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ビッグローブ光とぷらら光の比較、料金や特徴を解説

光回線

1990年代初頭の時点で、日本のパーソナルコンピュータは、NECのPC-9800シリーズが圧倒的なシェアを持っていました。対抗する富士通はFM TOWNSで応戦していました。まだ統一されたプラットフォームは無く、メーカーごとに独自仕様のパーソナルコンピュータが製品化されていました。Windows95が発売される前のことです。

 

日本独自のドメスティックな仕様では、今後世界と誤して闘う事が難しい(表向きはそうですが、NECの98仕様に歯が立たない事も大きかった)と考えた複数のメーカーは、国際標準になっているIBM PC/ATの技術を基礎として、のちに「DOS/V」と呼ばれる「DOSバージョンJ4.0」の採用に各社踏み切りました。独自路線を突き進むApple以外の、NECのPC-9800・富士通のFM TOWNSも後に加わり、1995年に発売されたwindows95の発売で、DOS/Vの流れを汲むプラットフォームが日本で確立されます。

 

NECのPC-9800シリーズと、富士通のFM TOWNSが競い合っていた頃の通信は、インターネットはまだ始まっていません。パソコン通信の世界では、NECはPC-VAN・富士通はニフティサーブ(NIFTY-Serve)を運営していて、人気を二分していました。どちらかのパソコンからしか接続出来ないものではなく、どのメーカーのパソコンからも利用することが可能になっていました。

 

パソコン通信が役割を終えると共に、インターネットプロバイダとして、両社は培った通信技術を磨いていきます。

 

ビッグローブの源流を辿ると、この一つPC-VANに辿り着きます。

 

「ビッグローブ光」には、プロバイダとして多くの技術と蓄積されたノウハウが有り、独自のサービスと合わせて人気がある光回線です。

 

老舗のノウハウという意味では、「ぷらら光」も負けていません。「ぷらら光」は、NTTグループの主要企業である株式会社NTTぷららが運営しています。

 

光回線の歴史は、そのままNTTの歴史と言え、創生期から蓄えたノウハウに加えて、資本力が伴った信頼に応えるべく技術開発にも余念がありません。

 

「ビッグローブ光」と「ぷらら光」、両サービスの料金や特徴を解説していきます。

 

現在のビッグローブはKDDI(au)傘下に

NECは、パソコン通信ではPC-VAN・インターネットプロバイダとしてはmesh・コンテンツ配信サービスとしてCyber Plazaを運営していましたが、BIGLOBEに統合してBIGLOBE事業部として運営してきました。

 

その後、2006年にNECビッグローブ株式会社として分離独立します。当時、光回線プロバイダとしてトップクラスのシェアを有していましたが、NTTグループが擁するプロバイダに抜かれてシェアは低下し、大株主のNECが業績悪化したこともあり、2014年に日本産業パートナーズという、技術集団ではない投資ファンドに売却されます。それに伴ってNECとは無関係になり、社名をビッグローブに変更しています。

 

2017年にKDDIが同社の株式を取得して、現在はKDDI傘下になっています。交渉が始まったのは2016年ですが、当時のKDDIはビッグローブだけでなく、ニフティも買収する方向で協議に入っていました。(ニフティは交渉が決裂して、現在は家電量販店を展開する株式会社ノジマの完全子会社になっています)

 

KDDIは光回線として「auひかり」を展開しています。買収に動いた狙いとしては、NTTグループに対抗する会員数の確保だと考えられます。

 

では、会員数の確保の先にある狙いは?と言えば、「au経済圏」の拡大化です。

 

単純に通信事業だけに頼っていれば、長期的に収益は伸び悩むと判断して、自社の電子マネー「auウォレット」・電力や保険・ネット通販による日用品の販売等の事業拡大に力を入れています。

 

経済圏の拡大とは、言い換えれば顧客の囲い込みです。そのため、「ビッグローブ光」は、良くも悪くも顧客の囲い込みを積極的にする政策を行っています。

 

光回線とは?

