光回線サービスを一旦導入したら、長期的に継続して同じサービスを利用するユーザーが比較的多くなる傾向にあります。
実際の利用に大きな問題が無ければ、引っ越しする都合でも発生しないと、わざわざ面倒くさい回線の撤去工事や再度立ち会いの必要な回線導入工事をしてまで・・・と考えるのは当然ですよね。
でも、時間が経過する中では、色々な状況やルールが変わっていく事も知っておく方が良いです。
解りやすいのが携帯電話の契約で、以前は通信会社を乗り換えると電話番号も機種も変える必要がありましたが、現在では簡単に他社へ乗り換えて、利用している電話番号も機種もそのまま利用できる様になりました。
光回線、特にNTT東西が敷設管理している「フレッツ光」を利用する、ドコモ光やソフトバンク光などの「光コラボ」でも、同様の変化が起こっています。
ソフトバンク光の月額料金に不満のある方が、同じフレッツ光を使う光回線サービスだから簡単だろうと考え、別の光コラボに乗り換えを問い合わせると、回線の撤去工事と再度の導入工事が必要になり、光電話を使っている場合は電話番号も基本的には変わるものでした。
こんな経験をすれば、光回線サービスの乗り換えは簡単にできない！という、トラウマになるのも解ります。
しかし、2019年の7月以降はルールが変わり、光コラボから別の光コラボへの乗り換えは、「事業者変更」という簡単な手続きだけで完了し、回線の新たな工事は必要無く、インターネットが利用できない期間も発生しません。
ソフトバンク光から人気のオススメ光コラボ「OCN光」への乗り換え方法や手順と共に、そのメリットやコスパの良いプランを具体的に解説していきます。
ソフトバンク光の不満ポイント
ソフトバンク光ユーザーが持っている不満ポイントは、大きく分けると「通信速度」と「月額支払い料金」の2つです。
通信速度が遅い
ソフトバンクとNTTドコモは、長年のライバル関係にあります。
そのため誤解もあるようですが、ソフトバンクは独自に敷設した光回線は所有しておらず、NTT東西の光回線フレッツ光を使って、「光コラボ」のサービスの一つである、ソフトバンク光のサービスを行っています。
光コラボは数多くの企業がサービスを提供しており、NTT東日本エリアで530社・NTT西日本エリアで235社が有ります。
フレッツ光がメインで提供している光回線の公称値は1Gbpsですから、同じ回線を使う数多くの光コラボも同じ公称値になっています。
しかし、公称値は理論上の計算値でしかなく、実際に利用できる通信速度や回線品質は異なっているのが現状です。
異なる理由で最も大きいのは、光コラボは同じ回線でプロバイダのみが変わるサービスであり、プロバイダとしての能力による差が如実に表れるという事があります。
ソフトバンク光はそれに加えて、他の光コラボとは大きく異なる要素があります。
光BBユニットレンタル
ソフトバンク光の仕様は他社と異なり独特で、新世代の接続方式「IPv6 IPoE」へ対応するためには市販のルーターでは行えない仕様になっていて、ソフトバンク光専用の「光BBユニットレンタル」をオプション契約する必要があります。
そのため、ソフトバンク光ユーザーの大半は、この「光BBユニット」をレンタル利用しています。
この機器だけをレンタルしてもWi-Fiが利用できないため、「WiFiマルチパック」も追加してオプション契約する事が普通です。
しかし、この「光BBユニット」が通信速度のボトルネックになっているケースが、かなり多くあります。
光BBユニットにはバージョンがあり、最も古いE-WMTA2.1から最新のE-WMTA2.4までありますが、新旧では大きな性能差があります。
ソフトバンク光の契約時期によってレンタルしているバージョンが異なり、新しいバージョンに変わった事について、既存の契約者には積極的なアプローチはソフトバンク側からは無く、古いバージョンのレンタル機器をそのまま継続利用しているユーザーは、かなりの数に上ると推察できます。
最大通信速度
最も古いE-WMTA2.1の最大通信速度は100Mbpsで、現在の最新バージョンのE-WMTA2.4では2.4Gbps（2,400Mbps）とは大きな隔たりがあります。
