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通信速度の速い光回線はどこ?最もコスパの良い光回線を厳選

光回線

日本で第5世代の移動通信システム5Gは、2020年3月から都市部を中心とした一部のエリアにおいて、サービスがスタートしました。

現在メインで利用されている4Gと比較して、桁違いの速さを実現する規格として大きな話題になり、未来を体験できる様な次世代の速さに対する期待が膨らみました。

 

スタートして既に2年半を経過した、2022年9月の5G現状を考えると、統計上で見る数値ではある程度順調に進行していると言えますが、冷静に見渡してみると大きな話題にはなることなく、当初の熱量から考えれば冷めているとも言える状態にあります。

 

この状態になった要因を考えれば、当初に大きく扱われたのが、5G本来のポテンシャルが発揮出来る、「ミリ波」のみに集中していたことが挙げられます。

5Gには、より導入がし易い「sub6」や周波数の変更など、4Gの延長線上も含まれていて、普及が進んでいる中心になっているのは、残念ながら現状はこちらになっています。

5G対応のスマートフォンも増えてきましたが、その多くはミリ波には未対応で、対応する端末を求めるなら、20万円程度の出費を覚悟する必要が有ります。

 

現在普及している5G対応のスマホでは、ミリ波に対応していないユーザーが圧倒的な多数で、5Gのアンテナ表記が出ていても、それまでの4Gとの劇的な違いを体感することはありません。

 

それだけでなく、コンテンツの問題もあります。

現状の4Gを利用する中で、「もっと通信速度が速かった快適なのに・・・」と感じる機会は殆ど無いと言っても良く、高額な機種代を支払ってミリ波対応の端末を用意して、数少ないミリ波サービスを行っているエリアに行っても、5G本来の劇的な速さを感じとれるのは、スピードテスト以外には無い状態です。

 

今後は5Gのミリ波でしか体験出来ない、重量級のコンテンツも登場すると思いますが、少なくとも現状においては、無理して5Gを導入する必要性は極めて少なく、焦る必要は全くありません。

では、光回線ではどうでしょうか?

 

現在の光回線の主力になっている速度は1Gbpsになっていますが、それ以上の回線速度を提供しているサービスも存在しています。

通信速度の速い光回線は何処なのか?最もコスパの良い光回線を厳選して解説します。

 

通信速度について知っておきたい事

インターネットを利用するときに、通信速度が速い方が良いというのは、漠然と解る事ですが、せっかくですからこの機会に、通信速度について基本的な事を知っておきましょう。

 

通信速度の単位

通信速度は「bps」という単位で表されて、数値が大きくなるほど高速です。

 

bpsはBit per secondを略したもので、1秒間にどれだけのデータ量を送れるのか?という意味です。

1,000bpsは1kbps、1,000kbpsが1Mbpsで、1,000Mbpsは1Gbps、という表記のされ方がされます。

 

上りと下り

通信速度には、アップロードの「上り」とダウンロードの「下り」が有り、同じ回線でも基本的には異なっています。

 

使い心地に大きく関わるのは利用頻度が高い「下り」で、動画鑑賞を行ったり、web閲覧でデータを受信したりして楽しむ事が多いインターネットでは、こちらが重要な数値です。

 

上りは写真や動画のアップロードに影響しますが、下りに比べて利用頻度は低くいのですが、zoomなどのweb会議では下り速度が不充分な回線では、自分のリアル画像が参加者に届かなかったり、音声が途切れたりする等の不具合が生じます。

 

Ping値

Ping値は、反応速度を示す値です。

 

単位はmsでミリ秒の意味であり、レイテンシと表現されることもあります。

この数値が小さいほど、反応速度が俊敏であると言えます。

 

余程数値が大きく無い限り、通常のインターネット利用では気になりませんが、瞬発力や反射的な反応が求められるオンラインゲームでは、大きく影響する場合があります。

 

公称値

通信速度はサービスを提供する側が発表していますが、これは理論上の数値である「公称値」で、必ずしも通信速度の実態を表してはいません。

 