両サービスを比較する前に、光回線の基本を知っておきましょう。

 

光回線のシェア

光回線は本来俗称であり、正確にはFTTH(Fiber To The Home)という通信サービスです。

 

ガラス繊維で出来ている、光ファイバーケーブルを使った通信回線で、従来の銅線と比較して、より多くのデータを、距離による毀損が無いまま、やりとりが可能な最も速い通信回線です。

 

光回線の敷設には莫大な資本はもちろんですが、回線を張り巡らせるのには電柱が必要になります。そのため、実際に光ファイバーケーブルの敷設は、NTT(電話線の電柱)・各地の電力会社(電線の電柱)・各地のケーブルテレビ(有線の電柱)で大半を占めています。

 

ICT市場専門のリサーチ会社、株式会社MM総研の2021年3月発表のデータによれば、全国的に広く普及しているのは、NTTグループ(NTT東日本+NTT西日本)の2256.4万件であり、そのシェアは半数を大きく超える7割弱に達しています。

 

 

(出典:MM総研

 

グラフ中のその他は、限られたエリアでのサービス展開です。

 

KDDI(au)もNTTグループに続くシェアですが、実際に施設した光ファイバーケーブルのエリアは限られていて、大半のエリアはNTTの光ファイバーケーブルを使用していて、「ダークファイバー」と呼ばれる、NTTで使われていない光回線を借り受け利用しています。

 

次に、プロバイダ別のシェアを見てみましょう。

 

 

(出典:MM総研

 

NTT東西がこのグラフに登場しないのは、接続業者プロバイダとしてのサービスをNTTは直接行っていないからです。プロバイダ業務は、グループ内の別企業が行っています。

 

図の中の「NTTコミュニケーションズ」「NTTぷらら」は、NTTグループ企業です。

 

上位にある「ソフトバンク」「ビッグローブ」は、NTTグループではありませんが、NTT東西が敷設した光ファイバーケーブル「フレッツ光」を利用したサービスです。

 

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「フレッツ光」を利用する形態は、2通り有ります。

 

フレッツ光の契約形態

「フレッツ光」回線を利用するのには、別途に接続業者プロバイダとの契約が必要です。

 

回線利用費はNTT東日本・西日本に支払い、接続料をプロバイダへ支払う事が一般的でした。ユーザーにとっては、「フレッツ光」+「プロバイダ」と2箇所で契約を結んで、月額料金も別々に支払う必要があり、トラブルが発生した時や、要望を伝えたくても窓口が二箇所あるのは、ユーザーにとってデメリットが大きく、ワンストップで契約支払いが出来るシステムを望む声が大きくなってきました。

 

 

出典:NTT西日本*一部改変

 

光回線をユーザーとの直接契約を結ぶシェアが、巨大企業NTTの独占状態になれば、競争原理が働かなくなり、普及が加速しないと考えた国の意向もあって、NTT東西は、フレッツ光回線の卸業務への移行へ、大幅な方向転換をします。

 

NTTは光回線の卸事業へ注力して、卸し提供を受けたプロバイダを中心とした事業者が、プロバイダ機能と回線をワンセットにしたサービスを提供する「光コラボ」が、2015年2月から開始されました。

 

 

出典:NTT西日本*一部改変

 

現在個人の契約は「光コラボ」・法人の契約は「フレッツ光+プロバイダ」が主流になっています。

 

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「ビッグローブ光」も「ぷらら光」も、「光コラボ」の一つです。

 

両サービスの月額料金を比較

「ビッグローブ光」「ぷらら光」だけでなく、人気の光回線を交えて比較してみましょう。

 

