動画サービスは日々コンテンツがアップデートされて、月々定額で見放題のサブスクや無料視聴など魅力溢れるサイトが多く、普段から頻繁に利用しているユーザーも多くなっています。
その中でも老若男女を問わず、幅広い圧倒的な支持を受けているのが、無料動画サービスサイトの「YouTube」です。
YouTubeのコンテンツは運営する企業が提供しているものではなく、誰でも動画のアップロードが可能であり、それこそ全くの素人から映像のプロまで、再生視聴回数によって収益が得られるシステムが確立されているため、ジャンルを問わない裾野の広さが魅力になっています。
老人ホームでは昭和歌謡のメドレーが利用されて、化粧に憧れる小学生がコスメ紹介を見て、その使い方までYouTubeで習得できるのは、他の動画コンテンツには無い魅力であり、多彩なジャンルを個々の好みで掘り下げられるため、どれだけ見続けていても飽きることがありません。
しかし、YouTubeも含めて動画をインターネットで利用することは、大きなデータ量を消費するため、スマホで利用しているユーザーは、毎月のギガ不足に悩んでいる方が少なくありません。
YouTubeを見続けても、ギガを減らさない具体的な方法を解説します。
ギガを減らさない王道はデータ量を減らす工夫
YouTubeの利用でギガを減らさないようにするには、使うデータ量を減らす工夫を駆使することです。
同じ動画視聴を行っても、画質自動(推奨)状態になっている場合は、意識していなくても電波状態に応じて画質が上がるため、データの使用量は多くなります。
画質の違いで変わるデータ消費量
YouTubeの画質は、任意で変更することができます。
最高画質-1080p
YouTubeの最高画質はフルHD画質1080pで、この画質は大画面のテレビで視聴を行う時のモードであり、スマホでの視聴に利用しても基本的に意味はありません。
高画質-720p
次の画質はHD720pであり、高画質のスマホを利用して最高画質で楽しむことができますが、1分あたり17.6MB程度を消費するため、1時間の利用で概ね1GB程度を使います。
スマホプランで20GBのデータ容量を契約している場合なら、月に20時間の視聴しかすることができません。
標準画質-480p
さらに画質を落とすのは480pであり、SD画質と呼ばれます。
一般的なスマートフォンの画面なら、違和感無く視聴が可能です。
データ消費も半分程度にセーブできるので、1GBで概ね2時間程度の視聴が可能であり、スマホプランで20GBの契約をしている場合は、月に40時間程度の視聴が可能になります。
ただ、1日2時間程度をコンスタントに利用すれば、毎月20日頃にはギガ不足に陥ります。
事実上の限界画質-360p
その下の画質として、360pがあります。
このあたりがスマホで視聴する画質としては最低線になり、これ以下の240pの画質ではギザギザが目立ちストレスが溜まる画質になります。
360pの画質で視聴すれば、1GBで概ね3時間程度の視聴が可能になります。
20GBのスマホプランを契約している場合では、月に60時間の視聴が可能になります。
画質選択の方法
限りある貴重なギガを効率良く利用するために、YouTubeの画質を変更すれば、ギガの減り方を大幅にセーブできるため、視聴できる時間が長くなります。
設定から画質を選択して、任意の画質を選択してください。
ただし、画質の選択は視聴の都度行う必要があります。
自動再生のOFFで無駄を削減
YouTubeの利用者が18歳以上の場合では、自動再生の機能がONになっています。
自動再生は、一本の動画視聴を終えた後で、関連する動画や興味があると推測できる動画の再生が自動的に始まる機能です。
とても便利な機能なのですが、ダラダラ視聴を助長することにもなりますし、本当に興味のある動画を選別した方が時間的にも無駄がありません。
データ消費の意味でも、自動再生がONになっていると、前に視聴していた設定画質は活かされず、通信環境に合わせた最適な画質になるため、5Gの高速通信も増えている昨今では、知らず知らず高画質でギガを消費することにも繋がります。
また、寝落ちなど動画の途中で再生状態のまま、スマホに自分の意思を反映出来ない状態になっても、高画質でデータ消費をすることになります。(30分操作を行わない場合には、自動的に停止されます)
プレビュー動画再生をOFFに
「どの動画を見ようかなぁ~・・・」というときに、タップしなくてもプレビューが自動再生されるのは便利な機能ですが、確実にプレビューでギガを消費しています。
YouTubeアプリの設定で、左下のマイページ - 右上の設定 - 全般 -フィード再生をオフ にすることで、プレビューの再生がされなくなるため、ギガの消費量を確実に減少させることができます。
アプリではなくブラウザで視聴する
ここまで見てきたのは、一般的に多く利用されているYouTubeアプリでのギガを減らさない方法です。