フレッツ光の速度1Gbps（1,000Mbps）を古い光BBユニットでは引き出す事ができず、最大100Mbpsの場合に実際に利用できる最大通信速度は、数Mbpsから数十Mbpsに限られ、現在のレベルではかなり遅い光回線の利用をすることになります。
Wi-Fiの規格
利用するWi-Fiも、時代によって進化しています。
新しい順番にWi-Fiの規格を見てみましょう。
| 規格名 | 新名称 | 周波数帯 | 最大通信速度 | 電波干渉 | 障害物 |
| IEEE802.11ax | Wi-Fi 6 | 2.4GHz | 9.6Gbps | 弱い | 強い |
| 5GHz | 9.6Gbps | 強い | 弱い | ||
| IEEE802.11ac | Wi-Fi 5 | 5GHz | 6.9Gbps | 強い | 弱い |
| IEEE802.11n | Wi-Fi 4 | 2.4GHz | 600Mbps | 弱い | 強い |
| 5GHz | 600Mbps | 強い | 弱い | ||
| IEEE802.11g | 2.4GHz | 54Mbps | 弱い | 強い | |
| IEEE802.11b | 2.4GHz | 11Mbps | 弱い | 強い | |
| IEEE802.11a | 5GHz | 54Mbps | 強い | 弱い |
以前はWi-Fiの規格名をIEEE802.11の後にアルファベットで表記していましたが、現在ではより解りやすい新名称の、Wi-Fiの後に数字が付く名称が定着しつつあります。
1Gbpsのフレッツ光回線の利用には、「IEEE802.11a/b/g/n/ac」新名称なら「Wi-Fi5」に対応していれば、問題無く使う事ができますが、古いバージョンの光BBユニットでは、新名称が付く前のIEEE802.11gまでしか使う事ができません。
そのため最大100Mbpsの回線を、最大54MbpsのWi-Fi規格で利用すれば、実際に利用できる通信速度は数Mbpsから十数Mbps程度にしかなりません。
最新のバージョン2.4では、「IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax」新名称では「Wi-Fi6」まで対応しています。
月額料金が高い
古いバージョンの光BBユニットを利用しているユーザーは、ソフトバンクのサポートセンター（0800-111-2009）に連絡をすれば、最新の光BBユニットに交換する事ができます。
しかし、この「光BBユニット」と「WiFiマルチパック」のオプションレンタル料が、ソフトバンク光が他の光コラボと比較して、月額料金が高くなる原因になっています。
ソフトバンク光のオプション料金を加えた、実質の月額料金を確認してみましょう。
ソフトバンクの実質月額料金
2つのオプション料金の合計は月額1,602円になり、この金額はソフトバンク光を使っている期間中はずっと、月額料金に加えて支払う必要があります。
マンション集合住宅
（ソフトバンク光マンション）4,180円＋（オプション料金）1,602円＝5,782円
一戸建て住宅
（ソフトバンク光マンション）5,720円＋（オプション料金）1,602円＝7,322円
OCN光の月額料金
(出典：OCN光申込サイト)
乗り換え先の光コラボに一押しの「OCN光」も、高速通信が使える新世代の接続方式「IPv6 IPoE」に対応していますが、利用に必要なオプションやオプション料金も発生しません。
マンション集合住宅
OCN光のマンション集合住宅料金は 3,960円 です。
ソフトバンク光の実質料金と比較すれば、5,782円－3,960円＝1,822円 が毎月お得になります。
回線を変更するだけで、年間では21,864円が浮く計算になります。
一戸建て住宅
OCN光の一戸建て住宅料金は 5,610円 です。
ソフトバンク光の実質料金と比較すれば、7,322円－5,610円＝1,712円 が毎月お得になります。
回線を変更するだけで、年間では20,544円が浮く計算になりますね。
Wi-Fiルータープレゼント