マンション集合住宅タイプ

マンション 料金 キャッシュバック セット割引 契約期間 途中解約の違約金
ビッグローブ光 月額4,378円 20,000円 au 3年 11,900円
工事費16,500円 UQ mobile
→ 実質無料
ぷらら光 月額3,960円 1,000円 ひかりTV 無し 無し
工事費16,500円
@TCOMヒカリ 月額4,180円 27,000円 au 2年 13,200円
工事費16,500円 月額割引をCB換算 LIBMO
→ 実質無料 11,840円 UQ mobile
@nifty光 月額4,378円 22,000円 au 3年 22,000円
工事費16,500円 月額割引をCB換算 UQ mobile
22,550円
楽天ひかり 月額4,180円 月額割引をCB換算 無し 3年 10,450円
Rakuten UN-LIMIT IV利用していない 工事費16,500円 26,400円
楽天ひかり 月額4,180円 月額割引をCB換算 無し 3年 10,450円
Rakuten UN-LIMIT IVユーザー 工事費16,500円 50,160円
ソフトバンク光 月額4,180円 25,000円 SoftBank 2年 10,450円
工事費26,400円 Y!mobile
(乗換は実質無料)
NURO 光 月額5,200円 45,000円 SoftBank 2年 10,450円
工事費44,000円 +撤去費
→ 実質無料
ドコモ光タイプA 月額4,400円 15,000円 docomo 2年 8,800円
工事費16,500円
→ 実質無料
ドコモ光タイプB 月額4,620円 20,000円 docomo 2年 8,800円
工事費16,500円
→ 実質無料
OCN光 月額3,960円 5,000円 OCNモバイルONE 2年 11,000円
工事費16,500円
ASAHIネット光 月額4,235円 月額割引をCB換算9,120円 au 1年 22,000円
工事費16,500円
So-net光プラス 月額4,928円 60,000円 au 3年 20,000円
工事費26,400円 UQ mobile
→ 実質無料
auひかり 月額4,180円 40,000円 au 3年 16,500円
工事費33,000円 UQ mobile +撤去費 同一棟内16契約以上
→ 実質無料

 

戸建てタイプ

戸建て 料金 キャッシュバック セット割引 契約期間 途中解約の違約金
ビッグローブ光 月額5,478円 20,000円 au 3年 11,900円
工事費19,800円 UQ mobile
→ 実質無料
ぷらら光 月額5,280円 1,000円 ひかりTV 無し 無し
工事費19,800円
@TCOMヒカリ 月額5,610円 30,000円 au 2年 13,200円
工事費19,800円 月額割引をCB換算 LIBMO
→ 実質無料 15,840円 UQ mobile
@nifty光 月額5,720円 22,000円 au 3年 22,000円
工事費19,800円 月額割引をCB換算 UQ mobile
27,060円
楽天ひかり 月額5,280円 月額割引をCB換算26,400円 無し 3年 10,450円
Rakuten UN-LIMIT IV利用していない 工事費19,800円
楽天ひかり 月額5,280円 月額割引をCB換算63,360円 無し 3年 10,450円
Rakuten UN-LIMIT IVユーザー 工事費19,800円
ソフトバンク光 月額5,720円 25,000円 SoftBank 2年 10,450円
工事費26,400円 Y!mobile
(乗換は実質無料)
NURO 光 月額5,200円 45,000円 SoftBank 2年 10,450円
工事費44,000円 +撤去費
→ 実質無料
ドコモ光タイプA 月額5,720円 15,000円 docomo 2年 14,300円
工事費19,800円
→ 実質無料
ドコモ光タイプB 月額5,940円 20,000円 docomo 2年 14,300円
工事費19,800円
→ 実質無料
OCN光 月額5,610円 5,000円 OCNモバイルONE 2年 11,000円
工事費19,800円
ASAHIネット光 月額5,698円 月額割引をCB換算13,920円 au 1年 22,000円
工事費19,800円
So-net光プラス 月額6,138円 60,000円 au 3年 20,000円
工事費26,400円 UQ mobile
→ 実質無料
ドコモ光 月額5,720円 15,000円 docomo 2年 14,300円
工事費19,800円
→ 実質無料
NURO 光 月額5,200円 45,000円 SoftBank 2年 10,450円
工事費44,000円 +撤去費
→ 実質無料
auひかり 月額5,610円 40,000円 au 3年 16,500円
工事費41,250円 UQ mobile +撤去費
→ 実質無料

 

比較した所感

「ぷらら光」の月額料金は、マンション集合住宅タイプ・戸建てタイプ共に、最安値級になっています。

 

「ビッグローブ」の月額料金は、マンション集合住宅タイプも戸建てタイプ共に、極めて高いわけではありませんが、最安値グループにも入っていません。

 

KDDIグループにいるビッグローブの使命は、他サービスとのシナジー効果にあります。au経済圏への顧客囲い込みの手段の一つである事を考えれば、必然的に他の通信サービスである、スマートフォンとの「セット割」との相乗効果手段が多彩になります。

 

「ビッグローブ光」を選択する理由で、大きなウェイトを占める、「セット割」の詳細を見ていきましょう。

 

ビッグローブ光の「セット割」

KDDIグループで展開する、スマートフォンを利用する回線サービスが網羅されています。

 