これは有線の光回線・無線のインターネット回線を問わず、計算された理想の数値が、現実の利用では多様なロスが発生する事で、低下する事が確実だからです。

 

自宅に届くまでにも様々なロスが発生しますが、自宅に届いてからも、無線で接続する場合にはルーターの性能やWi-Fiの種類、有線の場合もルーターの性能や、接続するLANケーブルの規格や、その品質などで数値は大きく変わり、利用する端末の性能によっても大きく左右されます。

 

必要な通信速度の目安

行う事によって、必要な通信速度は異なります。

快適に利用出来るための、通信速度を見てみましょう。

 

メールやLINEの文字送信 128kbps~1Mbps

メールやLINEで文字を送る場合、よほど大量の文字数でも無い限り、利用制限の掛かったスマホプランの128kbpsの速度でも、大きな問題は感じません。

 

通常のスマホで利用する通信プランの回線でも問題無く、当然ですが光回線では全く余裕で処理が出来ます。

 

画像の送受信 1Mbps~3Mbps

Instagramで数多くの画像を一気に見ていく場合や、画像をアップロードしたりするには、文字よりも速い通信速度が必要になります。

 

この場合でも、3Mbps程度の通信速度があれば、至極快適に利用が可能です。

 

web閲覧 1Mbps~10Mbps

最近のwebは、シンプルな文字だけの構成のぺージは少なく、大きな写真が混在したり、スクリプトが動いたりするなど変化のあるタイプも多く、快適に利用するための通信速度は10Mbps程度です。

 

回線速度が充分に有っても、利用する端末のメモリや処理能力など、スペックが追いついていかない場合は、快適に利用する事は叶いません。

 

動画視聴 5Mbps~20Mbps

利用する動画によっても、大きく必要な速度は異なります。

 

多くの動画再生では10Mbps程度の通信速度で、快適に利用することが可能です。

HDクオリティなど高画質視聴をする場合だと、快適に利用出来る目安として、20Mbpsの通信速度が必要です。

 

4Kなど、更にワンランク上の高画質を楽しむためには、100Mbps程度は必要になります。

 

web会議 50Mbps以上

利用するweb会議や参加人数、端末のスペックにも左右されますが、基本的に50Mbps以上の通信速度があれば、快適に利用することが出来ます。

 

オンラインゲーム 50Mbpsから100Mbps以上

オンラインゲームにも色々有って、一概に必要な通信速度は語れませんが、反射神経が命運を分ける対人対戦型タイプのゲームでは、快適に利用出来る通信速度として、100Mbpsが一つの目安です。

 

この場合は通信速度だけで無く、むしろ反応速度であるPing値が重要で、通常なら50ms以下程度で問題が無くても、理想としては15ms以下、出来れば20ms程度の値が有った方が、ストレス無く没頭出来ます。

 

公称値が速い光回線は利用する光ファイバーケーブルが異なるのか?

現在の光回線の通信速度の公称値は、1Gbpsが主力です。

それに対して、10Gbpsの公称値を標榜するサービスが登場しています。

 

それだけ聞くと、「おお!従来とは異なる、新しい光ファイバーケーブルの敷設が進んでいるんだ!」という誤解も生まれそうですが、利用する光ファイバーケーブルは、10Gbpsのサービスも、従来と同じ光回線を利用してます。

 

「ん?だったら全部を10倍の通信速度10Gpbsにすれば良いのでは?」とも思いますが、事態はそれほど簡単ではありません。

それを理解するためには、NURO光の通信速度が出る仕組みを見るのが最適です。

 

NURO光の通信速度公称値がフレッツ光の2倍になる理由

NURO光は、一般的に普及している光回線の通信速度が1Gbpsであるのに対して、倍の2Gbpsであることをウリにしています。

 

しかし、NURO光で独自の光回線を敷設しているわけでは無く、メイン速度が1Gbpsの、NTT東西が敷設管理をしているフレッツ光において、利用していないダークファイバーと呼ばれる部分を使って運営されています。

 

フレッツ光とNURO光の通信速度差を一口で説明すると、振り分け技術になります。

1本の光回線を多数の加入者で利用する事によって、現実的な月額料金が設定されていますが、その振り分ける技術が「PON」と呼ばれるものです。

 

