物価の値上がり傾向は顕著であるのに、収入の上昇は全く追いついていません。
そんな中で、毎月の通信費が家計費全体に占める割合は決して小さくはありません。
かと言って、インターネットが利用できない生活は考えられず、通信費が毎月かかるのは仕方が無い事と割り切って、節約リストから外している方が多くいらっしゃいますが、確実に通信費の節約ができる方法はあります。
「節約はしたい、でも・・・インターネットの利用に制限が掛かったりとか、使うのを我慢したりするのは耐えられないし・・・」
と、お考えになったり
「ウチは限界まで大きな割引き制度を駆使しているから、これ以上の節約はとても無理だよ」
と、お考えになったりしている多くの方々にご提案したいのは
「家族5人なら、インターネット利用に我慢を強いる事無く、年間で10万円の通信費削減が可能かもしれません」
と、いう事です。
通信費を節約するおすすめの方法を、具体的に解説していきます。
最もコスパが悪いのは3大キャリアの使い放題!?
スマートフォンを家族5人で利用している場合、最もコスパが悪いのは3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)で、メインプランの無制限プランをインターネット回線として利用しているご家族です。
動画視聴の増加などでデータ消費量は増加傾向にあり、ギガ不足を一切気にする必要が無い、無制限プランを家族それぞれが契約するのは、光回線などの別のインターネット回線を導入する必要も無く、利便性と言う意味でも合理的な選択という考え方があります。
しかし、コスパという面で考えれば合理的とは言い難いと言えます。
キャリア3社の無制限プランは概ね横並びで、ドコモが7,315円・auとソフトバンクが7,238円になっています。
家族5人で利用する場合、ドコモとauでは毎月1,100円・ソフトバンクでは1,210円の割引きが受けられるため、毎月の割引き額を1,100円と仮定すれば、1,100円×5人分=5,500円 の毎月の割引きが受けられる事になります。
家族5人で各社の無制限プランを利用した場合の、年間費用を計算してみましょう。
通信会社 | プラン | 基本月額 | 家族割 | 家族人数 | 1ヵ月計 | 年間計 |
ドコモ | 5Gギガホプレミア | 7,315円 | 1,100円 | 5人 | 31,075円 | 372,900円 |
au | 使い放題MAX 5Gプラン | 7,238円 | 1,100円 | 5人 | 30,690円 | 368,280円 |
ソフトバンク | メリハリ無制限プラン | 7,238円 | 1,210円 | 5人 | 30,140円 | 361,680円 |
平均年間額 | 367,620円 |
ドコモは2023年7月に大幅なプラン改定を行っていて、既に5Gギガホプレミアプランは新規契約が終了していますが、現状利用者が多い旧プランで計算しています。
3大キャリアの無制限プランだけをインターネット回線として利用している、5人家族の端末分割代金や、電話通話料とオプションなどを除いた通信費トータル費用は1ヵ月平均で30,000円強になり、平均年間額としては367,620円になります。
これを一つの基準として、節約する方法を考えていきましょう。
光回線を導入すれば通信費が下がる!?
