携帯電話事業は総務省の認可事業であり、利用出来る電波も認可された周波数帯しか、利用する事は認められていません。
周波数帯が異なる電波を送受信するアンテナ基地も、各社が戦略を持って各で設置運営するため、繋がりやすさは利用するキャリアで差が有り、大規模通信障害の発生時には、簡単に他社での代替措置が行えない理由になっています。
周波数帯には特性があり、4G LTEで利用しているプラチナバンドという周波数帯は、障害物を回り込んで遠くまで届く特性があり、繋がりやすさという意味では、非常に有効な手段の一つになります。
この周波数帯が認可されているのは、NTTドコモ・KDDIau・ソフトバンクのみで、新たに4番目のキャリアとして認可を受けた楽天モバイルには、プラチナバンドは与えられていません。
どうしてもプラチナバンドが欲しい楽天モバイルですが、現状のプラチナバンドの周波数帯には空きが無く、既存3社の周波数帯を譲り受けるしか手立てが無いため、話し合いが続いています。
楽天モバイルの前に3番目に参入したソフトバンクも、当初はプラチナバンドの認可が無く、既存2社と比較して、繋がりにくいキャリアのそしりに耐え続けました。
その間もアンテナ施設の増強・顧客獲得に邁進して、人口カバー率99.9%・契約者数2,784万件の実績を総務省に突きつけて、裁判も辞さない構えを示すなど、かなり苦労をしてプラチナバンドを獲得しました。
楽天モバイルは2022年の9月に、人口カバー率が97.9%になった事を発表しています。
ソフトバンクが認可を受けた99.9%までには残り僅かですが、ここからが実は大変です。
以前ソフトバンクの宮内謙社長は、96%から99%を目指すなら、兆単位のお金がかかる事を、自社の経験から明言しています。
楽天モバイルは1GBまでは無料のプランで、なり振り構わず契約者数の獲得に邁進しましたが、その費用負担の重さに耐えきれず、プラン内容変更を一方的に行って、全て有料化に方向転換を行い、ピーク時からユーザー数は大きく減少しています。
まだ、その影響が大きく出ていない、6月末の時点で契約者数は477万件であり、そこで比較しても、認可を受けた時のソフトバンクの数字に対して、1/5にも大きく届いていません。
そんな事情から、議論は平行線が続いていて、落とし所は未だに全く見えません。
ドコモを含むNTTグループと、楽天グループは、様々なジャンルでライバル関係にあります。
しかし、いがみ合っているわけではなく、手を組んでいるケースもあり、光回線サービスもその一つです。
NTTグループの光回線「OCN光」と、楽天グループの光回線「楽天ひかり」を比較して解説します。
全国敷設が難しいのは、携帯電話回線と光回線ではどちらか?
何も無いところから総務省の認可を受けて、全国にアンテナ基地を整備する必要が有る携帯電話事業は、大きな資本が無くては実現が難しく、簡単には実現しません。
それ故に、日本ではキャリアと呼ばれるMNO企業は、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4社しかありません。
光回線サービスは数多くありますが、実際に敷設されている回線は何社あるか?というと、それ以上に少ないのが現状です。
携帯電話回線は一定のエリアを、一基のアンテナでカバーする事が出来ますが、光回線の場合は、利用者まで一つ一つ、光ファイバーケーブルを確実に設置する必要が有ります。
ICT市場専門のリサーチ会社、株式会社MM総研の2022年3月末時点のデータによれば、全国的に広く普及しているのは、NTTグループ(NTT東日本+NTT西日本)の2326.6万件であり、そのシェアは半数を大きく超える63.5%に達しています。
(出典:MM総研)
グラフで大きな割合を占めている、NTT東西の光回線は「フレッツ光」です。
2位のKDDIは「auひかり」・4位のソニーネットワークコミュニケーションズは「NURO光」を主に全国展開しています。
しかし、NURO光が実際に使用している光ファイバーケーブルは、自社で敷設したものではなく、フレッツ光で利用されていない、「ダークファイバー」という部分を使用している光回線であり、auひかりも大半を同様の、フレッツ光のダークファイバーを利用してサービスを提供しています。
