前々から計画していた楽しみな引っ越し、思いがけない急な引っ越しなど、どちらにせよ引っ越しには色々な手続きなどの手間がかかります。
そんな中で、意外と「わからない」が発生するのが、自宅で利用しているインターネットのWi-Fiです。
お忙しい中での「わからない」は、ちょっとイライラしますよね。
自宅でWi-Fiをご利用になっている方が引っ越しをする場合の、「わからない」について解説するだけでなく、引っ越し先でのお得な利用方法についてもご提案いたします。
「モバイルルーター」利用者のわからない
自宅のWi-Fiにモバイルルーターを利用しているユーザーが引っ越しをする場合、Wi-Fiを継続して引っ越し先で使うことに、何ら問題はありません。
モバイルルーターは、Wi-Fi環境をどこにでも持ち運べるのが最大のメリットで、住居が変わっても利用方法は同じです。
ただし、同じような電波を利用できる環境であるかについては、実際に転居先で利用してみるまでは解りません。
建物の構造や使っている通信会社のアンテナ基地局までの距離、周りの環境などによっても電波利用状況は大きく変わりますし、同じ電波を利用しているエリア内のユーザー密度によっても変わります。
WIMAX系のモバイルルーター・楽天モバイルのモバイルルーターをご利用中の場合は、特に利用状況が大きく変わる可能性があります。
WIMAX系はKDDIグループが運営していますが、au回線に比べて電波の届く範囲は狭く、引っ越し先で実際に利用してみると、全然使い物にならないケースもありますし、それまでよりも安定して速くなる場合もあります。
楽天モバイルはアンテナ基地局の数が、3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)と比較すればまだまだ不足していることと、現在利用できる周波数帯(電波)の特性が、障害物に弱く遠くまで届きにくいため、利用できる回線品質は引っ越し先で利用してみるまで解りません。
楽天モバイルのモバイルルーターは、楽天回線の電波が利用できない状況の時は、au回線が利用できるようになっていますが、微弱でも楽天回線が使える場合にはau回線には接続されないため過信は禁物です。
引っ越し先で電波状態が良くない場合は?
引っ越し先でモバイルルーターの電波状況が芳しくない場合は、ユーザー側で改善することは極めて難しいと言えます。
ご自分の利用状況でモバイルルーターがベストなら、電波環境に左右されにくい別のモバイルルーターに乗り換えることを検討する余地が十分あります。
たとえば、クイックWiFiはクラウドSIM方式で、特定の通信会社の電波に依存せず、3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の電波の中から、利用する場所で最適な電波を自動的に選択してインターネットが利用できます。
3大キャリアでも日本全国100%は繋がりませんが、場所によって繋がりやすさに得手不得手がキャリアごとにあるのも事実であり、クイックWiFiなら電波が利用できないリスクが最小限になります。
仮に引っ越し先でクイックWiFiでも利用できないようなら、8日間以内なら違約金無料でキャンセルすることができます。
今なら新規契約で8,000円のキャッシュバックを行っていて、月に100GB容量のプランが実質2年間の月額料金が3,385円で利用できます。
引っ越しを機に、安定して高速通信のできる「光回線」も検討の余地があります。
(*コスパ良く利用ができる、おすすめの光回線については後述します。)
「ホームルーター」利用者のわからない
自宅のWi-Fi利用のインターネット回線に、ホームルーターをご利用になっている方も、前述のモバイルルーターと同様に無線回線を利用しているため、引っ越し先が電波の利用できるエリアであれば継続利用ができます。
しかし、モバイルルーターとホームルーターとでは、引っ越し時の対処が異なっています。
引っ越しで利用する場所の変更手続きが必要
ホームルーターは、通信キャリア4社からそれぞれサービスが提供されています。
インターネット回線に無線を使うことではモバイルルーターと同じでも、ホームルーターの場合は原則として「利用場所が決められている」点が大きく異なります。(WIMAX系ホームルーターを除く)
ホームルーターはモバイルルーターやスマートフォンに比較して、効率よくインターネットを利用できる設計が成されていて、大きなデータ利用が可能になっています。
そこで、既存ユーザーの利用に影響が出ないように利用場所を特定することで、利用するアンテナ基地局の状況に至るまで通信会社は把握しています。
そのため、ホームルーターを引っ越し先(契約してあるのとは別の場所ですよね)に持っていき、契約している通信会社に連絡をせずに利用した場合には、通信会社側で直ぐに異常な利用が感知されて対処を受け、ユーザーは利用できない状況に陥ります。
事前に何月何日からどこで利用すると、引っ越しの詳細を通信会社に伝えて手続きを行うことで、引き続き利用することができるようになります。
WIMAX系ホームルーターは、WIMAX系の電波が他の通常運用している電波とは異なっていることと、モバイルルーターが主力であるため、利用場所の制限は特に設けられていませんが、引っ越しによる住所変更は、他のホームルーターと同様に手続きをする必要があります。
引っ越し先で電波状態が良くない場合は?