(出典：OCN光申込サイト)
ソフトバンクからOCN光に乗り換えた場合、それまでWi-Fiルーターとして利用していた光BBユニットは、レンタルオプションのため返却する必要があります。
市販の「IPv6 IPoE」に対応するWi-Fiルーターを購入しても、OCN光では利用する事ができますが、OCN光をオンライン専門代理店で申し込む事により、公式申込みには無いWi-Fiルータープレゼントのキャンペーンがあります。
詳細は以下をご覧下さい。
スマホのセット割はどうなる？
現時点でソフトバンク光を利用していても、スマホにはソフトバンクを利用していないユーザーなら、事業者変更で光回線をOCN光に乗り換えない理由はありません。
ソフトバンク光ユーザーは、スマホにソフトバンクを利用しているケースが圧倒的に多く、利用しているソフトバンクの店舗でソフトバンク光の勧誘を受けた事に加えて、ソフトバンク光に加入する事により得られる、毎月のスマホ代を割り引く「セット割」が大きく寄与しています。
ソフトバンクのスマホプランは、無制限にデータ利用ができる「メリハリ無制限プラン」と、利用した容量分に応じて価格が変化する従量制の「ミニフィットプラン＋」があります。
契約時に要望を出さない限り、ショップではメリハリ無制限プランを勧めてきます。
特に家族で利用する場合は、ミニフィットプラン＋では家族割の適用が無く、メリハリ無制限プランでは月額1,210円がスマホ1台につき割引きが適用される事により、ミニフィットプラン＋との差額が縮まる事が大きな理由です。
ソフトバンクのスマホ割引き
ソフトバンクのスマホを利用してソフトバンク光に加入すると、「おうち割 光セット」のセット割が適用されて、スマホ1台につき1,100円の割引きが受けられます。
ソフトバンク光から別の光コラボに乗り換えると、この割引きが無くなる事で、毎月のスマホ代が高くなるのではないか？と、乗り換えを躊躇する要因の一つになります。
家族3人以上でメリハリ無制限プランとソフトバンク光を利用している場合、スマホ1台の通話料・端末代を除いた金額は、（メリハリ無制限プラン月額）7,238円－（家族割）1,210円－（光回線セット割）1,100円＝4,928円 になります。
家族3人で利用した場合、割引き適用後のスマホ代合計月額は、4,928円×3人分＝14,784円 になります。
「あれ！？ウチは家族3人でメリハリ無制限プランだけど、もっと安いよ？」と思われた方、その通りです。
自宅に光回線があれば、スマホを使って動画視聴でデータを大量に消費しても、自宅で利用する限りWi-Fiを利用するので、ソフトバンクのギガを消費しません。
そのため、ソフトバンク光＋メリハリ無制限プラン利用ユーザーの多くは、月のデータ消費量は3GB未満に収まっていて、その場合更に1,650円が割引きされます。
その場合のスマホ代1台分を計算すると、（メリハリ無制限プラン月額）7,238円－（家族割）1,210円－（光回線セット割）1,100円－（3GB未満割引き）1,650円＝3,278円 になります。
家族3人では、3,278円×3人分＝9,834円 になります。
ご自身の利用データ量が気になる方は、My SoftBankから調べてみてください。
通信費トータル費用
家族3人でソフトバンク光を利用し、スマホにはメリハリ無制限プランで家族全員が月に3GB未満だと仮定して、実質の通信費トータル費用を計算してみましょう。
マンション集合住宅
（ソフトバンク光マンション実質月額）5,782円＋（メリハリ無制限プラン3GB未満家族3人分）9,834円＝15,616円
一戸建て住宅
（ソフトバンク光戸建て実質月額）7,322円＋（メリハリ無制限プラン3GB未満家族3人分）9,834円＝17,156円
OCNモバイルONEのスマホ割引き
（出典：OCNモバイルONE公式）
格安SIMの「OCNモバイルONE」は、NTTグループのNTTレゾナントが運営しています。
低価格ユーザー向けのサブブランドを持たないドコモでは、ドコモエコノミーMVNOとして全国のドコモショップでも取り扱いをしている、高品質で安価なプランとしてOCNモバイルONEは人気です。