日本で展開する光回線サービスの多くは、通信速度が最大1Gbpsの「GE-PON」という技術を利用しています。

有線LAN規格「イーサネット」の信号をそのまま使える利便性があり、技術的にも確立されていて、運営コストも安い事がその理由です。

 

それに対して、光回線への参入が遅かったNURO光は、時間の経過で安価な運営が可能になってきていた、通信速度が最大2Gbpsの「G-PON」を採用しました。

 

広がる公称値10Gbpsのサービス

同じ光回線を使っても、振り分ける技術「PON」が変われば、通信速度は速くなります。

 

NTT東西の「フレッツ光」と、その大半の回線をNURO光と同様にダークファイバーを使う「auひかり」では、従来から使っていた「GE-PON」と共存ができる、通信速度が最大10Gbpsの「10GE-PON」でのサービスを開始しています。

 

NURO光でも、従来から使っていた「G-PON」と共存ができる、通信速度が最大10Gbpsの「XG-PON」「XGS-PON」のサービスをスタートさせています。

 

通信速度10Gbpsの公称値を掲げている、主な光回線サービスを具体的に見てみましょう。

 

通信速度10Gbpsの主な光回線サービス

実際に敷設されている光ファイバーケーブルは、それほど多くはありません。

全国展開しているのは電話線のインフラを有しているNTT東西と、そのダークファイバーを利用しているサービスに限られます。

 

他に地域限定の光回線としては、電線を管理している各地の電力会社系列の光回線・有線放送事業を行っている各地のケーブルテレビ系光回線などしかありません。

 

その中で、主な通信速度10Gbpsを標榜するサービスをピックアップします。

 

フレッツ光クロス

〇月額料金

NTT東日本 6,050円+プロバイダ料金(1,100円程度から)

NTT西日本 5,720円+プロバイダ料金(1,100円程度から)

 

フ1Gbpsのフレッツ光の月額料金は、マンションで3,575円から・戸建てで4,730円ですから、大幅に高くなります。

 

従来のフレッツ光利用者でも、10Gbpsのフレッツ光クロスに切り換えるのには、新たに回線工事が必要になります。

 

フレッツ光が利用出来るエリアでも、フレッツ光クロスが利用出来るとは限らず、提供されているのは一部のエリアに留まっています。(詳細は後述します)

 

ドコモ光 10ギガ

〇月額料金

10ギガ タイプA 6,380円

10ギガ タイプB 6,600円

 

ドコモ光は、光回線とプロバイダが一体になった「光コラボ」で、プロバイダを選択する事が出来て、タイプAとタイプBでは利用出来るプロバイダが異なっています。

 

通常のドコモ光では、マンションと戸建てで月額料金が異なりますが、ドコモ光10ギガでは同一料金です。

ドコモ光ではタイプAのマンションタイプで4,400円・戸建てで5,720円ですから、大幅に月額料金が上がります。対応出来るプロバイダも限られています。

 

固定電話のドコモ光電話は、ドコモ光10ギガでは対応が無く、廃止解約する必要が有ります。

 

フレッツ光と同様に、ドコモ光利用者も乗り換えには回線工事が必要になります。

 

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ソフトバンク光 10ギガ

〇月額料金 6,380円

 

ソフトバンク光もフレッツ光を使う光コラボで、通常の1Gbpsのソフトバンク光では、月額料金がマンションで4,180円・戸建てで5,720円なので、やはり大幅に月額料金が上がります。

 

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NURO光 10ギガ

〇月額料金 5,700円

 

NURO光は前述のようにフレッツ光のダークファイバーを利用していますが、管理が異なるため光コラボではありません。

 

NURO光の主力である2Gbpsタイプでは、月額料金が5,200円(戸建て・マンション集合住宅とも同じ)です。

 

NURO 光 10Gのサービス対象エリアは北海道、関東(東京、神奈川、埼玉、千葉)、東海(愛知、静岡、岐阜、三重)、関西(大阪、兵庫、奈良、京都)、九州(福岡、佐賀)の一部エリアに限られています。

