昨今の働き方改革やリモートワークの影響により、自宅で過ごす時間が増えているのではないでしょうか。かつては外での気晴らしが中心でしたが、自宅で過ごすことに慣れた方もいると思います。
自宅での楽しみ方は様々ですが、やはり定番は映画観賞でしょう。軽いご飯を作り、食べながら観る映画は映画館での鑑賞とひと味違った楽しみ方でもあります。特に近年はAmazonプライムやHuluなど動画配信サービスが豊富なため、作品に事欠くはないでしょう。
そんなホームシアターを楽しみたいのに、以下のような悩みを抱えていませんか。
「せっかくドラマのクライマックスなのに、動画がカクカクする・・・」
「アクションが多い場面になると、画質がガクッと低下する。見にくいな・・・」
そこで今回はホームシアターがバッチリ鑑賞できるくらい快適な通信速度を誇る光回線をご紹介します。
今後の流れとして、より多くのコンテンツが動画配信サイトに流れてくることでしょう。見逃しのドラマや映画作品が各サイトで即日配信されているのが、その証拠です。今回の記事を参考にしていただき、ホームシアターをより充実していただければと思います。
サクサクと鑑賞するためには、どれくらいの通信速度が必要か?
まずこの章ではホームシアターをサクサクと鑑賞するためには、どれくらいの通信速度が必要なのかをご紹介します。より速い通信速度を持った光回線は確かに理想ですが、コストの部分がどうしても高くなりがちです。コストと通信速度のバランスを知るためにも、ホームシアターをサクサクと鑑賞できる速度を知っておきましょう。
ホームシアターに最適な通信速度はズバリ、5Mbps~30Mbpsあれば十分です。
各動画配信サービスでオススメの通信速度は以下となっています。
動画配信サービス名 | 各サービスがオススメする通信速度 |
Amazonプライム | SD画質:0.1Mbps
HD画質:3.5Mbps 4K画質:15Mbps |
ネットフリックス | SD画質:3.0Mbps
HD画質:5.0Mbps 4K画質:25Mbps |
Hulu | 5Mbps前後 |
各配信サイトの推奨値を見ると最低5Mbpsの速度が出れば、映画鑑賞に差し支えない数値になります。ただし、大好きな作品を最高の画質で見たいという方もいるかと思います。その場合には、4K画質に合わせて、30Mbpsの速度に対応する光回線にしておく必要があります。
特に画質にはこだわらないから、5Mbpsの速度で十分かなと思った方もきっといるでしょう。もちろん、その選び方でも悪くはありません。
しかし、現代の環境を考慮すると、もう少し通信速度が出る光回線にすることをオススメします。なぜなら、これから先の時代はもっとネットワークでつながるサービスや機材が増えてくるからです。
例えば、スマート家電がその最たる例でしょう。今やネットワークを介して、家電を操作することが可能になっています。この傾向はより加速していくため、数年後にはより多くのサービスがネットワークとつながっていることでしょう。
そのため、平均が5Mbpsの光回線と契約してしまうと、今後のホームシアターライフに影響が出てしまう可能性があります。ホームシアターを鑑賞中にネットワークとつながったアイテムを使うと、画質が荒くなる。こんな事態では元の木阿弥です。
よって、必要な通信速度より余裕がある光回線を選ぶことをおススメします。今回の記事ではオススメの光回線を3つご紹介します。詳しくは第三章でご説明します。
通信速度ってどうやって調べるの?