3位のオプテージは、関西電力系の光回線で、自社で敷設した光ファイバーケーブルを使っていますが、提供されているエリアは関西電力管内に限定されていて、全国展開はしていません。
難しいと言われる携帯電話の回線整備よりも、光回線の敷設は遙かに難しく、事実上の全国展開している光ファイバーケーブルは、NTTのフレッツ光だけと言っても、決して過言ではありません。
楽天ひかりは、当然自社敷設の光回線は保有しておらず、上図のリストにも出てきません。
OCN光はNTTグループですが、NTT東西とは異なる、NTTレゾナントが運営しています。
では、利用している光回線は何か?について、見ていきましょう。
OCN光も楽天ひかりもフレッツ光を使う「光コラボ」
数多い光回線サービスで、全国にエリア展開をしている多くは、フレッツ光を使用する「光コラボ」です。
光コラボについて、少々解説します。
光回線のインターネット利用にはプロバイダが必須
(出典:NTT東日本)
インターネットを利用するには、回線とは別に接続業者プロバイダが必要です。
これは回線を問わない仕組みであり、当然光回線の場合もプロバイダが必要です。
プロバイダは、ネット上でのユーザーの存在位置である、住所にあたるIPを管理・確定させることで、必要なサーバーとのやり取りを完結させます。
また、ピアリングと呼ばれる接続ルートを確保する役割を担っています。
楽天モバイルを契約しているスマートフォンで、インターネットを利用する場合、回線には楽天回線を使って、プロバイダは楽天ブロードバンドが行っています。
光回線でのプロバイダ業務と比較して、基本的に行う事に大きな差は無く、経営資源を有効活用出来る手法として、回線手段を広げている側面があります。
OCNは、直接プロバイダ業務を行っていないNTT東西の、グループ内で主力のプロバイダです。
OCNを運営するNTTレゾナントは、NTTドコモとは現在子会社の関係にあり、ドコモ回線でのインターネット利用におけるプロバイダとして、OCNの技術が活かされています。
スマートフォンのインターネット回線契約では、回線とプロバイダがワンセットになっているため、プロバイダと契約している認識が、ユーザーに生じる事は基本的にありません。
フレッツ光を使用してインターネットを行う場合、利用形態は2通り有ります。
フレッツ光の契約形態
NTT東西の前身は電電公社であり、民営化されてからも大株主は国です。
光回線の敷設でNTT東西に並ぶような企業は今後も無く、プロバイダ業務までNTTが直接行えば、光回線サービスは1社で独占化が進み、健全な発展が無く、価格サービスが高止まりする事を懸念した国は、それを許しませんでした。
そのため、光回線がスタートした時の契約形態としては、回線としてNTT東西と契約をして、別途プロバイダ契約を行う事しか、利用方法がありませんでした。
(出典:NTT西日本*一部改変)
しかし、2箇所に支払い先が分かれる煩雑さと、サポート窓口も2箇所に分かれるため、携帯電話契約と同様に、ワンセットでの契約で利用出来る、利便性を求める声が強くなりました。
他の回線では、回線提供業者がプロバイダも提供する事で、ワンセットのサービスを提供している事に対して、前述の経緯があるフレッツ光では同様の手法がとれず、NTT東西がフレッツ光回線をプロバイダに対して卸供給することで、プロバイダがワンセットの窓口になる利用形態が、2015年2月誕生しました。
これが「光コラボ」です。
(出典:NTT西日本*一部改変)
光コラボには多くの事業者が参加していて、NTT東日本エリアで530社・NTT西日本エリアで235社が有り、OCN光も楽天モバイルもその中の一つです。
OCN光は、光回線にフレッツ光+プロバイダにOCNを組みあわせた光回線サービスで、契約はOCNと行います。
楽天ひかりは、光回線にフレッツ光+プロバイダに楽天ブロードバンドを組みあわせた光回線サービスで、契約は楽天と行います。
通信速度品質は、どの光コラボでも同じか?