ホームルーターもモバイルルーターと同様に、電波が引っ越し先で同様に利用できなくなるケースがあります。
その場合は、ホームルーターを窓際に置いてみるなどの手を尽くしても、引っ越し先がアンテナ基地局まで遠い場合や、既に近くのアンテナ基地局の許容量が足りないケースでは、根本的な解決は難しいと言えます。
WIMAX系ホームルーターは、前述のモバイルルーターと同じ電波を利用するため、同様の電波が利用しにくい状況が発生する可能性がありますし、楽天モバイルのホームルーターは、モバイルルーターやスマホ契約とは異なり、楽天回線が利用できない場合にau回線の利用をすることができませんので、引っ越し先での継続利用は問題が起こる可能性があります。
引っ越し先で光回線が利用できる場所なら、安定した高速回線を利用できる光回線導入のご検討なさることをおすすめします。
「光回線」利用者のわからない
光回線でインターネットを利用しているユーザーは、利用している光回線サービスによって、対応が異なってきます。
光回線の種類としては、NTT東西の「フレッツ光」・KDDIの「auひかり」・ソニーネットワークコミュニケーションズの「NURO光」の全国展開をしている光回線サービス、電力会社から提供されている「電力系光回線」・ケーブルテレビ会社から提供されている「ケーブルテレビ系光回線」に大別できます。
引っ越し先でも、同じ光回線サービスの継続利用をお考えのケースからご説明します。
一戸建て住宅に引っ越す場合の継続利用
同じ光回線サービスの継続利用をする場合でも、光回線の利用には引っ越し先で新たな導入工事が必要になります。
利用している光回線サービスが、引っ越し先でも提供エリアになっている場合は、同じ光回線サービスを利用することができます。
提供エリアは、光回線サービスごとに大きく異なっています。
提供エリアになっていない場合、その光回線サービスは利用することができません。
詳細について、見ていきましょう。
ケーブルテレビ系光回線
ケーブルテレビ系の光回線は、提供エリアが極めて狭い範囲に限定されていることが多く、隣町への引っ越しでも利用できないケースが多くなっています。
電力系光回線
電力系の光回線は、自社の電力管内のみが提供エリアになっています。
同じ管内であっても、必ずしも提供エリアに引っ越し先がなっていないこともあり、詳細の確認が必要になります。
関西地区から関東エリアなど、異なる電力管内への引っ越しの場合は、継続利用することができません。
auひかり
auひかりは、全国展開をしている光回線サービスですが、名古屋を含む東海エリア・大阪を含む関西エリアは、利用できる提供エリアにはなっていません。
auひかりの都道府県別で提供エリアになっている詳細は、以下の通りです。
【北海道エリア】 北海道
【東北エリア】 青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島
【関東エリア】 東京都、神奈川、千葉、埼玉、群馬、茨城、栃木
【信越エリア】 新潟、長野
【中部エリア】 山梨
【北陸エリア】 石川、富山、福井
【中国エリア】 鳥取、岡山、島根、広島、山口
【四国エリア】 香川、徳島、愛媛、高知
【九州エリア】 福岡、大分、佐賀、宮崎、熊本、長崎、鹿児島
県内全域が提供エリアになっているとは限らず、利用できない場所もあるため、確認が必要です。
NURO光
(出典:NURO公式)
NURO光も全国展開をしている光回線サービスですが、提供エリアの都道府県はauひかりよりも少なくなっています。
【北海道エリア】 北海道
【関東エリア】 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県
【東海エリア】 愛知県、静岡県、岐阜県、三重県
【関西エリア】 大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県
【中国エリア】 広島県、岡山県
【九州エリア】 福岡県、佐賀県
提供されている都道府県でも、auひかり以上に利用できる場所は狭くなっているため、人口密度の低いエリアへの引っ越しでは、利用できないケースもあります。