YouTubeを視聴するためにはアプリだけでなく、Google ChromeやAppleのSafariなどのwebブラウザでも利用できます。
ギガを減らさないYouTubeの使い方として、アプリよりもwebブラウザの利用がお勧めです。
自動再生もブラウザ利用では無く、画質も設定した画質が次の動画視聴でも活かされるため、画質を調整する手間もありません。
YouTubeの考え方としては、ブラウザよりもアプリの利用を推奨しているため、アプリの方がより高画質で利便性が高くなっていますが、ギガの消費を抑えるためには逆手にとって、ブラウザを利用する方が簡単で効果があります。
ギガを減らさない決定打は自宅にWi-Fiの導入
YouTubeの利用には、工夫によってギガを減らす方法はあっても、ギガの消費を無くすことはできません。
YouTubeをどれだけ見続けても、契約しているスマホプランのギガが減らない方法の決定打は、自宅に無制限に利用できるWi-Fiを導入することです。
自宅にWi-Fiがあれば、YouTubeを視聴してもスマホプランのギガを消費せずに済みます。
自宅のWi-Fi回線は「光回線」が最適
自宅で利用するWi-Fiには、インターネット回線が必要です。
具体的な手段としては、無線回線を利用する「モバイルルーター」「ホームルーター」と、有線の光ファイバーケーブルを使う「光回線」があります。
高速回線なら「光回線」
YouTubeを快適に利用するためには、インターネットの回線速度は早いことに越したことはありません。
回線速度が足りない環境下では、動画が視聴中に固まったり止まったり、快適に視聴ができずにストレスが溜まります。
大画面で最高画質のフルHD画質1080pで楽しむためには、安定した高速回線が必要であり、家族で別の動画を同時に楽しんでも快適に利用するためには、一定以上の通信速度が必要です。
通信速度は公称値と呼ばれている、サービスを提供している側が発表している数値がありますが、公称値は理論上の計算値でしかないため、実際の利用時に使える速度とは大幅に異なります。
実際に利用できる速度は、利用者が計測している「みんなのネット回線速度」が参考になります。
それぞれの回線の通信速度を、同サイトで直近3ヵ月の平均値を比較してみましょう。
回線 | 下り | 上り |
光回線 | 376.4Mbps | 380.3Mbps |
ホームルーター | 166.8Mbps | 20.8Mbps |
モバイルルーター | 82.5Mbps | 22.4Mbps |
3つのWi-Fi利用の回線手段を比較すれば、「光回線」が圧倒的に速いと言えます。
本当に無制限利用可能なのは「光回線」のみ
「モバイルルーター」「ホームルーター」にも、無制限利用を標榜しているサービスはあります。
しかし、無線利用をするインターネット回線では、大量に使うなど使い方によって制限がかかることがある旨の注意書きが、別途併せて必ず記載されています。
光回線なら、どんな使い方をしても制限がかかることが無く、本当の意味で無制限利用が可能であり、高速インターネットが利用できます。
YouTubeに利用するWi-Fiのインターネット回線は、「光回線」が最適です。
最適な光回線サービスは「光コラボ」
YouTubeに利用するWi-Fiの光回線サービスで、最もオススメするのは「光コラボ」です。
光コラボならフレッツ光が安価に使える
(出典:NTT西日本*一部改変)
光回線を利用するためには、自宅の近くまで引き込む光回線が来ている必要があり、この利用ができる場所は提供エリアと呼ばれています。
NTT東西が敷設運用している光回線「フレッツ光」は、全国47都道府県全県をカバーしている唯一の光回線であり、都心部だけなく郊外や郡部まで利用が可能な提供エリアになっています。
また、マンション集合住宅では、建物の共有スペース内まで引き込み工事が完了している光回線しか、原則として利用することができませんが、フレッツ光なら日本中の多くの建物の共有スペース内まで、引き込み工事が完了しているケースが多くなっています。
このフレッツ光を安価に利用する方法として、「光コラボ」が最適です。
光コラボは、NTT東日本エリアで530社・NTT西日本エリアで235社から提供されていて、「ドコモ光」「ソフトバンク光」なども光コラボの一つです。
光コラボは多彩な「セット割」が利用できる
数多くのサービスが競い合う光コラボでは、毎月のスマホ代を割引きする「セット割」が適用される選択肢があります。
前述のように、「ドコモ光」「ソフトバンク光」は光コラボですから、ドコモのスマホユーザーはドコモ光、ソフトバンクユーザーはソフトバンク光を利用することで、毎月最大スマホ1台につき1,100円の割引きが受けられます。
auユーザーの多くがセット割適用のために選択する「auひかり」は、フレッツ光を利用しない独自回線のため光コラボではありませんが、関西エリア・中部エリアでは利用することができず、マンション集合住宅の共有スペース内まで引き込み工事が完了しているケースも殆どありません。