光コラボは全て光回線に同じ「フレッツ光」を使うので、通信速度や品質にも同じだと思いがちですが、プロバイダが異なる事によって、実際に利用したときの通信速度品質には差違が出ます。
これは、プロバイダからネットの世界を繋いでいる、「バックボーン」の太さの違いが有り、同じ回線を利用していてもプロバイダごとに異なりますし、先述のピアリングの精度も、同じサーバーに接続するにも、遠回りを強いられる場合と、近い経路で到達出来る場合では、ステップ数が異なる分だけ、通信速度には差が出てきます。
実際に利用する際の通信速度や品質は、使い方は個々で千差万別なので一概には言えませんが、回線サービスを利用しているユーザーが計測した通信速度が、一つの参考にはなります。
「みんなのネット回線速度」で、2つの速度を比較してみましょう。
OCN光の通信レポート
直近3ヶ月に計測された、9,860件のOCN光の測定結果から平均値を計算
平均Ping値: 18.6ms
平均ダウンロード速度: 282.9Mbps
平均アップロード速度: 207.99Mbps
楽天ひかりの通信レポート
直近3ヶ月に計測された15,023件の楽天ひかりの測定結果から平均値を計算
平均Ping値: 21.23ms
平均ダウンロード速度: 247.16Mbps
平均アップロード速度: 215.27Mbps
最も利用する時に重要な、動画視聴やweb閲覧等に大きく影響するダウンロード速度では、OCN光の数値が楽天モバイルを大きく上回っています。
写真やデータを上げる場合などの利用に影響するアップロード数値では、楽天ひかりの数値がOCN光を僅かに上回っています。
シューティングゲームなどに影響するレスポンス反応値のPing値では、OCN光の方が優秀な数値を出しています。
ダウンロード速度では、高密度な動画再生でも50Mbps程度の速度が出ていればOKで、どちらも家族で別の動画再生など、どれだけ好きに利用しても、充分に耐えられるスペックです。
アップロード速度では、最近増加しているweb会議でも50Mbps程度が有れば充分で、どちらも全く問題ありません。
Ping値では、反応速度が重要なゲーム等では20msが一つの基準で、OCN光はクリアしていますが、楽天ひかりでも大きくは劣っていません。
どちらの回線を選択しても、家族みんなで無制限に快適に利用することが可能です。
OCN光と楽天ひかりを比較
光回線では、マンション集合住宅と戸建て住宅で、月額料金が異なる事が一般的です。
それぞれ比較してみましょう。
マンション集合住宅
マンション 料金 | キャッシュバック | セット割引 | 契約期間 | 途中解約の違約金 | |
OCN光 | 月額3,960円 | 新規・事業者変更・転用37,000円キャッシュバック中 | OCNモバイルONE | 2年 | 3,600円 |
工事費16,500円 | |||||
楽天ひかり | 月額4,180円 | 月額割引をCB換算26,400円 | セット割無 | 2年 | 4,180円 |
工事費16,500円 | |||||
(楽天モバイル加入者は50,160円) |
一戸建て住宅
戸建て 料金 | キャッシュバック | セット割引 | 契約期間 | 途中解約の違約金 | |
OCN光 | 月額5,610円 | 新規・事業者変更・転用37,000円のキャッシュバック中 | OCNモバイルONE | 2年 | 3,600円 |
工事費19,800円 | |||||
楽天ひかり | 月額5,280円 | 月額割引をCB換算26,400円 | セット割無 | 2年 | 5,280円 |
工事費19,800円 | |||||
(楽天モバイル加入者は63,360円) |
月額料金を比較
一戸建てでは楽天ひかりの方が安く、マンション集合住宅ではOCN光の方が安くなっています。
しかし、実際に支払う費用を考えた場合、特に楽天モバイルの契約者は短期間の利用では楽天ひかりの方が安くなります。
楽天ひかりでは、以前のスマホプランと同様に「無料・タダ」を打ち出しています。
(出典:楽天ひかり公式)
スマホの楽天モバイル契約者は、マンション・戸建てを問わず、光回線の月額料金を1年間無料にする政策をとっています。
プラン名 | 月額料金1年目 | 月額料金2年目以降 |
マンションプラン(集合住宅) | 0円※ | 4,180円 |
ファミリープラン(戸建) | 0円※ | 5,280円 |
楽天モバイルに加入していないユーザーでも、1年間は月額料金が安くなります。
プラン名 | 月額料金 | 月額料金 |
1年目 | 2年目以降 | |