フレッツ光・光コラボ
NTT東西の光回線「フレッツ光」は、光回線で唯一47都道府県全県を提供エリアとしてカバーしています。
全県をカバーしているだけでなく、他の光回線では利用できない都心部から離れた郊外や郡部でも利用できるケースが多く、正確な数字は公表されていませんが、フレッツ光の人口エリアカバー率として、東日本では概ね95%以上、西日本では概ね93%以上だと言われています。
フレッツ光の利用可否は、NTT東西のサイトで調べることができます。
お住まいの住所によって、検索するサイトが変わります。
NTT西日本エリア
富山県 / 石川県 / 福井県 / 岐阜県 / 静岡県 / 愛知県 / 三重県 / 滋賀県 / 京都府 / 大阪府 / 兵庫県 / 奈良県 / 和歌山県 / 鳥取県 / 島根県 / 岡山県 / 広島県 / 山口県 / 徳島県 / 香川県 / 愛媛県 / 高知県 / 福岡県 / 佐賀県 / 長崎県 / 熊本県 / 大分県 / 宮崎県 / 鹿児島県 / 沖縄県
NTT東日本エリア
北海道 / 青森県 / 岩手県 / 宮城県 / 秋田県 / 山形県 / 福島県 / 茨城県 / 栃木県 / 群馬県 / 東京都 / 埼玉県 / 千葉県 / 神奈川県 / 山梨県 / 新潟県 / 長野県
NTT東日本 提供エリア検索
NTT西日本 提供エリア検索
フレッツ光が利用できる場所なら「光コラボ」が使える
(出典:NTT西日本*一部改変)
光回線をインターネット利用する場合には、接続業者プロバイダが必要になります。
光回線とプロバイダをワンセットにしている光回線が多いのですが、NTT東西では直接プロバイダ業務を提供していないため、フレッツ光とは別にプロバイダを契約する利用方法もあります。
しかし、現在ではこの利用形態は個人契約では殆どメリットが無く、法人契約の主流になっています。
フレッツ光の個人契約での利用形態の主流になっているのは、プロバイダがフレッツ光の卸提供を受けてワンセットに提供している「光コラボ」です。
光コラボと聞いてピンと来ない方でも、「ドコモ光」や「ソフトバンク光」をご利用になっているユーザーも多いと思います。
NTT東日本エリアで530社・NTT西日本エリアで235社の事業者から光コラボは提供されていて、ドコモ光もソフトバンク光も光コラボの一つです。
そのため、フレッツ光が利用できる場所では、「光コラボ」を利用することができます。
注意が必要なのは、NTT東日本と西日本では提供されている光コラボの数が異なるため、東西エリアを跨いで引っ越しをする場合、光コラボは利用できても、利用していた光コラボが継続利用できるとは限らないということです。
マンション集合住宅に引っ越す場合の継続利用
(出典:NTT東日本)
マンション集合住宅に引っ越す場合は、戸建てとは利用できる条件が異なります。
戸建て住宅での光回線利用は、近くまで来ている(提供エリア)光回線を家屋に直接引き込み工事を行いますが、マンション集合住宅では建物の共有スペース内まで引き込み工事が完了している光回線を、スプリッタで分配して建物内の配線設備を利用して各戸に供給されるのが原則です。
そのため、引っ越し先の建物の住所が提供エリアになっていても、共有スペース内まで引き込み工事が完了していない光回線は、基本的に契約することができません。
全国展開している「auひかり」「NURO光」も、建物の共有スペース内まで引き込み工事が完了しているケースは希です。
「電力系」や「ケーブルテレビ系」の光回線はケースバイケースですが、共有スペース内まで引き込み工事が完了していなければ、引っ越し先で利用することはできず、導入されている建物もそれほど多くありません。
NTT東西の光回線「フレッツ光」は、日本中の数多くの建物に高確率で共有スペース内まで引き込み工事が完了しています。
フレッツ光が利用できるマンション集合住宅では、前述の「光コラボ」が使えるので、「ドコモ光」「ソフトバンク光」など、数多くの光コラボによる光回線サービスが利用できます。
セット割はどうなる?