しかし、光コラボにはauスマホユーザーにセット割が適用されるものがあり、auひかりのセット割と全く同じauスマートバリューが利用できます。
通信費トータル費用の節約には「格安SIM」「サブブランド」にセット割の適用
3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を利用しているユーザーは、全体の8割にもなっていますが、自宅にWi-Fi利用のために光コラボを導入するなら、スマホプランは「格安SIM」「サブブランド」に乗り換えた方が、通信費トータル費用は節約できます。
自宅に光コラボがあれば大容量のスマホプランは必要が無い
(出典:MM総研)
このグラフは、2023年3月1日に株式会社MM総研が調査した、「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2023年1月調査)」からの引用です。
多くのスマホユーザーは、月に3GB未満に留まっています。
YouTubeは見始めると長時間の利用になることが多く、腰を落ち着けて視聴できる自宅が利用場所の中心になります。
自宅に光回線の光コラボがあれば、Wi-Fiを使ってYouTubeの視聴ができるため、自宅ではどれだけ使っても、契約しているスマホプランのギガを消費しません。
そのため、自宅でWi-Fiが使える多くのスマホユーザーの契約スマホプランは、3GB程度の小容量プランが最適な選択になります。
小容量プランなら「格安SIM」「サブブランド」が安い
3大キャリアのメインプランでも小容量プランは利用ができますが、割高でコスパは良くありません。
3GB程度の小容量プランは、「格安SIM」「サブブランド」に乗り換えた方が安くなり、それぞれ光コラボでセット割が適用される光回線サービスにすれば、通信費トータル費用を抑えることができます。
コスパの良いスマホプランの選び方
通信会社によって使う周波数帯は異なるため、現在利用しているスマホを乗り換えても快適に使うためには、同じ周波数帯を使う安価なスマホプランがコスパの良い最適な選択になります。
格安SIMはドコモ回線の一部を借りて運用されるケースが多く、ドコモを現在利用している方の乗り換え先に最適です。
auユーザーは、同じ電波を使うサブブランドの「UQモバイル」への乗り換えが、お得で快適に利用できる乗り換え先です。
ソフトバンクユーザーも、同じ電波を使うサブブランドの「ワイモバイル」への乗り換えが最適です。
それぞれ、セット割が適用される光コラボを自宅に導入すれば、通信費トータル費用はセーブすることができます。
外出時のYouTube利用はYouTube Premium加入がおすすめ
YouTube利用の場所は自宅であるケースが多いのですが、通勤通学の時間が長くYouTubeを自宅以外で利用したい場合は、自宅にWi-Fiを導入してもギガの消費が避けられません。
その場合、スマホプランのデータ容量を増やすよりも、月額1,180円のコストで済むYouTube Premiumへの加入がおすすめです。
YouTube Premiumに加入すれば、事前に自宅のWi-Fiでダウンロードが可能になるため、その動画視聴なら通勤通学時にYouTubeを利用しても、スマホプランの契約ギガを消費しません。
一度ダウンロードしておけば、インターネットが利用できない環境下でも、安定した快適な動画視聴ができます。
YouTube Premiumの加入によって、データを消費するCM再生もカットできます。
現在利用中のスマホ別に、YouTubeを見続けてもギガが減らない光コラボと、セット割が適用されるスマホプランの組み合わせをご紹介します。
ドコモユーザーは「@TCOMヒカリ」+「LIBMO」のセット割
(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)
現在ドコモのスマホプランを利用しているなら、光コラボの「@TCOMヒカリ」+ドコモ回線を使う格安SIM「LIBMO」にセット割の組み合わせが、YouTubeを快適利用しながら通信費トータル費用を抑える最適な方法です。
@TCOMはドコモ光のタイプBの選択肢にもなっている、信頼のあるプロバイダで、月額料金は一戸建てタイプ5,610円・マンションタイプ4,180円です。
「格安SIM」LIBMOのセット割
(出典:LIBMO公式)
格安SIMの「LIBMO」はドコモ回線を利用しているので、ドコモで購入したスマートフォンが問題無く利用可能です。
LIBMOはドコモからの信も厚い格安SIMで、数ある格安SIMの中で2つしかない「エコノミーMVNO」になっていて、全国のドコモショップでも取り扱われています。
@TCOMヒカリを併用する事で、スマホ1台につき毎月220円のセット割が最大5契約まで適用が受けられます。
〇納得プラン | |||