マンションプラン(集合住宅) | 1,800円(税込1,980円) | 3,800円(税込4,180円) |
ファミリープラン(戸建) | 2,800円(税込3,080円) | 4,800円(税込5,280円) |
短期間の利用期間では、この1年間の割引が大きく作用して、楽天モバイルが安くなります。
工事費を比較
光回線の利用には、基本的に導入工事が必要になります。
OCN光と楽天ひかりの工事費額は、マンション集合住宅・一戸建てとも全く同じです。
他の光回線で、工事費が「実質無料」になるキャンペーンを行っているケースもありますが、この場合の実質無料とは、工事費を分割払にして、毎月の支払分と同額が契約期間中は割引されるため、実質的に無料になるということです。
そのため実質無料で途中解約すれば、残債は一括して精算する必要が有ります。
キャンペーンを比較
楽天ひかりでは、先にご説明した1年間限定の月額料金が割引される以外には、特にキャンペーンは行っていません。
楽天市場で買い物をする事が多い、楽天経済圏利用者なら、買い物時のポイントが+1倍になります。
1倍というと解りにくいですが、要は楽天ポイントが1%上乗せされるという事です。
消費税分を除いて、税抜100円の買い物につき1円分のポイントが加算されます。
OCN光を申し込むなら、オンライン代理店を利用する方がお得です。オンライン代理店では公式キャンペーンには無い、独自のキャンペーンを行っているケースが有り、公式でキャンペーンを行っていれば、代理店契約なら両取りが出来るため非常にお得です。
代理店の集客力や資本、回線提供社との関係によって、キャンペーン特典内容は異なっています。
お得なオンライン代理店を利用する事で、特典キャッシュバックを得られれば、実質支払う回線費用が下がります。「OCN光」のオンライン代理店のキャッシュバック詳細については、以下をご覧下さい。
契約するところが公式でも、オンラインを含む代理店であっても、契約後の利用や工事に関しての差違は一切ありません。もちろん、月額料金やサポートも同じです。
スマホのセット割を比較
光回線とスマホの料金は、合算したものが家族のトータル通信費になります。
楽天ひかりでは、楽天モバイルユーザーに対して、前述の1年間無料の政策をとっていますが、月々のスマホ代が安くなる「セット割」の制度はありません。
OCN光では、格安SIMのOCNモバイルONEで「セット割」が適用されます。
(出典:OCNモバイルONE公式)
通常の月額料金も安いOCNモバイルONEが、毎月その料金からスマホ1台あたり220円が割引されて、家族5人までの最大1,100円ほど安くなります。
光回線が自宅に導入されれば、小容量プランで多くのユーザーは大丈夫
腰を据えて動画鑑賞するなど、ギガを消費する利用の多くは自宅というユーザーが多く、その場合に光回線が導入されていれば、スマホプランで契約したギガは消費しません。
そのため、必要になるスマホのプランは、外出時に利用する分だけを確保すれば良く、統計データで見ても、大きな容量を消費していないユーザーが多くなっています。
2022年8月25日に株式会社MM総研は「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2022年7月時点)」を公表しています。
(出典:MM総研)
楽天モバイル最大のウリは、自社回線では無制限利用が他社よりも安価(月額3,278円)に利用出来る事にありますが、光回線が自宅にある前提で考えれば、上記のグラフで見ても、多くのユーザーに5GB以下の小容量利用で問題が無い事は明らかで、それらの容量帯の価格は、他社と比較して必ずしもメリットが有りません。
毎月のスマホ料金は、長期間に渡って影響するため、最も考慮しておきたいポイントです。
具体的に見てみましょう。
1GB未満利用
3人に一人の割合で最も多いのが、月に1GB未満の利用者です。
楽天モバイルの場合は、3GBまで1,078円ですから、家族5人で利用した場合、
マンションでは 光回線4,180円+スマホ1,078円×5人=9,570円
戸建てでは 光回線5,280円+スマホ1,078円×5人=10,670円
が、トータルの通信費になります。
OCNモバイルONEでは、1GBコースが770円ですが、セット割が利用出来る事で550円になります。同様に家族5人で利用した場合、
マンションでは 光回線3,960円+スマホ550円×5人=6,710円
戸建てでは 光回線5,280円+スマホ550円×5人=8,360円
が、トータルの通信費になります。