スマートフォンにau

メインのスマートフォンがauのユーザーは、「auスマートバリュー」を利用して割引になる光回線の一つです。

 

スマートフォンに「au」回線+光回線に「ビッグローブ光」を利用しても、自動的に適用されません。

 

「auスマートバリュー」と「ビッグローブ光電話」の申込みが必要になります。

 

スマートフォン1台あたり最大1,100円の割引きが受けられますが、最大の割引きが受けられるのは、大容量の使い放題プランです。

 

光回線を導入すれば、自宅での利用がWi-Fi環境の下になるため、携帯電話会社の回線を利用するのは外出時のみになるため、多くのユーザーは大容量プランを継続する必要が無くなります。

 

1GBまでの最小利用の場合には割引き適用外で、1GB超~7GBまでは550円の割引きになります。必須条件の「ビッグローブ光電話」の基本料が550円掛かる事を考えれば、大家族でauを利用するならともかく、2人から3人家族では大きなメリットとは言い難いと言えます。

 

「ビッグローブ光電話」を利用しない場合は、「ビッグローブ光×auセット割」の申込みが出来ますが、現在のプランでは550円の割引きに留まり、スマートフォンの利用料ではなく、光回線からの割引きになりメリットはさらに小さくなります。

 

同じauの「povo」は、セット割対象にはなっていません。

 

「povo」は、3GBの容量を990円で利用が出来て、外出時にデータ通信を利用しない場合は基本料0円も可能で、光回線を自宅に導入したユーザーのスマートフォン利用に向いたプランです。LINEMOも3GBを月額990円(税込)で利用出来るミニプランを発表しています。

 

「povo」を含め、これらの新しいオンライン専用プランを利用するなら、積極的に「ビッグローブ光」を利用する意義は小さくなります。

 

スマートフォンにBIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは、格安SIMと呼ばれるMVNOです。キャリア回線の一部を間借りする形態で運営されていて、利用する回線はdocomoとauです。

 

現在はauの傘下にありますが、それ以前はdocomo回線を利用していたため、後にau回線も利用するようになりました。

 

格安SIMらしく、小容量のプランに力を入れていて、プランS(1ギガ)1,078円・プランR(3ギガ)1,320円・プランM(1,870円)になっています。

 

しかし、この価格は前述のオンライン専用プランと比較すれば割安感は無く、同じグループの「povo」が、回線の一部の間借りでは無く、キャリアと同質の回線品質で3GB990円と比較すれば割高と言えます。

 

そのため、1年間の特典料金としてプランS・プランRを月額770円、プランMを1320円で打ち出していますが、あくまで1年限りの暫定料金であり、本質的に安くなっていません。

 

BIGLOBEモバイルの一番のウリは、エンタメフリー・オプションに有ると言えます。月額308円のオプション料金を支払えばYouTube などの対象21サービスの通信量が、定額料金でノーカウントになります。

 

外出時に動画視聴する機会が多く、キャリアの大容量・無制限プランに加入せざる得なかったユーザーの選択肢としては、大きなメリットが有ります。

 

しかし、自宅に光回線を導入すれば、Wi-Fi環境の下で視聴するためノーカウントになり、自宅での動画視聴がメインという方にはメリットになりません。

 

スマートフォンにdonedone

それまでコンスタントに契約者を増やしていた「格安SIM」MVNOには、相次いで出現した新しいオンライン専用プランに翻弄され、2021年4~6月には13万契約の純減になっています。

 

危機感を抱いたビッグローブは、「BIGLOBEモバイル」とは異なる立ち位置の新ブランド「ドネドネ」のサービスを開始しました。ビッグローブ光の月額料金から月額220円の割引きが受けられます。

 

au回線の一部を間借りするMVNOですが、混雑時間帯でも3Mbpsの速度維持を標榜し、従来の格安SIMではメリットが出しにくかった50GBの大容量を、月額2,728円で利用出来ます。

 

光回線を導入するなら、携帯電話会社の回線利用は外出時に限られ、外で大容量を利用するユーザーにはメリットがあります。

 

しかし、外出時に大容量を利用するユーザーの多くは動画視聴であり、前述のエンタメフリー・オプションに入っていない動画サービスを視聴する機会の多いユーザーを除けば、メリットのあるユーザーは限定的です。積極的に「ビッグローブ光」を選択する理由としては、割引額を含めて薄いと言えます。