特定の光回線サービスとスマホプランを組み合わせて併用することで、家族の分まで含めて毎月のスマホ代の割引が受けられる「セット割」をご利用中の方も多いと思います。
引っ越し先でも同じ光回線サービスが利用できれば、セット割は引っ越し前と同様に適用されますし、別の光回線サービスを利用することになっても、セット割は継続できるものもあります。
ドコモでセット割の適用を受けている場合
「ドコモ光」+「ドコモのスマホプラン」でセット割の適用を受けているユーザーは、引っ越し先でフレッツ光が利用できる場所や建物なら、ドコモ光を継続利用してセット割を継続できます。
「ケーブルテレビ系光回線」と併用して、ドコモのスマホプランでセット割を適用されている方は、引っ越し先で利用しているケーブルテレビ系光回線が利用できなくても、フレッツ光が利用できるなら、ドコモ光を契約することでセット割が継続して受けられます。
ソフトバンクでセット割の適用を受けている場合
「ソフトバンク光」+「ソフトバンクのスマホプラン」で、セット割の適用を受けているユーザーは、引っ越し先でフレッツ光が利用できる場所や建物なら、ソフトバンク光を継続利用してセット割を継続できます。
NURO光を利用していて、ソフトバンクのセット割の適用を受けている場合、NURO光が利用できない場所や建物が引っ越し先であっても、フレッツ光が利用できるならソフトバンク光を契約することで、セット割の継続利用ができます。
auでセット割の適用を受けている場合
「auのスマホプラン」でセット割の適用を受けているユーザーは、光回線が「auひかり」だけでなく「電力系光回線」や「ケーブルテレビ系光回線」をご利用中のケースもあります。
いずれも引っ越し先が適用エリア・マンション集合住宅では共有スペース内まで引き込み工事が完了していれば、継続利用でセット割の適用が受けられますが、それらの回線が利用できない場合でも、フレッツ光が利用できる場所なら、光コラボでauのスマホプランのセット割が適用できるものがあります。
引っ越しを機にコスパを考えて通信費トータル費用を下げる乗り換えがおすすめ!
光回線サービスとスマホプランをバラバラで利用するよりも、セット割を適用してスマホプランの割引を受けることで、毎月支払う通信費トータル費用は節約することが可能です。
引っ越しするのを機に、利用しているスマホプランにセット割が適用される光回線サービスの契約するのも、節約に繋がる一つの手段です。
既にセット割をご利用中の方は、引っ越し後もセット割を継続できる光回線の選択をお考えになるのは自然なことです。
しかし、8割以上のスマホユーザーが3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を利用していて、無制限プランの利用者が多いことを考えれば、スマホプランを基準にして光回線サービスを選ぶのは、必ずしもコスパが良いとは言えません。
その理由をご説明しましょう。
割引額が多いよりも支払い額が少ない方がお得
3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の割引制度は、金額だけみれば非常に魅力的なのは間違いありません。
家族3人で無制限プランを利用する場合を例に考えると、セット割1,100円+家族割1,100円(3人以上の場合 ソフトバンクは1,210円)であり、毎月スマホ1台につき2,200円の割引が適用されて、家族3人なら6,600円の割引が毎月受けられることになります。
既に3大キャリアのセット割を適用されてきた方は、この割引金額以外に毎月1,650円の割引を受けてきた方も多いと思います。
スマホプランで無制限プランをご利用中のユーザーが、毎月のギガ消費量が3GB未満(ソフトバンクの新プランメリハリ無制限+では2GB未満)の場合は、自動的に1,650円が割り引かれる様になっているからです。
この金額を加えれば、割引金額はスマホ1台につき3,850円になり、3人家族の合計では11,550円という高額の割引額になります。
引っ越し後も「この割引金額をできれば手放したくない!」というお気持ちは解りますが、割引額が大きいということは、元々の料金設定が高いということも理解しておく必要があります。
小容量プランなら「格安SIM」「サブブランド」の方が安い
無制限プランの金額を7,300円として、家族割1,100円・セット割1,100円・3GB未満割1,650円の割引を適用すれば月額料金はスマホ1台3,450円になります。
この割引金額の中で一番大きいのは3GB未満割で、自宅に光回線でWi-Fiが利用できる環境のスマホユーザーは、動画視聴などの最もデータ消費する自宅の、でスマホプランのギガを消費しないことで実現しています。
これは、データからも裏付けられています。
(出典:MM総研)
このグラフは2023年3月1日に株式会社MM総研が調査した、「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2023年1月調査)」からの引用です。