新たに光回線を契約して自宅に導入すれば、毎月の光回線代が通信費トータル費用に加わるので、「今まで以上に通信費が増えるのは耐えられない!」とお考えで、光回線の便利さは解ってはいるけれど、導入には躊躇しているならそれは杞憂です。
前述の無制限プランを利用しているケースで、同様に計算してみましょう。
光回線導入で適用される「セット割」
契約スマホプランが指定している光回線を併用して利用すると、「セット割」が適用されます。
この割引き額はスマホ1台につき、各社とも月額1,100円になっているため、5人の場合では家族割の1,100円に加えて、セット割の1,100円が割引きされるため、合わせて毎月11,000円の割引きが受けられる事になります。
通信会社 | プラン | 基本月額 | 家族割 | セット割 | 家族人数 | 1ヵ月計 | 年間計 |
ドコモ | 5Gギガホプレミア | 7,315円 | 1,100円 | 1,100円 | 5人 | 25,575円 | 306,900円 |
au | 使い放題MAX 5Gプラン | 7,238円 | 1,100円 | 1,100円 | 5人 | 25,190円 | 302,280円 |
ソフトバンク | メリハリ無制限プラン | 7,238円 | 1,210円 | 1,100円 | 5人 | 24,640円 | 295,680円 |
平均年間額 | 301,620円 |
当然ですが、割引きが増えた分だけ支払費用は下がります。
しかし、この金額に光回線の料金を加える必要があります。
光回線料金を加えた通信費トータル費用
ドコモでは「ドコモ光」・ソフトバンクでは「ソフトバンク光」と自社の光コラボがセット割対象で解りやすいのですが、auは自社の「auひかり」も当然セット割の対象になっていますが、利用できるエリアが限定されているため、他の光コラボや電力会社が提供する光回線サービスや、ケーブルテレビ系など多くのセット割対象があります。
auの光回線セット割対象については、以下も併せてご覧下さい。
auのセット割対象の中で、日本全国で利用が可能で月額料金が安価な「@TCOM(アットティーコム)ヒカリ」の利用を仮定して、光回線を利用した通信費を計算します。
通信会社 | サービス名 | 光回線月額 | 年間光回線 | 年間スマホ代 | 通信費年間 |
ドコモ | ドコモ光 マンション | 4,400円 | 52,800円 | 306,900円 | 359,700円 |
ドコモ光 戸建て | 5,720円 | 68,640円 | 306,900円 | 375,540円 | |
au | @TCOMヒカリ マンション | 4,180円 | 50,160円 | 302,280円 | 352,440円 |
@TCOMヒカリ 戸建て | 5,610円 | 67,320円 | 302,280円 | 369,600円 | |
ソフトバンク | ソフトバンク光 マンション | 4,180円 | 50,160円 | 295,680円 | 345,840円 |
ソフトバンク光 戸建て | 5,720円 | 68,640円 | 295,680円 | 364,320円 | |
平均年間額 | 361,240円 | ||||
年間節約額 | 6,380円 |
家族5人で3大キャリアの無制限プランだけを、インターネット回線として利用している時よりも、対象の光回線サービスを導入して、安定した高速通信が家族で無制限に利用できる環境が自宅ではできるのに、通信費の平均年間支払額は下がる事が解ります。
自宅に光回線が導入されればスマホのWi-Fi利用だけでなく、パソコンの利用やタブレットの利用、テレビで大迫力の動画視聴やゲーム機の快適利用など、数多くのメリットがありながら、導入前よりも通信費トータル費用は下がります。
しかし、この方法で年間に節約できる金額は、僅か6,380円にしか過ぎませんので、目標の年間10万円には程遠いです。
自宅にWi-Fi環境ができれば「小容量プラン」で十分!?
セット割が利用できる光回線が自宅に導入されれば、自宅でのインターネットはWi-Fiを利用して行うので、契約しているスマホプランのギガを自宅で消費する事は無くなります。
そのため多くのスマホユーザーは、自宅にWi-Fi環境ができれば無制限プランは必要ありません。
スマホのギガ消費は3GB未満に多くが収まる
スマホで動画視聴など、腰を据えて大きなデータ容量を消費するのは、自宅で行う事が最も多くなります。
外出時にギガ消費するのは、webチェックやお天気の確認、SNSの閲覧やLINEやメールでのやり取りなどが中心で、それほど大量のギガ消費はしていません。
(出典:MM総研)
このグラフは、2022年8月25日に株式会社MM総研が調査した、「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2022年7月時点)」で、スマホユーザーが1ヵ月間にギガ消費をした容量の分布を表しています。
このデータにはWi-Fi利用した分は含まれておらず、多くのユーザーは3GB未満のギガ消費であり、この傾向は一般家庭への光回線の普及が進むにつれて顕著になっています。