 

スマートフォンにUQ mobile

 

(出典:UQ mobile公式サイト

 

 

現在UQ mobileを利用しているユーザーは、「くりこしプラン +5G」にプラン変更が必要です。くりこしプランS(3GB)では、月額1,628円から638円の割引きが受けられ、990円で利用する事が出来ます。

 

オンラインではなく、店頭対面で申込みが出来て、店頭サービスも受ける事が出来るので、オンライン専用に不安のあるユーザーにはお勧めです。

 

しかし、3GBで月額990円なら、オンライン専用プランで実現出来て、その場合は自由に光回線を選択する事が出来る事から、どちらにメリットがあるか?見極める必要があります。

 

UQ mobileにもpovoにも、現在契約期間「縛り」は存在しないので、その意味では同じですが、選ぶ光回線によって契約期間の「縛り」がある事は知っておく必要が有ります。

 

両サービスの契約期間「縛り」は?

携帯電話の契約では無くなりつつある契約期間の「縛り」は、光回線では存在しているサービスが大半です。

 

「ビッグローブ光」の「縛り」は3年で、開通月翌月を1カ月目とし、36カ月目~38カ月目の3カ月間が解約月になっています。この期間を過ぎれば、自動的に新たな3年「縛り」が始まります。違約金はマンション集合住宅タイプ・戸建てタイプ共に、11,900円です。

 

「ぷらら光」は「縛り」の有るプランを用意していません。

 

マンション集合住宅タイプ・戸建てタイプ共に、「縛り無し」プランのみです。

 

両サービスの工事費を比較

ビッグローブ光

分割払(36回払い)を選択した場合、金額相当を月額利用料から値引きするため、実質新規工事費は掛かりません。

 

ぷらら光

マンション集合住宅タイプで16,500円・戸建てタイプで19,800円が新規開通工事費用として必要です。30回の分割支払いが可能で、たとえばマンションの場合には月額550円が加算されます。

 

屋内配線を新設しない場合は、派遣工事が有っても8,358円になり、分割では278円です。

 

以前の居住者が「フレッツ光」を利用してたなど、派遣工事無しの場合の工事費は一括払いのみで2,200円です。

 

両サービスのキャッシュバックを比較

光回線の申込みは、オンラインの代理店申込みがお得です。

 

光回線のサービス事業者の特典に加えて、代理店独自の特典も得られるからです。回線品質は何処で契約しても同じで、加入後のサービスも全く同じです。

 

ビッグローブ光

工事費を0円にした場合、新規契約で20,000円のキャッシュバックが受け取れます。

 

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ぷらら光

新規契約で1,000円のキャッシュバックが受け取れます。

 

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両サービスの接続通信方式は?

接続通信方式で通信速度は変わります

光回線の従来からある通信方式は、PPPoEです。

 

PPPoEは、Point-to-Point Protocol over Ethernetの略で、電話回線の時代からある通信方式を、LANの規格であるイーサネットに対応させたものです。

 

これに対し、新しい通信方式が、IPoEです。

 

IPoE は、IP over Ethernetの略で、当初からLAN規格(イーサネット)の利用を前提として構築されています。

 

 

(出典:NTTPC公式サイト

 

同じ回線を使っても、理論上の通信速度はPPPoEよりもIPoEの方が、10倍速くなります。

 

従来の「IPv4 PPPoE」を使った接続方式がもたらす、プロバイダのネットワーク終焉装置がボトルネックになっている状態を、次世代規格の「IPv6 IPoE」を使う事で、ネットワーク終焉装置を経由が無くなり、最大理論値の速度に近づける事が可能になります。

 

光回線選びでは、「IPv6 IPoE」を光配線で利用する事が、最も通信品質が優れています。

 

「ビッグローブ光」も「ぷらら光」も、この新方式「IPv6 IPoE」に対応しています。両サービスがともに利用する「フレッツ光」回線の速度は、「IPv6 IPoE」のみで計測したデータでは、以下の様に大幅に速くなります。

 

みんなのネット回線速度にある、直近3ヶ月に計測された45,946件のPPPoE方式のフレッツ光回線、191,486件のIPoE方式のフレッツ光回線の測定結果から平均値は、以下の通りです。

 

PPPoE方式のフレッツ光回線の平均値

平均ダウンロード速度: 179.87Mbps

平均アップロード速度: 176.65Mbps

 

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓これだけ数値が変わります↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

IPoE方式のフレッツ光回線の平均値

平均ダウンロード速度: 327.04Mbps

平均アップロード速度: 222.41Mbps

 

両サービス共に、「IPv6 IPoE」の別途料金は掛かりません。ビッグローブ光では、IPv6オプション(無料)の申込みが必要になります。

 

両サービスのルーターキャンペーンは?