Wi-Fi利用を除いた純粋にスマホプランのギガを、1ヶ月にどれだけ消費しているかについての分布図で、3GB未満の利用者がスマホユーザーの大半であることが解りますよね。
月に3GB未満の利用なら、3大キャリアの無制限プランに各種割引を適用して3,450円で使うよりも、「格安SIM」なら月額1,000円前後で利用することが可能ですし、「サブブランド」のUQモバイル・ワイモバイルでは月額2,365円で使えますので、乗り換えた方がいずれも安くなります。
しかも、「格安SIM」「サブブランド」の金額は割引前の月額料金で、膨大な選択肢のある「光コラボ」なら、これらのプランにセット割が適用されるものが存在しています。
引っ越しする機会に、スマホプランを基準に光回線を選ぶのではなく、安価なスマホプランに乗り換えて、それにセット割が適用される「光コラボ」を導入するのが、通信費トータル費用を節約する手段として最適です。
ケース別にコスパの良い、光コラボ+安価なスマホプランにセット割の組み合わせをご案内します。
今後も引っ越す予定があるなら「ビッグローブ光」+「UQモバイル」のセット割
(出典:ビッグローブ光申込サイト)
光コラボの「ビッグローブ光」の月額料金は、一戸建てタイプで5,478円・マンションタイプで4,378円です。
auのスマホプランでのセット割「auスマートバリュー」の適用を、「auひかり」や「電力系光回線」「ケーブルテレビ系光回線」でご利用になってきた方の、引っ越し先で導入する光回線にはビッグローブ光が最適です。
光コラボのビッグローブ光なら、フレッツ光が利用できる場所や建物で利用することが可能であり、auのセット割を継続することもできますが、サブブランドの「UQモバイル」に乗り換えることで、通信費トータル費用を安くコスパ良く利用できます。
老舗プロバイダの安定した環境を安価に利用できるのが魅力ですが、特におすすめしたいのは、今後も引っ越しする予定がある方や、引っ越しする可能性がある方です。
引っ越し移転時の工事費用が無料
引っ越す都度に、光回線は導入工事費がかかります。
しかし、ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になっています。
工事費無料キャンペーン
新しくビッグローブ光を導入する場合でも、本来なら発生する工事費が今ならかかりません。
ビッグローブ光の導入には最大で28,600円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンを行っています。
「サブブランド」UQモバイルのセット割
(出典:UQ mobile公式サイト)
auのサブブランドである「UQモバイル」は、auのスマホプランよりも安価に利用することができますが、同じKDDIが運営していて通信品質は全く同じです。
光回線のビッグローブ光とauのサブブランドのUQモバイルを併用する事で、スマホ1台につき最大毎月1,100円のセット割が10契約まで適用が受けられます。
トクトクプラン | コミコミプラン | ミニミニプラン | ||
1GB未満 | 15GB | 20GB | 4GB | |
月額料金 | 2,277円 | 3,465円 | 3,278円 | 2,365円 |
セット割 | 1,100円 | 1,100円 | 0円 | 1,100円 |
割引後 | 1,177円 | 2,365円 | 3,278円 | 1,265円 |
自宅では光回線のビッグローブ光を利用して、スマホプランは最適な容量3GBに1GBの余裕がある、4GBのミニミニプランを利用する家族3人の通信費トータル費用を計算してみましょう。
ビッグローブ光 | UQモバイル | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 3人 | 7,986円 |
戸建て | 5,478円 | 1,265円 | 3人 | 9,086円 |
*auPAYカード支払い割187円も適用した場合
家族3人分の支払い費用として、マンション集合住宅では月額7,986円・戸建て住宅では月額9,086円という安さになります。
キャッシュバック
光回線サービスを引っ越し先でも継続利用する場合は、キャッシュバックキャンペーンの対象外になります。
引っ越し先でビッグローブ光を代理店で新規契約すると、お得なキャッシュバックキャンペーンが行なわれています。
キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。
撤去費用や違約金負担が重いなら「ソフトバンク光」+「ワイモバイル」のセット割
(出典:ソフトバンク光お申し込みサイト)
ソフトバンク光の月額料金は、一戸建てタイプで5,720円・マンションタイプで4,180円です。