 

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auひかりホーム 10ギガ

〇月額料金 7,568円

 

auひかりホーム1ギガは月額5,610円ですが、電話利用料が550円掛かるため、実質6,160円ですが、10ギガの場合は1,408円高くなります。

 

auひかりホーム10ギガの提供エリアは、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の一部エリアに限定されています。

 

無効のリンク

 

コミュファ光ホーム10G

〇月額料金 6,490円

 

コミュファ光は中部電力系の光回線で、中部電力管内エリア限定の光回線を提供しています。

 

通常の、コミュファ光ホーム1Gの月額料金は5,720円です。

 

提供されるエリアは、中部電力管内のさらに一部のエリアに限られています。

 

本当に10倍速くなるのか?メリットは有るのか?

通常の1Gbpsのサービスに比べて、10Gbpsのサービスは10倍の通信速度をアピールしています。

先述のように、この通信速度は両方とも、あくまで公称値であるため、実際の速度は大きく異なっています。

 

実際に利用している通信速度は、利用者が速度計測している数値を広く公表している「みんなのネット回線速度」が参考になります。

代表として、1Gbpsのフレッツ光ネクストと、10Gbpsのフレッツ光クロスを比較してみましょう。

 

通信速度を比較

 

フレッツ光ネクスト

直近3ヶ月に計測された54589件のフレッツ光ネクストの測定結果から平均値

 

平均Ping値: 20.6ms

平均ダウンロード速度: 272.47Mbps

平均アップロード速度: 217.73Mbps

 

フレッツ光クロス

直近3ヶ月に計測された560件のフレッツ光クロスの測定結果から平均値

 

平均Ping値: 12.6ms

平均ダウンロード速度: 1413.12Mbps

平均アップロード速度: 1631.13Mbps

 

通常の1Gbps回線に比べて、重要なダウンロード速度では、10倍にはなっていませんが、5倍以上の通信速度になっています。

 

通信速度は、速いことに越したことはありません。

しかし、前述の必要な通信速度の数値を見れば明らかですが、従来の1Gbpsの回線で出ている速度で、何一つ不足に感じる用途は現実的にありません。
家族で利用しても、多くの場合に不自由を感じる事は無いと、自信を持って言えます。

 

最高時速300km/h以上で走行可能なスーパースポーツカーは、一部のマニアにとっての価値はありますが、多くのドライバーにとっては無用の長物でしかありません。

 

唯一の例外としては、反射神経を問われるオンラインゲームの愛好者です。

平均Ping値が大きく異なるため、ゲームを極めたいなら10Gbpsのサービスを導入するメリットが有ります。

得られるメリットと高くなる月額料金を見定め、コスパに納得いくものか検討する必要が有ります。

 

提供エリア

10Gbpsのサービスが提供されているエリアは、現状限られています。

提供エリアにお住まいが無い場合は、望んでも10Gbpsサービスは利用出来ません。

また、多くの場合は戸建てに限られていて、マンション集合住宅では殆ど提供されていません。

 

フレッツ光クロスの提供エリアを見てみましょう。

 

NTT東日本では、東京近郊の一部エリアだけに限られています。

 

東京都

「全域提供エリア」

23区・狛江市・三鷹市・調布市・稲城市・小金井市・小平市・清瀬市・西東京市・東久留米市・東村山市・東大和市・府中市・武蔵野市・日野市・福生市

 

「一部提供エリア」

羽村市・あきる野市・国立市・国分寺市・青梅市・昭島市・多摩市・武蔵村山市・町田市・立川市・八王子市・西多摩郡瑞穂町

 

神奈川県

「全域提供エリア」

横浜市旭区・横浜市磯子区・横浜市栄区・横浜市戸塚区・横浜市港南区・横浜市港北区・横浜市神奈川区・横浜市瀬谷区・横浜市西区・横浜市南区・横浜市青葉区・横浜市泉区・横浜市中区・横浜市都筑区・横浜市緑区・横浜市保土ヶ谷区・川崎市幸区・川崎市高津区・川崎市多摩区・川崎市中原区・川崎市宮前区・川崎市麻生区・茅ケ崎市・綾瀬市・大和市・高座郡寒川町・足柄上郡開成町