前章ではホームシアターをサクサクと観るために必要な通信速度についてご紹介しました。
この章では通信速度の調べ方についてご紹介します。
おそらく前章を読んだ方の中には、こう思った方もいることでしょう。
「必要な通信速度は分かった。でも通信速度ってどうやって測るの?」
「今の通信環境だと、どれくらいの速度が出るのかな。」
想像すると難しいように思えますが、通信速度の測り方はシンプルです。手順は以下のとおりとなります。
手順①:Google検索で「スピードテスト」と調べます。
手順②:検索上位に「インターネット速度テスト」が表示されます。
手順③:「速度テストを実行」ボタンを押下すると、現在の通信速度が判明する。
たった3ステップで現在の通信速度を知ることができます。現在の通信速度を知ることで様々な問題が発生した場合の解決の糸口になります。
例えばホームシアターを鑑賞中に動画がカタカタした場合、多くの方は通信環境を疑うことでしょう。接続している通信状態を調べる過程で、通信速度を知ることができれば、より原因究明につながります。通信速度が1Mbps以下の場合は明らかに通信速度に問題があります。その場合は通信機器の再起動を行うなどの対応をしましょう。
また仮に通信状態や通信速度に異常がない場合には、ディスプレイ側や配信サービス自体の問題が疑われます。このように通信速度を知ることができれば、画質に問題が発生した場合の原因を絞ることができます。
他にも現在の通信速度を知ることで、乗り換え検討中の光回線と比較も可能となります。通信速度に優れ、コストも今より低いとなれば乗り換えない手はないはずです。
もちろんサイトで広告されている通信速度は理論上の数値なので、出ることはありません。しかし目安になることは間違いないため、現在の通信速度を調べた後に比較検討の材料にしましょう。
ホームシアターをサクサク鑑賞するためのオススメ光回線3選!
ここまではホームシアターをサクサクと鑑賞するために必要な通信速度と通信速度の調べ方をご紹介しました。最後にこの章ではホームシアターをサクサクと鑑賞したい方へオススメの光回線を3つご紹介します。
@TCOMヒカリ
オススメの光回線1つ目は「@TCOM(アットティーコム)ヒカリ」です。@TCOMヒカリとはNTTのフレッツ光回線を利用した光回線とプロバイダの@TCOM(アットティーコム)がコラボレーションして提供している光回線です。
@TCOMヒカリは通信速度において、他のネット回線を圧倒するスペックを有しています。@TCOMヒカリの光回線ではスペック上、最大1Gpbsの速度が可能になっています。各動画配信サービスが推奨する4K画質の通信速度は30Mbpsです。推奨値から考えると、1Gbpsがどれだけ規格外かがよく分かります。単純計算をすると、30倍もの通信速度となるため、高画質でストリーミングをしてもサクサクと鑑賞が可能です。
以下に戸建てとマンションタイプの料金表(税込)をまとめました。ぜひ参考にしてください。
戸建て(ファミリータイプ) | マンションタイプ | |
月額料金 | 5,610円 12ヵ月 1,320円割引 |
4,180円 12ヵ月 990円割引 |
事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 |
初期工事費 | 19,800円 実質無料 |
16,500円 実質無料 |
キャッシュバック金額 | 28,000円 | 25,000円 |
1年間の実質月額料金 | 2,231円 | 1,381円 |
※実施料金は、事務手数料+工事費用分割金額+月額料金12か月からキャッシュバック金額差し引いたプランです。
フレッツ光
オススメの光回線2つ目は「フレッツ光」です。フレッツ光は大手通信会社「NTT東日本・NTT西日本」が提供する光回線となっています。
フレッツ光クロスはスペック上の数値ではありますが、10Gbpsの通信速度を誇っています。この数値はソフトバンク光と比べて、10倍以上の数値となっています。ただし、このタイプは戸建て向けプランしか提供されていないので要注意です。それでもマンションタイプの最大通信速度は1Gbpsとなっているので、十分なスペックを有しています。
フレッツ光のもう一つの強みは何と言っても、広大なエリアをカバーしている点です。NTT東日本・西日本でそれぞれのエリアをカバーしているため、サービス対象外のエリアはほとんどありません。通信業者によってはエリア対象外となることも少なくありません。その点、フレッツ光に申し込みたい場合は安心して申し込むことが可能です。
以下に戸建てとマンションタイプの料金表(税込)をまとめました。ぜひ参考にしてください。
戸建て(ファミリータイプ) | マンションタイプ | |