引っ越し時には、それまで使っていた光回線サービスの後始末が必要になります。
光回線サービスごとに必要なことや、かかる費用も変わってきますが、決して小さな金額ばかりではなく大きな金額が請求されるケースがあります。
そんな大きな負担が発生するなら、引っ越し先では光コラボの「ソフトバンク光」を導入して、スマホプランはサブブランドの「ワイモバイル」を組み合わせて利用して、セット割を適用するのがコスパ良く通信費トータル費用を下げます。
使っていた光回線仕舞いにかかる費用
引っ越しするのにあたり、使っていた光回線そのものを引っ越し先に持っていくことは当然できません。
使っていた光回線仕舞いに、かかる費用については以下のようなものがあります。
違約金
使っていた光回線にも依りますが、多くの光回線サービスでは2年から3年程度の契約期間を設けていることが多くなっています。
「もっと前から使っているから、ウチには関係の無い話」と、お考えになるのは早計かもしれません。
光回線の契約期間は終了しても、2ヶ月程度の「解約月」と呼ばれる違約金がかからない期間を経過すれば、特に申し出の無い限り同じ契約が再スタートする仕組みになっています。
たとえば、2年契約で利用を始めてから9年が経過しているとしても、それは契約期間のど真ん中になるので違約金を支払う必要があります。
違約金は2022年7月の法改正によって、それ以降に光回線サービスを契約している場合は、概ね1ヶ月の月額料金程度になっていますが、それ以前に契約をしている場合は1万円から2万円程度の違約金がかかります。
主な光回線サービスの、2022年7月までに契約した光回線サービスの違約金を見てみましょう。
光回線(契約期間) | 違約金 | |
ドコモ光(2年) | 戸建てタイプ | 14,300円 |
マンションタイプ | 8,800円 | |
ソフトバンク光(2年) | 戸建てタイプ | 10,450円 |
マンションタイプ | 10,450円 | |
ビッグローブ光(3年) | 戸建てタイプ | 11,900円 |
マンションタイプ | 11,900円 | |
ニフティ光(3年) | 戸建てタイプ | 22,000円 |
マンションタイプ | 22,000円 | |
NURO光 (3年) | 10,450円 | |
NURO光 (2年) | 10,450円 | |
au光 (3年) | 16,500円 | |
au光 (2年) | 10,450円 |
「電力系光回線」や「ケーブルテレビ系光回線」では、更に高額な違約金が設定されています。
地域 | プロバイダ | 最大違約金 |
北海道・東北・関東・北陸 | JCOM | 30,000円 |
東海 | コミュファ | 80,000円 |
関西 | eo | 70,000円 |
九州 | BBIQ | 60,000円 |
四国 | Pikara | 50,000円 |
中国 | MEGA EGG | 100,000円 |
*ソフトバンク調べ
工事費の残債
光回線導入時の工事費は分割にしているユーザーが多く、毎月の分割費用と同額の割引を行っている光回線サービスで、実質無料の工事費で導入している方も多くなっています。
工事費は回線ごとに大きく異なり、時代ごとに変化もしていますが、分割で工事費を支払っている最中に引っ越す場合は、残債を精算する必要があります。
たとえば、「auひかり」を戸建て利用していた方は41,250円、「NURO光」では44,000円の高額な工事費で導入している方が多く、利用期間が短いなら残債で精算する費用も高額になります。
回線の撤去費用
引っ越す場合に使っていた光回線は、撤去工事を行う必要が原則としてあります。
フレッツ光・光コラボを利用していた場合は、基本的に撤去工事は必要ありませんが、賃貸や集合住宅で利用していた場合は、大家さんや管理事務所に相談する必要があります。
他の光回線では、原則として撤去工事が必要になります。
契約している時期や、光回線サービスにも依りますが、概ね1万円から3万円程度の撤去費用がかかります。
ソフトバンク光なら他社違約金・撤去費用を満額負担
ソフトバンク光を引っ越し先で導入すれば、引っ越しに伴ってかかる、利用していた光回線サービスの違約金や撤去費用などについて、最大10万円まで満額負担が受けられます。
引っ越しは何かと物入りになりますので、利用していた光回線仕舞いで大きな費用負担がある方には嬉しい制度ですよね。
「サブブランド」ワイモバイルのセット割
(出典:ワイモバイル公式)
ソフトバンクのサブブランドである「ワイモバイル」は、ソフトバンクのメインプランと全く同じ回線と電波を使うのに、支払い費用は安くなります。
ソフトバンク光はソフトバンクのスマホプランで当然セット割が適用されますが、サブブランドのワイモバイルにしてセット割を適用した方が、コスパ良く通信費トータル費用を節約できます。
光回線のソフトバンク光とソフトバンクのサブブランドのワイモバイルを併用する事で、スマホ1台につき最大毎月1,650円のセット割が10契約まで適用が受けられます。