最も多いのは1GB未満のユーザー層であり、自宅に光回線が導入されていれば無制限プランは必要無く、月に3GB程度の小容量プランの利用が合理的だと言えます。
小容量プランでは割引きが減額されますが・・・
3大キャリアでは、無制限プラン以外に小容量プランも各社で用意されています。
(ドコモは前述の様にプラン改定を2023年7月に行っていますが、利用者の多い旧プランで話を進めます)
これらの小容量プランではギガの容量を決めて契約するのではなく、利用した分によって支払額が変わる従量制になっています。
メインの無制限プランに比較すると、小容量プランに乗り換えると各種割引きが減額されます。
たとえば、ソフトバンクでは家族割が無くなり、3GB程度の利用時にドコモとauではセット割が半額の550円に減額されます。
これまでと同様に、5人家族で小容量プランにプラン変更した場合の、各種割引きを考慮した、年間のスマホ代を計算してみましょう。
通信会社 | プラン | 基本月額 | 家族割 | セット割 | 家族人数 | 1ヵ月計 | 年間計 |
ドコモ | ギガライトプラン5G | 4,565円 | 1,100円 | 550円 | 5人 | 14,575円 | 174,900円 |
au | ピタットプラン | 5,115円 | 1,100円 | 550円 | 5人 | 17,325円 | 207,900円 |
ソフトバンク | ミニフィットプラン+ | 5,478円 | 0円 | 1,100円 | 5人 | 21,890円 | 262,680円 |
平均年間額 | 215,160円 |
割引きが減額されても、確実に年間のスマホ代は無制限プランを利用するより安くなります。
通信費トータル費用も大幅に安くなる
このスマホ代にセット割対象の光回線の料金を加えて、年間の通信費トータル費用を計算してみます。
通信会社 | サービス名 | 光回線月額 | 年間光回線 | 年間スマホ代 | 通信費年間 |
ドコモ | ドコモ光 マンション | 4,400円 | 52,800円 | 174,900円 | 227,700円 |
ドコモ光 戸建て | 5,720円 | 68,640円 | 174,900円 | 243,540円 | |
au | @TCOMヒカリ マンション | 4,180円 | 50,160円 | 207,900円 | 258,060円 |
@TCOMヒカリ 戸建て | 5,610円 | 67,320円 | 207,900円 | 275,220円 | |
ソフトバンク | ソフトバンク光 マンション | 4,180円 | 50,160円 | 262,680円 | 312,840円 |
ソフトバンク光 戸建て | 5,720円 | 68,640円 | 262,680円 | 331,320円 | |
平均年間額 | 274,780円 | ||||
年間節約額 | 92,840円 |
小容量プランに変更して光回線を導入して、「セット割」を適用した場合の3社の平均通信費トータル費用は年間で274,780円になり、無制限プランだけでインターネット利用をしていた場合の金額と比較すれば、年間で平均92,840円が節約できることになります。
この方法で大きな費用が節約できますが、自宅では家族で無制限に快適な光回線が利用できる環境が手に入り、外出先でも不便を強いられないギガ容量が多くのスマホユーザーには確保されていて、どこかで我慢を強いる節約方法ではありません。
しかし、年間10万円を節約するには、僅かですが届いていません。
この方法よりも更に、通信費トータル費用が節約できる方法を探りましょう。
ドコモの新プランは乗り換えの検討の余地あり
3大キャリアで節約する手段として、光回線の導入による「セット割」を適用してプラン変更をする、ここまで述べてきた「小容量プラン+セット割適用光回線」が効果的ですが、2023年7月にスタートしたドコモの新プランは、キャリアでも更に通信費を下げられる可能性があります。
外出先でも動画視聴などを頻繁に行う月に3GBでは足りないユーザーは、オンライン専用プラン「ahamo」が割安ですが、ドコモ光のセット割が無くなるため金額の節約メリットは削がれていました。
しかし、新プラン登場に併せて「ahamo光」が登場して、ahamoユーザー専用の割安な光回線サービスが利用できるようになりました。
3GBを利用する場合、新プラン「irumo」はドコモ光のセット割が適用されて、スマホ代はギガライトプランよりも下がります。
ただし、irumoへの乗り換えは以下の制約が発生します。
- 電話通話のかけ放題が割高になる
- 家族間通話が有料になる
- ×××@docomo.ne.jpのドコモメールの利用には月額330円が必要
- ショップでのサポートは有料になる
- 回線混雑時に他のプランよりも早く制限が入る
- dカードの還元率が下がるケースがある
ドコモの新プランについては、以下も併せて是非ご覧下さい。
更なる節約はセット割対応の「格安SIM」or「サブブランド」