 

「一部提供エリア」

横浜市金沢区・横浜市鶴見区・川崎市川崎区・相模原市中央区・相模原市南区・相模原市緑区・横須賀市・海老名市・鎌倉市・厚木市・伊勢原市・逗子市・座間市・小田原市・秦野市・藤沢市・平塚市・足柄上郡松田町・足柄上郡大井町・足柄上郡中井町・中郡大磯町・中郡二宮町

 

千葉県

「全域提供エリア」

千葉市稲毛区・千葉市中央区・千葉市美浜区・市川市・習志野市・松戸市・白井市・浦安市・鎌ヶ谷市・流山市

 

「一部提供エリア」

千葉市若葉区・千葉市花見川区・千葉市緑区・市原市・成田市・船橋市・袖ケ浦市・大網白里市・東金市・八街市・木更津市・柏市・茂原市・八千代市・四街道市・君津市・銚子市・旭市・印西市・我孫子市・鴨川市・佐倉市・山武市・富里市・野田市

 

埼玉県

「全域提供エリア」

さいたま市西区・さいたま市浦和区・さいたま市桜区・さいたま市南区・ふじみ野市・志木市・新座市・草加市・富士見市・北本市・和光市・蕨市・南埼玉郡宮代町・入間郡三芳町・三郷市・越谷市・戸田市・所沢市・川口市・八潮市

 

「一部提供エリア」

さいたま市緑区・さいたま市見沼区・さいたま市大宮区・さいたま市中央区・さいたま市岩槻区・さいたま市北区・坂戸市・狭山市・飯能市・本庄市・羽生市・桶川市・加須市・吉川市・久喜市・熊谷市・幸手市・行田市・鴻巣市・春日部市・上尾市・深谷市・川越市・鶴ヶ島市・秩父市・朝霞市・東松山市・日高市・入間市・蓮田市・ 白岡市・児玉郡神川町・秩父郡小鹿野町・秩父郡横瀬町・比企郡滑川町・北葛飾郡杉戸町・北足立郡伊奈町

 

NTT西日本では、広域な県をカバーしていますが、利用出来る市域は極めて限られています。

 

大阪府

「一部提供エリア」

大阪市・東大阪市・八尾市・松原市・藤井寺市・豊中市・堺市・茨木市・吹田市・大東市・門真市

 

和歌山県

「一部提供エリア」

和歌山市

 

京都府

「一部提供エリア」

京都市・長岡京市・向日市

 

滋賀県

「一部提供エリア」

草津市・彦根市

 

兵庫県

「一部提供エリア」

加古川市・伊丹市

 

愛知県

「一部提供エリア」

名古屋市・岡崎市・豊川市・刈谷市・江南市・小牧市・津島市・春日井市・北名古屋市・半田市・瀬戸市・大府市・豊橋市

 

静岡県

「一部提供エリア」

藤枝市・袋井市・富士宮市・三島市・浜松市・焼津市・磐田市

 

岐阜県

「一部提供エリア」

岐阜市・美濃加茂市

 

NTT西日本では、フレッツ光クロスのマンションタイプのサービスも開始しています。

しかし、エリアは戸建て以上に極めて少なくなっています。

 

大阪府

「一部提供エリア」

大阪市

 

愛知県

「一部提供エリア」

名古屋市

 

10Gbpsを活かすには機器の買い換えも必要

前述の通信速度の比較を見て、計測者の数が3桁違う事に、お気づきになりましたでしょうか?