データ容量 | 通常料金 | @T COMヒカリ 月額割引額 |
実質金額 |
3GBプラン | 980円 | 1回線 220円/月割引 | 760円 |
8GBプラン | 1,518円 | 1回線 220円/月割引 | 1,298円 |
20GBプラン | 1,991円 | 1回線 220円/月割引 | 1,771円 |
30GBプラン | 2,728円 | 1回線 220円/月割引 | 2,508円 |
自宅に光回線がある場合に最適なスマホプランの3GBは、セット割を適用すれば月額760円で利用することができます。
キャッシュバック
@TCOMヒカリでは、キャッシュバックキャンペーンを行っています。
キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。
工事費無料キャンペーン
@TCOMヒカリの工事費は、戸建てでもマンションでも最大22,000円がかかりますが、導入工事費が実質無料になるキャンペーンを行っています。
12ヵ月間月額料金の割引
新規契約で契約から12ヵ月間、月額料金が割り引かれます。
戸建てタイプでは月額440円が割引きされ、マンションタイプでは月額330円が12ヵ月割引きされます。
auユーザーは「ビッグローブ光」+「UQモバイル」のセット割
(出典:ビッグローブ光申込サイト)
現在auのスマホプランを利用しているなら、光コラボの「ビッグローブ光」+au回線をそのまま使うサブブランド「UQモバイル」にセット割の組み合わせが、YouTubeを快適利用しながら通信費トータル費用を抑える最適な方法です。
信頼の厚い老舗プロバイダであるビッグローブ光の月額料金は、一戸建てタイプで5,478円・マンションタイプで4,378円です。
「サブブランド」UQモバイルのセット割
(出典:UQ mobile公式サイト)
UQモバイルはauのサブブランドでauと使う電波は全く同じであり、auで購入したスマホがUQモバイルでも快適に継続利用することが可能です。
トクトクプラン | コミコミプラン | ミニミニプラン | ||
1GB未満 | 15GB | 20GB | 4GB | |
月額料金 | 2,277円 | 3,465円 | 3,278円 | 2,365円 |
セット割 | 1,100円 | 1,100円 | 0円 | 1,100円 |
割引き後 | 1,177円 | 2,365円 | 3,278円 | 1,265円 |
自宅に光回線がある場合に最適な3GBよりも、毎月1GBの余裕がある4GBのミニミニプランが、セット割適用で月額1,265円です。
キャッシュバック
ビッグローブ光では代理店契約で、キャッシュバックキャンペーンを行っています。
キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。
工事費無料キャンペーン
ビッグローブ光の導入には最大で28,600円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンを行っています。
引っ越し移転時の工事費用が無料
ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になっています。
ソフトバンクユーザーに最適な「ソフトバンク光」+「ワイモバイル」のセット割
(出典:ソフトバンク光申込サイト)
現在ソフトバンクのスマホプランを利用しているなら、光コラボの「ソフトバンク光」+ソフトバンク回線をそのまま使うサブブランド「ワイモバイル」にセット割の組み合わせが、YouTubeを快適利用しながら通信費トータル費用を抑える最適な方法です。
ソフトバンク光の月額料金は、一戸建てタイプで5,720円・マンションタイプで4,180円です。
「サブブランド」ワイモバイルのセット割
(出典:ワイモバイル公式)
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドでソフトバンクと使う電波は全く同じであり、ソフトバンクで購入したスマホがワイモバイルでも快適に継続利用することが可能です。
シンプル2 | |||
プラン名 | S | M | L |
容量 | 4GB | 20GB | 30GB |
基本月額料金 | 2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
セット割 | 1,100円 | 1,650円 | 1,650円 |
割引き後 | 1,265円 | 2,365円 | 3,465円 |
自宅に光回線がある場合に最適な3GBよりも、毎月1GBの余裕がある4GBのプランSが、セット割適用で月額1,265円です。
キャッシュバック
ソフトバンク光では代理店契約で、キャッシュバックキャンペーンを行っています。
キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。