シンプル2 | |||
プラン名 | S | M | L |
容量 | 4GB | 20GB | 30GB |
基本月額料金 | 2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
セット割 | 1,100円 | 1,650円 | 1,650円 |
割引後 | 1,265円 | 2,365円 | 3,465円 |
自宅でWi-Fiが利用できる場合に、最適なスマホプランの容量である3GBプランはワイモバイルには設定が無く、1GBの余裕があるプランSにセット割を適用すれば月額1,265円です。
自宅では光回線のソフトバンク光を利用して、スマホプランは4GBのプランSを利用する家族3人の通信費トータル費用を計算してみましょう。
ソフトバンク光 | ワイモバスマホ | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,180円 | 1,265円 | 3人 | 7,788円 |
戸建て | 5,720円 | 1,265円 | 3人 | 9,328円 |
*PayPayカード支払い割187円も適用した場合
家族3人分の支払い費用として、マンション集合住宅では7,788円、戸建てでは9,328円という安さになります。
キャッシュバック
光回線サービスを引っ越し先でも継続利用する場合は、キャッシュバックキャンペーンの対象外になります。
引っ越し先でソフトバンク光を代理店で新規契約すると、お得なキャッシュバックキャンペーンが行なわれています。
キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。
引っ越しを機にとことん安くするなら「@TCOMヒカリ」+「LIBMO」のセット割
(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)
@TCOMヒカリの月額料金は、マンション4,180円・戸建て5,610円です。
引っ越しするのを機に、通信費トータル費用を見直して安くするなら、光コラボの「@TCOMヒカリ」を導入して、スマホプランは格安SIMの「LIBMO」に乗り換えてセット割の適用がおすすめです。
「格安SIM」LIBMOのセット割
(出典:LIBMO公式)
サブブランドに比較して格安SIMのメリットは、何と言っても月額料金の安さです。
LIBMOは、ドコモ回線を使う格安SIMです。
格安SIMは数多くありますが、LIBMOは安価なだけではなく、数あるドコモ回線を使った格安SIMの中で、2社しかない「エコノミーMVNO」の認定をドコモから受けていて、全国のドコモショップでも取り扱われている信頼感があります。
光回線の@TCOMヒカリと格安SIMのLIBMOを併用する事で、スマホ1台につき毎月220円のセット割が最大5契約まで適用が受けられます。
〇納得プラン | |||
データ容量 | 通常料金 | @T COMヒカリ 月額割引額 |
実質金額 |
3GBプラン | 980円 | 1回線 220円/月割引 | 760円 |
8GBプラン | 1,518円 | 1回線 220円/月割引 | 1,298円 |
20GBプラン | 1,991円 | 1回線 220円/月割引 | 1,771円 |
30GBプラン | 2,728円 | 1回線 220円/月割引 | 2,508円 |
自宅でWi-Fiが利用できる場合に、最適なスマホプランの容量である3GBプランはセット割を適用すれば月額760円です。
自宅では光回線の@TCOMヒカリを利用して、3GBプランを利用する家族3人の通信費トータル費用を計算してみましょう。
@TCOMヒカリ | スマホ3GBプラン | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,180円 | 760円 | 3人 | 6,460円 |
戸建て | 5,610円 | 760円 | 3人 | 7,890円 |
家族3人分の支払い費用として、マンション集合住宅では6,460円、戸建てでは7,890円という安さになり、ドコモ回線を使うスマホプランと光回線の通信費トータル費用では最安値級になります。
キャッシュバック
@TCOMヒカリでは、キャッシュバックキャンペーンを行っています。
キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。
工事費無料キャンペーン
@TCOMヒカリの工事費は、戸建てでもマンションでも最大22,000円がかかりますが、導入工事費が実質無料になるキャンペーンを行っています。
12ヵ月間月額料金の割引
新規契約で契約から12ヵ月間、月額料金が割り引かれます。
戸建てタイプでは月額440円が割引され、マンションタイプでは月額330円が12ヵ月割引されます。