OCN光に乗り換えれば、OCNモバイルONEのセット割が受けられます。
セット割の金額はスマホ1台につき220円で、最大5契約までに適用されます。
この割引金額だけ見れば、ソフトバンクの割引きに比べて随分と小さいと感じますが、元々の月額料金が安く設定されているため、費用は大幅に節約する事ができます。
| 通信容量/コース名 | 月額料金 | セット割 | 実質金額 |
| 500MB/月コース | 550円 | － | 550円 |
| 1GB/月コース | 770円 | 220円 | 550円 |
| 3GB/月コース | 990円 | 220円 | 770円 |
| 6GB/月コース | 1,320円 | 220円 | 1,100円 |
| 10GB/月コース | 1,760円 | 220円 | 1,540円 |
先のソフトバンクのところでご説明した様に、光回線が自宅に入っているスマホユーザーは、3GBのプランで多くの方は足りますから、セット割を適用させたスマホ1台の月額料金は770円になります。
家族3人で利用しても、770円×3人分＝2,310円 にしかなりません。
ソフトバンク光からOCN光に乗り換えれば、ソフトバンクのスマホプランを継続して利用する意義は無く、OCNモバイルONEに家族全員で乗り換える事で、通信費トータル費用は大幅に下げる事が可能になります。
具体的な金額をシミュレーションしてみましょう。
通信費トータル費用
ソフトバンクで計算した時と同様に、家族3人でOCN光を利用し、スマホにはOCNモバイルONEのセット割を適用して、家族全員が3GBプランと仮定して、実質の通信費トータル費用を計算してみましょう。
マンション集合住宅
（OCN光）3,960円＋（OCNモバイルONE 3GB×3人分）2,310円＝6,270円
で、自宅では快適な光回線を利用して、家族3人分のスマホ代も含めてこの金額になり、ソフトバンク光＋メリハリ無制限プランで3GB未満の費用との差額は、15,616円－6,270円＝9,346円 にもなります。
1年間にすると、112,152円を節約できる事になります。
・一戸建て住宅
（OCN光）5,610円＋（OCNモバイルONE 3GB×3人分）2,310円＝7,920円
で、自宅では快適な光回線を利用して、家族3人分のスマホ代も含めてこの金額になり、ソフトバンク光＋メリハリ無制限プランで3GB未満の費用との差額は、17,156円－7,920円＝9,236円 にもなります。
1年間にすると、110,832円を節約できる事になります。
OCN光への乗り換え時の費用は？
ソフトバンク光からOCN光へ、「事業者変更」による乗り換えに掛かる費用も見ていきましょう。
工事費は掛かりません
ソフトバンク光もOCN光も、同じNTT東西が敷設管理している光回線の「フレッツ光」を使う部分では変わりませんので、「事業者変更」での乗り換えに新たな回線工事は必要無く、工事費も当然掛かりません。
事業者変更手数料
事業者変更手数料として、ソフトバンク光に3,300円を支払う必要があります。
法改正が有ったため、2022年7月以降の契約の場合には、事業者変更手数料は掛かりませんが、それ以前の契約については掛かります。
新しく契約するOCN光には、契約事務手数料として3,300円を支払います。
解約違約金
解約違約金については、把握していないユーザーが多くなっています。
（出典：総務省）
2020年6月5日に総務省が発表した、電気通信市場の分析結果（利用者アンケート結果）では、光回線を利用しているユーザーの半数以上が、「期間縛りを把握しないで契約している」「期間縛りを理解していない」という結果になっています。
契約期間と違約金は、乗り換え時に支払う金額差で大きなポイントになります。
ソフトバンク光の契約期間は、概ね2年契約か5年契約で、契約期間が終了しても違約金の縛りは解消されません。
契約期間が終了した月からスタートする「解約月」では違約金が掛かりませんが、解約月が終了すると再度同じ契約期間が始まり、再度契約期間が終了するまでは契約期間であり、違約金が発生します。