光回線でスマホ代が割り引かれる「セット割」は、3大キャリアのメインプランだけがおこなっているわけではありません。
3大キャリアの小容量プランはセット割を適用しても割高で、より安価になる格安SIMやサブブランドに乗り換えて、セット割が適用される光回線を利用すれば快適な通信環境で更なる節約が可能です。
光回線「@TCOMヒカリ」+格安SIM「LIBMO」
(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)
@TCOMヒカリは、全国で利用ができるフレッツ光を利用する「光コラボ」で、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで4,180円の割安な価格設定になっていますが、豊富なノウハウと技術力が有り、契約者数に応じた回線増強も積極的に行っていて、高品質な光回線の品質が利用できます。
月額料金が安い格安SIMの「LIBMO」を@TCOMヒカリと併用する事で、セット割対象になり通信費トータル費用の節約が可能になります。
LIBMOのセット割
(出典:LIBMO公式)
ドコモ回線を使う格安SIMのLIBMOは、安価に提供されているだけでなく、ドコモが数多くある格安SIMの中で2社しか認めていない「エコノミーMVNO」になっていて、全国のドコモショップでも扱われています。
〇納得プラン | |||
データ容量 | 通常料金 | @T COMヒカリ 月額割引額 |
実質金額 |
3GBプラン | 980円 | 1回線 220円/月割引 | 760円 |
8GBプラン | 1,518円 | 1回線 220円/月割引 | 1,298円 |
20GBプラン | 1,991円 | 1回線 220円/月割引 | 1,771円 |
30GBプラン | 2,728円 | 1回線 220円/月割引 | 2,508円 |
@TCOMヒカリと組みあわせる事で、スマホ1台につき毎月220円のセット割が最大5契約まで適用されます。
これまでと同様に、家族5人でLIBMOの3GBを利用した場合の、スマホ代を計算してみましょう。
通信会社 | プラン | 基本月額 | 家族割 | セット割 | 家族人数 | 1ヵ月計 | 年間計 |
LIBMO | 納得プラン | 980円 | 0円 | 220円 | 5人 | 3,800円 | 45,600円 |
光回線の@TCOMヒカリの料金も加えて、通信費トータル費用を計算します。
通信会社 | サービス名 | 光回線月額 | 年間光回線 | 年間スマホ代 | 通信費年間 |
@TCOMヒカリ | マンション | 4,180円 | 50,160円 | 45,600円 | 95,760円 |
戸建て | 5,610円 | 67,320円 | 45,600円 | 112,920円 | |
平均年間額 | 104,340円 | ||||
年間節約額 | 263,280円 |
光回線と家族5人分のスマホ代を合計した、年間の通信費トータル費用は10万円前後に収まり、スマホの大容量プランだけでインターネット回線を利用する金額と比べれば、年間に節約できる金額は263,280円になり、目標の節約金額10万円を大きく超えます。
キャッシュバック
@TCOMヒカリでは、キャッシュバックキャンペーンを行っています。
このキャッシュバックを考慮すれば、実質の通信費は更に下がります。
キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。
12ヵ月間月額料金の割引
契約から12ヵ月間、月額料金が割り引かれます。
戸建てタイプでは月額440円が割引きされ、マンションタイプでは月額330円が12ヵ月割引きされます。
工事費無料キャンペーン
光コラボである@TCOMヒカリを利用するには、フレッツ光の導入工事が必要になります。
最大で19,800円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンを行っています。
光回線「ビッグローブ光」+サブブランド「UQモバイル」
(出典:ビッグローブ光申込サイト)
老舗プロバイダが運営する「光コラボ」のビッグローブ光の月額料金は、一戸建てタイプで5,478円・マンションタイプで4,378円です。
高品質なau回線を安価に利用できるサブブランドの「UQモバイル」を、ビッグローブ光と併用する事で、セット割対象になり通信費トータル費用の節約が可能になります。
UQモバイルのセット割
UQモバイルでは2023年7月にプラン改定が行われて、それまでのプランから大幅に変更されています。
月に15GBまでの「トクトクプラン」月額3465円
月に20GBまでで10分までの国内通話かけ放題が込みの「コミコミプラン」月額3278円
月に4GBまでの「ミニミニプラン」月額2365円
の3つのプランがありますが、自宅で光回線を併用する場合には4GBまで利用ができる「ミニミニプラン」が最適で、セット割はスマホ1台につき1,100円の割引きが受けられます。