月額料金 | 4,730円 | 3,355円 |
事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 |
初期工事費 | 19,800円
分割:550円×30回 |
16,500円
分割:440円×30回 |
キャッシュバック金額 | 45,000円(事業向けのみ) | 45,000円(事業向けのみ) |
1年間の実質月額料金 | 1,805円 | 320円 |
※掲載しているプランはNTT西日本エリアのフレッツ光ネクストのプランです。またマンションタイプは16契約以上あるマンションタイプを想定した数値です。
※この金額に別途プロバイダ料金が加算されます。
@nifty光
オススメの光回線3つ目は「@nifty光」です。知名度こそ、前述の2つには劣りますが、通信速度に関しては引けを取りません。
通信速度を表彰するRBB SPEED AWARDで、@nifty光は2019年に優秀賞を受賞しています。RBB SPEED AWARDの調査では下りの速度で194.82Mbpsを記録しています。この数値はスペック上の速度ではなく、実際の通信速度になるので信頼できる数値となります。
@nifty光では豊富なオプションも魅力のひとつです。Wi-Fiルーターのレンタルサービスやセキュリティ、光電話も提供しています。期間限定で無料キャンペーンを実施しているので、光回線の契約時に色々見直したい方にとっては大変オススメです。
以下に戸建てとマンションタイプの料金表をまとめました。ぜひ参考にしてください。
戸建て(ファミリータイプ) | マンションタイプ | |
月額料金 | 5,060円 | 3,828円 |
事務手数料 | 2,200円 | 2,200円 |
初期工事費 | 19,800円
分割:660円×30回 |
16,500円
分割:550円×30回 |
キャッシュバック金額 | 22,000円 | 22,000円 |
1年間の実質月額料金 | 4,070円 | 2,728円 |
※掲載しているプランは事務手数料+工事費用分割金額+月額料金12か月からキャッシュバック金額差し引いたプランです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はホームシアターに欠かせないオススメの光回線をご紹介しました。また併せてホームシアターをサクサクと鑑賞するために必要な通信速度をご紹介しました。
ホームシアターは大切なリラックスタイムとなるため、快適な環境で視聴したいですよね。今回はそんなホームシアターを充実させるための情報を紹介しました。改めて、振り返っていきましょう。
まず第一章ではホームシアターをサクサクと鑑賞するために必要な通信速度をご紹介しました。サクサクと鑑賞するためには、およそ5Mbps~30Mbpsの通信速度があれば十分です。もちろん、より高画質で鑑賞する場合には5Mbpsでは足りません。各動画配信サービスによると、高画質で視聴したい場合には25Mbpsの通信速度が必要になってきます。
また高画質を求めない方でも将来的な目線に立つと、5Mbpsより上の通信速度を持つ光回線をオススメします。今後はあらゆる家電やサービスがネットワークを介すことは間違いありません。よりネットワークを必要とする機材が増えることを考えると、5Mbpsでは足りなくなる可能性があります。そのため、5Mbpsより上の通信速度となる光回線と契約した方がよいでしょう。
次に第二章では通信速度の計測方法をご紹介しました。通信速度はGoogleを用いることで簡単に計測することができます。Google検索で「スピードテスト」と検索し、「速度テストを実行」ボタンを押下すれば計測が始まります。現在の通信速度を知ることは問題発生時に役立ちます。画質が荒くなった場合、通信速度に異常があればこの計測方法で判明します。通信に問題がないと分かれば、ハード周りに問題を絞ることができます。問題発生時に原因の切り分けが行えるので、大変便利な計測方法となります。
最後に第三章ではホームシアターにオススメの光回線を3つご紹介しました。
快適なホームシアターライフに向いている光回線は以下の3つになります。
サブスクリプションで簡単に契約できる動画配信サービスは今後も発展を続けることでしょう。特にAmazonプライム・Hulu・ネットフリックスは今後も拡大していき、観ることのできない映画やドラマがなくなる日も近いのでは?と思っています。
2020年を境に私たちの生活スタイルは大きく変化しました。今後はホームシアターがより充実していくことは間違いありません。今回の記事を参考にしていただき、光回線を検討してみてはいかがでしょうか。
光コラボの比較はこちらを参考にしてください。