
プラン名 | S | M | L |
容量 | 4GB | 20GB | 30GB |
基本月額料金 | 2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
セット割 | 1,100円 | 1,650円 | 1,650円 |
割引後 | 1,265円 | 2,365円 | 3,465円 |
自宅ではWi-Fiを利用するので、前述のように最適なスマホプランは3GB程度であり、ワイモバイルの4GBプランであるプランSは、セット割を適用すれば月額1,265円の安さです。
家族3人で光回線のソフトバンク光、スマホプランはソフトバンクからワイモバイルに乗り換えた時の、セット割を適用した通信費トータル費用を計算してみましょう。
ソフトバンク光 | ワイモバスマホ | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,180円 | 1,265円 | 3人 | 7,788円 |
戸建て | 5,720円 | 1,265円 | 3人 | 9,328円 |
*PayPayカード支払い割187円も適用した場合
自宅で高速の光回線を無制限利用できるWi-Fiと、スマホプランの家族3人分の通信費トータル費用は、マンション集合住宅では7,788円、戸建てでは9,328円という安さです。
キャッシュバック
ソフトバンク光では代理店での契約で、キャッシュバックキャンペーンを行っています。
キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。