こちらも同様に、家族5人でUQモバイルの4GBを利用した場合の、スマホ代を計算してみましょう。
通信会社 | プラン | 基本月額 | 家族割 | セット割 | 家族人数 | 1ヵ月計 | 年間計 |
UQモバイル | ミニミニプラン | 2,365円 | 0円 | 1,100円 | 5人 | 6,325円 | 75,900円 |
光回線の@TCOMヒカリの料金も加えて、通信費トータル費用を計算します。
通信会社 | サービス名 | 光回線月額 | 年間光回線 | 年間スマホ代 | 通信費年間 |
ビッグローブ光 | マンション | 4,378円 | 52,536円 | 75,900円 | 128,436円 |
戸建て | 5,478円 | 65,736円 | 75,900円 | 141,636円 | |
平均年間額 | 135,036円 | ||||
年間節約額 | 232,584円 |
光回線と家族5人分のスマホ代を合計した、年間の通信費トータル費用は13万円前後に収まり、スマホの大容量プランだけでインターネット回線を利用する金額と比べれば、年間に節約できる金額は232,584円になり、こちらも目標の節約金額10万円を大きく超えます。
auの高品質な回線をそのまま使いながら、大きく節約ができるこの方法は、auで購入したスマホがそのまま利用できる、auユーザーにお勧めです。
キャッシュバック
ビッグローブ光では代理店契約で、キャッシュバックキャンペーンを行っています。
このキャッシュバックを考慮すれば、実質の通信費は更に下がります。
キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。
工事費無料キャンペーン
ビッグローブ光の導入には最大で19,800円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンを行っています。
引っ越し移転時の工事費用が無料
ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になっています。
光回線が利用できないなら「ソフトバンクエアー」+「ワイモバイル」
(出典:ソフトバンクエアー申込サイト)
引っ越しが多い方は頻度にも依りますが、その都度に回線導入工事が必要になる光回線よりも、工事不要でWi-Fi環境が整う「ホームルーター」がオススメです。
建物の都合や光回線が近くに来ていない場合も、自宅へのインターネット回線導入手段としてホームルーターが最適です。
ホームルーターはキャリア各社から提供されていますが、節約を考えるなら「ソフトバンクエアー」にサブブランドの「ワイモバイル」でセット割適用を受けるのが最適です。
ソフトバンクエアーの月額料金は、1年目が3,278円で2年目以降は5,368円です。
ワイモバイルのセット割
ワイモバイルは、高品質なソフトバンク回線がそのまま利用できる安価なサブブランドです。
さらに、ソフトバンクエアーと併用することで、スマホ1台につき1,188円のセット割が適用されます。
通信容量/コース名 | 月額料金 | セット割 | 支払料金 |
3GB/Sプラン | 2,178円 | 1,188円 | 990円 |
15GB/Mプラン | 3,278円 | 1,188円 | 2,090円 |
25GB/Lプラン | 4,158円 | 1,188円 | 2,970円 |
ソフトバンクエアーがあれば、自宅でスマホ契約プランのギガは消費しませんから、最適なのは3GBプランです。
こちらも同様に、家族5人でワイモバイルの3GBを利用した場合の、スマホ代を計算してみましょう。
通信会社 | プラン | 基本月額 | 家族割 | セット割 | 家族人数 | 1ヵ月計 | 年間計 |
ワイモバイル | 3GB Sプラン | 2,178円 | 0円 | 1,188円 | 5人 | 4,950円 | 59,400円 |
ソフトバンクエアーの料金も加えて、通信費トータル費用を計算します。
通信会社 | サービス名 | 回線月額 | 年間光回線 | 年間スマホ代 | 通信費年間 |
ソフトバンク | ソフトバンクエアー | 5,368円 | 64,416円 | 59,400円 | 123,816円 |
年間節約額 | 243,804円 |
Wi-Fiの無線回線と家族5人分のスマホ代を合計した、年間の通信費トータル費用は123,816円になり、スマホの大容量プランだけでインターネット回線を利用する金額と比べれば、年間に節約できる金額は243,804円になり、こちらも目標の節約金額10万円を大きく超えます。
1年目の通信費はソフトバンクエアーの月額料金が安いため、更に年間の通信費は安くなります。
その場合の年間の通信費は98,736円になり、年間の節約額は268,884円になります。
キャッシュバック
ソフトバンクエアーでは代理店契約で、キャッシュバックキャンペーンを行っています。
このキャッシュバックを考慮すれば、実質の通信費は更に下がります。
キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。