自宅の光回線を存分に楽しむためには、無線LAN(Wi-Fi環境が構築出来る)付きで、「IPv6 IPoE」に対応したルーターが必須です。

 

何を選んで良いのか?不安になりますが、回線に最適なルーターを両サービスとも用意しています。

 

ビッグローブ光

ビッグローブ光 IPv6オプション(無料)を「ビッグローブ光」と同時に申し込むと、無線LAN付IPv6対応ルーターが6ヵ月間無料でレンタル出来ます。期間終了後は、月額料金550円が加算されます。

 

ビッグローブ光 無線LAN付IPv6対応ルータ月額料金無料キャンペーン
BIGLOBE(ビッグローブ)光と同時申込なら「IPv6対応無線LANルーター」のレンタル料金が6ヵ月間無料になるキャンペーンを実施中!より快適なインターネットが利用できるIPv6接続をビッグローブ光でお得に利用するならぜひこの機会に♪

 

ぷらら光

「IPv6 IPoE」に対応したルーターが、契約期間中は無料でレンタル出来ます。

 

ぷらら光 Wi-Fiルーター無料レンタル
ぷらら光なら次世代通信技術「IPoE(IPv6)方式」(ぷららv6エクスプレス)に対応したWi-Fiルーターを無料でレンタル可能!スマホやパソコンにゲーム機などの通信端末をWi-Fi接続で利用したい方に最適です。

 

対応ルーターを探して入手する手間も費用も掛からず、誰でも新技術を簡単に享受出来ます。(申し込み後にマイページから申し込むと、自宅に発送されます)

 

両サービスのどちらを選ぶのが得策か?

普段から「auウォレット」を決済に利用していて、スマートフォンをau・UQ mobileを利用しているユーザーにはメリットがありそうですが・・・、積極的にオススメするメリットは、月額料金や割引・特典を検討しても見いだせません。

 

唯一の例外としては、BIGLOBEモバイルを使用していて、外出時にエンタメフリー・オプションを利用して動画視聴をするユーザーには、「ビッグローブ光」を選択するメリットが有ります。

 

ビッグローブ光 申し込みサイト
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同じ「フレッツ光」回線を利用する光回線の導入なら、シンプルに安い「ぷらら光」をオススメします。

 

シンプルに安く縛りが無い「ぷらら光」をオススメ

 

(出典:ぷらら光申込サイト)

 

「ぷらら光」をお勧めする理由は、期間「縛り」が無く、信頼と実績のNTTグループが提供しているサービスで、しかも安価だからです。

 

マンション集合住宅の方にも、一戸建てにお住まいの方にもオススメです。縛りの無いプランは他社の光回線サービスでも提供されていますので、比較してみましょう。

 

月額料金
戸建て マンション
ぷらら光 5,280円 3,960円
ソフトバンク光(縛りなしプラン) 6,930円 5,390円
NURO光(縛りなしプラン) 7,836円 7,836円
ドコモ光(縛りなしプラン) 7,370円 5,500円
OCN光(縛り無しプラン) 6,820円 5,170円
auひかり(縛りなしプラン) 6,930円 4,180円

 

一般的に掲げられている光回線の価格は、期間「縛り」の有るプランが大半で、「縛り無し」で比較すれば、一戸建てでもマンション集合住宅でも、「ぷらら光」が圧倒的に安くなります。急な転居や引っ越しでも違約金が掛からず、撤去費用も掛かりません。

 

「ぷらら光」と「縛り」の無い安価なスマートフォンプランを組み合わせる事で、自由でシンプルでありながら、安価なトータルの通信費になります。

 

シンプルに安い事で、煩わしい組み合わせ等による割引き制度に、頭を悩ますこともありません。

 