月額支払い費用は、マンションで月額2,860円・戸建てで月額2,310円が、OCN光にセット割を適用させた方が安くなります。
光回線は導入すれば長期利用する傾向にあり、10年以上になるケースも珍しく有りません。
この金額差は、楽天ひかりの1年間割引の総額を簡単に超えます。
たとえば、マンションの場合では、1年間で34,320円・5年間では171,600円・10年間では343,200円になります。
5GB未満利用
全体の7割を超えるユーザーが、5GB未満の利用者になっています。
5GB利用者は、外出時にも通勤時や昼休みに、動画視聴をする機会があると考えられます。
楽天モバイルの場合、3GB以上20GB未満の括りに入るため、月額2,178円になります。
先ほどと同様に、家族5人で計算してみましょう。
マンションでは 光回線4,180円+スマホ2,178円×5人=15,070円
戸建てでは 光回線5,280円+スマホ2,178円×5人=16,170円
が、トータルの通信費になります。
OCNモバイルONEでは、6GBコースの括りになり、月額料金は1,320円ですが、セット割が適用されて月額1,100円で利用が出来ます。
マンションでは 光回線3,960円+スマホ1,100円×5人=9,460円
戸建てでは 光回線5,280円+スマホ1,100円×5人=11,110円
が、トータルの通信費になります。
月々の差額は、マンションで5,610円・戸建てで5,060円になり、1GB未満の場合よりも更に大きな金額が違ってきます。
OCN光にセット割適用でOCNモバイルONEを利用する方が、圧倒的に大きなメリットを享受出来ます。
トータルのコスパを考えれば「OCN光」+「OCNモバイルONE」がオススメ!
(出典:OCN光申込サイト)
長期利用でのコスパが良い
(出典:総務省)
総務省が令和2年6月に発表した、電気通信市場の分析結果によれば、10年以上光回線を継続利用するユーザーが多くなっています。
これは工事の手間や、新たで画期的な回線手段の登場が無い事、引っ越しなどのやむを得ない事態を除いて考えれば、極めて妥当な結果だと言えます。
そのため、近視眼的に短期間のお得を追い求めるだけでなく、光回線の選択にはスマホ代金まで含めて長期的な視野を持って、通信費のトータル費用を考慮する事が大切です。
前述の様に、長期的に通信費のトータル費用を考えれば、オススメするのはOCN光+OCNモバイルONEの組みあわせ利用です。
回線品質も安心のOCN
OCNはNTTグループの通信技術の中核を担っていて、回線品質も安心です。
OCNモバイルONE
(出典:OCNモバイルONE公式)
楽天モバイルのアンテナ基地は日々増強されていますが、3大キャリアに比較すれば届いていない部分も多く、特にドコモと比較すれば顕著です。
しかも、プラチナバンドを持っていない楽天モバイルでは、障害物を避けて遠くまで届く必要性のある建物内等では、都心でも利用出来ないケースがあります。
OCNモバイルONEはドコモ回線の格安SIMのため、ドコモと同じ提供エリアの全国で、安心して利用が出来ます。
格安SIMは回線の一部を利用する事が前提なので、回線速度に対して不安をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
具体的に先述の「みんなのネット回線速度」で、2つの速度を比較してみましょう。
楽天モバイルの通信レポート
直近3ヶ月に計測された2668件の楽天モバイル(キャリア)の測定結果から平均値を計算
平均Ping値: 51.8ms
平均ダウンロード速度: 54.26Mbps
平均アップロード速度: 25.31Mbps
OCNモバイルONEの通信レポート
直近3ヶ月に計測された558件のOCN モバイル ONEの測定結果から平均値を計算
平均Ping値: 54.64ms
平均ダウンロード速度: 60.58Mbps
平均アップロード速度: 12.5Mbps
動画視聴やweb視聴に大きな影響を及ぼす、インターネット利用時には重要なダウンロード速度を見ると、格安SIMであるOCNモバイルONEが、キャリアである楽天モバイルの数値を上回っています。
OCN光
コスパだけで無く、OCN光は回線品質にも優れていて、多くのユーザーに選ばれています。
先述の通信速度だけで無い回線品質の良さは、世界的に見ても希有な、Tier1 IPバックボーンを保有している事にあります。
たとえるなら、世界でも有数な、太い道路を持っていると考えてください。
OCNの高品質は、自信を持ってオススメ出来ます。