もう少し、詳細を解りやすく具体的にご説明します。
解約月とは？
ソフトバンク光の解約月は、契約期間が経過する都度3ヵ月間の違約金が発生しない解約月が訪れます。
2年契約の場合
（出典：ソフトバンク公式）
2年契約の場合は、契約満了月の当月（24ヵ月目）・翌月（25ヵ月目）・翌々月（26ヵ月目）での解約は違約金が発生しません。
契約後最初の解約月が終了すると、再度訪れる解約月は更に2年後の契約から4年後になる、当月（48ヵ月目）・翌月（49ヵ月目）・翌々月（50ヵ月目）になり、それ以降も同様に自動契約が更新されていきます。
解約月以外では全て契約期間になり、違約金（10,450円）が発生します。
5年契約の場合
（出典：ソフトバンク公式）
5年契約では前述の2年契約と同様の解約月が、5年サイクルになります。
解約月は、契約満了月の当月（60ヵ月目）・翌月（61ヵ月目）・翌々月（62ヵ月目）で、次の解約月は10年後の当月（120ヵ月目）・翌月（121ヵ月目）・翌々月（122ヵ月目）になり、解約月以外は全て契約期間になるので違約金（16,500円）が発生します。
契約期間や解約月を調べるには？
手元に契約時の書面等が無くても、My SoftBankから確認する事が可能です。
解約月にOCN光へ事業者変更がベスト・・・ですが
解約月に事業者変更でOCN光に乗り換えれば、費用負担が手数料関連の6,600円に限られるので、できる事ならそれがベストです。
しかし、解約月以外の事業者変更を行って、2年契約の違約金を加えて17,050円の費用負担が有っても、5年契約の違約金を加えて23,100円の負担が有っても、乗り換えでお得になる金額が月に9,000円以上確保できるため、数ヶ月で簡単に元を取って、それ以降はずっとお得が継続することを考えれば、迷う期間の分だけ損をしているとも考えられます。
キャッシュバックキャンペーン
それでも金額負担がネックになっているなら、OCN光をオンライン専門代理店で事業者変更の契約をすると、高額キャッシュバックキャンペーンを行っています。
キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。
5年契約の違約金を支払っても、キャッシュバックの金額で補うことができますね。
もちろん、解約月に乗り換えればもっとお得になります。
ソフトバンク光からOCN光に乗り換える「事業者変更」の手順
（出典：NTT東日本公式）
NTT東西のフレッツ光を使う、光コラボのソフトバンク光から、同じ光コラボのOCN光への乗り換えは、「事業者変更」の手続きだけで簡単に乗り換えられます。
1．ソフトバンク光から事業者変更承認番号を取得
事業者変更には、事業者変更承認番号が必要になります。
この番号を乗り換え先のOCN光に伝える事で、工事不要で乗り換えられるだけでなく、光電話や光テレビを現在ソフトバンク光でご利用になっているユーザーは、別途の手続き無くOCN光でも同様の利用が継続できます。
事業者変更番号は現在利用しているソフトバンク光に請求します。
連絡先 ソフトバンク光
電話 0800-111-2009 （10:00～19:00 年中無休）
事業者変更承認番号は11桁の番号で、15日の有効期限があるため、その期間内にOCN光に事業者番号を伝えて、事業者変更の手続きを行ってください。
事業者変更承認番号の取得が行えるのは、契約者本人か家族に限られます。
取得に必要なのは、「契約者本人の名前」「契約者の住所」「契約時の登録電話番号」「契約者の生年月日」になります。
事業者番号は契約している住所に書面で送る事を選択する事もできますが、発行されるまでに1両日中の時間が掛かり、書面の手配や配送の時間を考えれば、番号が手元に有れば良いわけですから、スマートフォンの電話番号を登録して、SMS（ショートメール）で送る事を選択した方が短時間で事業者変更承認番号が得られます。
2．オンライン専門代理店に申込み
事業者変更を含めて、光回線サービスは何処で申込みを行っても、契約後のサポートや月額料金などサービス全般で一切の差違はありません。