ぷらら光は月額料金が割安でも、NTTグループの技術力・資本力・サポート力・バックボーンによる安心感が有り、自信を持ってオススメ出来ます。

 

オススメする理由は、縛りが無くて安価なだけでなく、他にもあります。

 

ひかりTV

 

本格的な視聴には専用のチューナーが必要ですが、「ひかりTVエントリープラン」が無料で使えます。

 

映画・ドラマ・アニメなど幅広いジャンルで、20,000本以上のビデオ作品がオンデマンドで見放題です。スマートフォン・タブレット・パソコンで、視聴することが出来ます。

 

地上デジタル放送・BSデジタル放送・BS4Kデジタル放送の他、幅広いチャンネルに対応した「ひかりTV」の月額料金から、毎月660円の割引きが受けられます。

 

インターネットとの合計料金で割引き後は、マンション集合住宅では4,950円から・戸建てでは6,270円から利用する事が出来ます。

 

セキュリティ

 

マカフィー for plalaが、月額利用料が、最大24か月無料になっています。

 

スマホのセット割は「@TCOMヒカリ」もオススメ

 

スマートフォンとのセット利用で通信費全体をお得に使うなら、実質料金が安くセット割が充実した「@TCOMヒカリ」がオススメです。@TCOMヒカリは自社データセンターを保有し、自社光ファイバーケーブルを運用するなど、単にプロバイダとしてだけで無く、豊富な技術力が有り人気があります。

 

@TCOMヒカリの月額料金は、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで4,180円です。

 

@TCOMヒカリをオススメする理由も沢山有ります。

 

工事費無料

光回線の導入には工事が必要で、実際に技術者や工事業者が動く為、工事費が掛かります。@TCOMヒカリの場合、最大19,800円の工事費が掛かりますが、工事費が無料になるキャンペーンを行っています。

 

キャッシュバック

新規契約だけのオプション無しで、戸建てタイプ30,000円・マンション集合住宅タイプで27,000円のキャッシュバックが受けられるキャンペーンを行っています。

 

@T COM(アットティーコム)ヒカリ キャンペーン
「@T COM(アットティーコム)ヒカリ」当サイト限定キャッシュバックキャンペーン

 

Wi-Fiが使える無線Wi-Fiルーターを選ぶ事も出来ます。

 

12ヵ月の間、月額料金割引

契約から12ヵ月間、月額料金が割り引かれます。戸建てタイプで5,610円が12ヵ月間は4,290円になり、マンション集合住宅タイプでは、4,180円が12ヵ月間は3,190円になります。

 

キャッシュバックまで考慮すれば、戸建てタイプの12ヵ月間の月額料金は実質1,790円で、マンション集合住宅タイプは940円になります。

 

au系列のスマホ利用ならお得に

現在、au系列のスマホを利用なら、auスマホの「auスマートバリュー」、UQモバイルの「自宅セット割」が利用出来ます。

 

スマホ1台あたり毎月の割引きが受けられ、継続してお得になります。

 

 

(出典:UQ mobile公式サイト

 

家族で複数台利用していれば、大きなメリットになります。

 

格安SIM「LIBMO」がお得に使える

 

(出典:LIBMO公式サイト)

 

データ容量 データ+音声通話+SMS データ+音声通話+SMS
+10分かけ放題
@T COMヒカリ
月額割引額
3GBプラン 980円(税抜891円) 1,750円(税抜1,591円) 220円(税抜200円)/月割引
8GBプラン 1,518円(税抜1,380円) 2,453円(税抜2,230円) 220円(税抜200円)/月割引
20GBプラン 1,991円(税抜1,810円) 2,926円(税抜2,660円) 220円(税抜200円)/月割引
30GBプラン 2,728円(税抜2,480円) 3,663円(税抜3,330円) 220円(税抜200円)/月割引

 

キャリアのオンライン専用プランは、細かい容量プランの設定をしていません。たとえばLINEMOの容量3GBで不足する場合、20GBを選択するしか有りませんが、LIBMOでは8GBプランを用意しています。20GBのプランでも、ahamo・povo・LINEMOよりも安価になります。格安SIMでは珍しい、30GBプランも用意されています。

 

@TCOMヒカリと組み合わせて利用する事で、220円の割引きが受けられます。光回線とスマートフォンを組み合わせて、長期に渡ってお得に利用出来ます。

 

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