 

これは利用出来るエリアが限られている事もありますが、コスパを冷静に見極めた上で、従来の1Gbpsサービスを選んでいるユーザーが、遙かに多い事を意味しています。

 

通信速度の差にも、実は考慮しなくてはならない点があります。

通常の1Gbps回線を選択しているユーザーの多くと比較して、積極的に10Gbpsの回線を選択するユーザーは、それに見合ったパソコンなどの端末や通信機器にも、大きな金額を支払って、高性能なスペックを利用しているケースが大半です。

 

利用するWi-Fiルーターも、最新の規格「Wi-Fi6」に買い換えなければ、10Gbpsの恩恵は無いに等しく、大きなメモリや高速のCPUを搭載したパソコン・スマホでなくては、処理能力が追いつきません。

 

そのため、比較すれば実際の速度以上の差が付きますし、通信速度サイトに登録する割合も多くなっていると考えられ、利用者数の差は現実的にもっと大きく広がります。

 

利用するLANケーブルの一つまで気を配り、機材にも新たに投資が出来るユーザーにしか、10Gbpsのメリットは享受出来ないと言えます。

 

コスパを考えた光回線選びは?

利用出来るサービスエリアが限られている事もありますが、仮に利用出来るエリアにある方にも、月額料金が割高になる事に対して応分なメリットが有り、10Gbpsを最大限に活かせる環境を、新たに構築する必要性を考えれば、積極的にオススメしません。

 

一般的なインターネットの利用では、最も普及している1Gbpsの光回線で充分快適に利用が出来て、コスパにも優れています。

 

コスパに加えて通信品質も考慮するなら?

光回線をインターネット利用する場合、回線の他に接続業者プロバイダが必要です。

 

 

(出典:NTT東日本*一部改変)

 

プロバイダまでの回線が同じでも、プロバイダから先のインターネットの世界への接続は、バックボーンと呼ばれるプロバイダごとに異なる背景があり、接続経路のノウハウであるピアリング等と併せて、通信速度を含めた回線品質は異なってきます。

 

信頼出来るプロバイダ選びは、快適なインターネット環境を実現する為にも重要ですが、プラスでコスパまで考えるなら、スマートフォンの月額料金が安くなる「セット割」を提供しているプロバイダを選べば、通信費のトータル費用が下がりコスパが良くなります。

 

色々考えれば1Gbpsの光コラボが最適

光回線で最もオススメするのは、NTT東西の「フレッツ光」です。

 

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サービスの提供エリア

日本で最も広いサービスの提供エリアを持つのは、圧倒的にフレッツ光であり、正確な数字は発表されていませんが、人口エリアカバー率として、東日本では概ね95%以上、西日本では概ね93%以上だと言われています。

 

マンション集合住宅など、多くの建物に既に導入されている利用可能な光回線としても、フレッツ光が圧倒的なシェアになっています。

 

回線工事の優位性

光回線の利用には導入工事が必要になります。

 

申込みをしてから工事が完了して利用が出来るまでの期間は、回線によって異なっています。

多くの工事業者を抱えているNTT東西なら、2週間程度で完了するケースが多くなっていますが、他の回線では一ヵ月からそれ以上に掛かる場合も珍しくありません。

 

また、光コンセントが既に設置されているケースなどでは、局内工事だけで完了する「無派遣工事」が適用される事がありますが、無派遣工事が出来るのはフレッツ光だけで、他の回線では必ず立ち会いの必要な導入工事が必要になります。

 

フレッツ光の個人契約なら「光コラボ」

フレッツ光の利用方法には、回線と別にプロバイダを契約する方法もありますが、月額料金が安く、契約先が一箇所で出来る「光コラボ」が最適です。

 

 

(出典:NTT西日本*一部改変)

 

「光コラボ」を扱う事業者は、NTT東日本エリアで530社・NTT西日本エリアで235社が有り、数多いサービスの中には、スマホの月額料金を安くする「セット割」を設定しているケースが多くあります。

 

コスパ重視のスマホなら「格安SIM」+「セット割」

自宅に光回線を導入すれば、スマホの自宅利用はWi-Fiを利用する事になり、契約しているスマホプランではギガを消費しません。

そのため、外出時の利用だけを考えれば良く、多くのユーザーは3GBを中心とした小容量プランで充分に事足ります。

 

小容量プランは3大キャリアでは高額になり、格安SIMを利用した方が大幅に安くなります。

究極のコスパを追究するなら、格安SIMにセット割が適用される、1Gbpsの光コラボを選択する事が最適です。

 