契約時にキャッシュバックを受け取れる、オンライン専門代理店での申込みがオススメです。
申込み確認事項のページで「同意してフォームに進む」を押し、名前や住所などの情報を入力します。
折り返し記入した電話番号宛てに、確認の電話が掛かってきます。
新規契約ではなく「事業者変更」である事を伝え、取得した事業者番号も伝えてください。
キャッシュバックキャンペーンの説明がありますが、Wi-Fiルーターのプレゼントが必要な方は、その時に希望を伝えてください。
入力が手間と感じる方は、0120-93-2299（フリーダイヤル）に直接電話して、事業者変更を申し込む事も可能です。
心配事がある場合や相談したいことがあっても、気軽に相談に乗ってもらえます。
3．ソフトバンク光からOCN光への切り換え
事業者変更で申込みを済ませれば、光電話の電話番号や光テレビを利用している場合も、そのままOCN光に切り換えた後も利用ができます。
ソフトバンク光からOCN光の切り換え日は、OCN光から連絡が来ます。
概ね申込みを行ってから、10営業日程度が掛かります。
特に切り換え日で行う事はありませんが、OCNから届いた書面の内容の通りに、Wi-Fiルーターの設定を行ってください。
これで、OCN光が利用できるようになります。
4．ソフトバンクのレンタル機材を返却
ソフトバンクにオプションでレンタルしている光BBユニットの機材は、速やかに返却してください。
ソフトバンクのマークが付いている機材のみ返却すればよく、NTTのマークが付いている黒い機材はONU（終端装置）で、OCN光でも引き続き利用するので返却しないでください。
このONUからソフトバンクのレンタル機材を取り外して、新しく入手したWi-Fiルーターを接続してください。
ソフトバンクのレンタル品は、以下に元払いで返却を行ってください。
〒272-0001
千葉県市川市二俣678-55
ESR市川ディストリビューションセンター3階北棟N8
ソフトバンク返品センター宛
0800-111-2009
外出時のデータ容量が必要なら「@TCOMヒカリ」＋「LIBMO」もオススメ
(出典：@TCOMヒカリ申込サイト)
@TCOMヒカリの月額料金は、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで4,180円です。
My SoftBankで確認した現在利用しているデータ量が、外出先で動画視聴をする習慣があるスマホユーザーは、OCNモバイルONEの最大10GBの容量では足りないケースがあります。
そんな場合、光コラボの「@TCOMヒカリ」なら、ソフトバンク光から事業者変更で簡単に乗り換えが可能で、20GB・30GBの容量に対応している格安SIMの「LIBMO」に、セット割が適用されて合理的に利用できます。
LIBMOのセット割
(出典：LIBMO公式)
「LIBMO」はOCNモバイルONEと同様に、ドコモのエコノミーMVNOに指定されている、高品質の格安SIMです。
光コラボ「@TCOMヒカリ」と格安SIM「LIBMO」を組みあわせて利用する事で、スマホ1契約ごとに月額220円、最大5契約月額1,100円まで「セット割」が適用されます。
| 〇納得プラン | |||
| データ容量 | 通常料金 | @T COMヒカリ 月額割引額 |
実質金額 |
| 3GBプラン | 980円 | 1回線 220円/月割引 | 760円 |
| 8GBプラン | 1,518円 | 1回線 220円/月割引 | 1,298円 |
| 20GBプラン | 1,991円 | 1回線 220円/月割引 | 1,771円 |
| 30GBプラン | 2,728円 | 1回線 220円/月割引 | 2,508円 |
ahamoやLINEMOなどのオンライン専用プランよりも、20GBプランは大幅に安く、セット割が適用されることで、月額1,771円で利用する事ができます。
キャッシュバックキャンペーン
@TCOMヒカリでは、現在代理店申込みでキャッシュバックキャンペーンを行っています。
キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。