そんな光コラボを、具体的にご紹介しましょう。

 

オススメ光コラボ①「OCN光」+「OCNモバイルONE」

 

(出典:OCN光申込サイト)

 

OCN光の月額料金は、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで3,960円です。

10Gbpsと比較すれば、大幅に安くなります。

 

OCNモバイルONEのセット割

 

(出典:OCNモバイルONE公式

 

格安SIM「OCNモバイルONE」は、「OCN光」と組み合わせて「セット割」が適用されます。

1契約ごとに月額220円の割引きが受けられ、最大5契約月額1,100円まで「セット割」が受けられます。

 

通信容量/コース名 月額料金 セット割 実質金額
500MB/月コース 550円 550円
1GB/月コース 770円 220円 550円
3GB/月コース 990円 220円 770円
6GB/月コース 1,320円 220円 1,100円
10GB/月コース 1,760円 220円 1,540円

 

マンションで家族3人が、光回線にOCN光+3GBコースのOCNモバイルONEを利用した時の通信料トータル金額は、3,960円(OCN光)+2,310円(OCNモバイルONE 3GB×3人分)=6,270円 で収まり、コスパの良さが光ります。

 

キャッシュバック

OCN光では、キャッシュバックキャンペーンを行っています。

キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。

 

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オススメ光コラボ②「@TCOMヒカリ」+「LIBMO」

 

(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)

 

@TCOMヒカリの月額料金は、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで4,180円です。

10Gbpsと比較して、安価に利用が出来ます。

 

LIBMOのセット割

 

(出典:LIBMO公式)

 

格安SIM「LIBMO」は、「@TCOMヒカリ」と組み合わせて「セット割」が適用されます。

1契約ごとに月額220円の割引きが受けられ、最大5契約月額1,100円まで「セット割」が受けられます。

 

〇納得プラン
データ容量 通常料金 @T COMヒカリ
月額割引額
実質金額
3GBプラン 980円 1回線 220円/月割引 760円
8GBプラン 1,518円 1回線 220円/月割引 1,298円
20GBプラン 1,991円 1回線 220円/月割引 1,771円
30GBプラン 2,728円 1回線 220円/月割引 2,508円

 

3GBプランのスマホをマンションで利用する場合、760円+4,180円=4,940円になり、快適で高コスパの通信環境が構築出来ます。

 

キャッシュバック

@TCOMヒカリでは、キャッシュバックキャンペーンを行っています。

キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。

 

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12ヵ月の間、月額料金割引

契約から12ヵ月間、月額料金が割り引かれます。

戸建てタイプでは月額440円が割引きされ、マンションタイプでは月額330円が12ヵ月割引きされます。

 

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工事費無料

@TCOMヒカリの場合、最大19,800円の工事費が掛かりますが、今なら工事費が無料になるキャンペーンを行っています。

 

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提供エリア内なら「NURO光」も検討の余地あり

 

(出典:NURO公式)

 

「NURO光」は、普及タイプでも理論上はフレッツ光の2倍である、2Gbps(公称値です)の速度が利用出来ます。

 

スマホ代まで考慮したコスパ重視よりも、通信速度にポイントを置けば、NURO光も優良な選択肢になります。

 

NURO光の月額料金は、マンション集合住宅・戸建ても区別が無く、3年契約で月額5,200円・2年契約で5,700円です。

 

対応エリアに注意

光回線をマンション集合住宅で利用するには、建物の共有スペースまで引き込まれている必要が有り、NURO光では殆ど対応している物件はありません。

 

戸建てでも、利用出来るエリアは限られています。

 

 

(出典:NURO公式

 

NURO光は、以下の地域でのみ利用できます。

 

【北海道エリア】 北海道

【関東エリア】 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県

【東海エリア】 愛知県、静岡県、岐阜県、三重県

【関西エリア】 大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県

【中国エリア】 広島県、岡山県

【九州エリア】 福岡県、佐賀県

 

エリア内でも、全域では利用可能になっていません。

 

NURO光提供状況の確認

 

 

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