「公園とかで使えるフリーWiFiが危険って聞いたけど本当?」
とお困りではありませんか?
最近では公園や駅や喫茶店など、いろいろなところでフリーWiFiが利用できるようになってきました。そんな一見便利なフリーWiFiですが、使い方を誤ると悪意のあるユーザーからパスワードや個人情報を盗み見られてしまうこともあります。そのため、フリーWiFiを利用するのであれば、最低限の知識を身に着けておくことが必要不可欠です。
そこでこの記事では、フリーWiFiの危険性や危険を回避するための方法を解説します。この記事を参考にして、フリーWiFiに対する知見を深めていきましょう。
フリーWiFiとは?
フリーWiFiとは、コンビニや喫茶店などで無料で接続できるWiFiです。全ての場所にあるとは限りませんが、以下のような場所でよくフリーWiFiが提供されています。
- コンビニ
- ゲームセンター
- カラオケ
- ネットカフェ
- 喫茶店
- 公園
- 図書館
- 駅
- 空港
- ホテル
フリーWiFiを利用すれば、WiFi環境がなくても外でノートパソコンやスマートフォンをWiFi接続できるようになるので、非常に便利でありがたい存在です。
そんなフリーWiFiですが、利用するための接続方法が主に3種類あります。
接続するだけで利用できるフリーWiFi
ひとつめは、ただ接続するだけで利用できるフリーWiFiです。
WiFi一覧から該当のフリーWiFiを選択すると、それだけで利用できます。
施設内のパスワードが必要なフリーWiFi
ふたつめは、フリーWiFiに接続する際にパスワードが必要なフリーWiFiです。
パスワードは施設内に掲示されてあり、掲示されたパスワードを入力してフリーWiFiの利用ができるようになります。
会員登録が必要なフリーWiFi
会員登録が必要なフリーWiFiは、種類1・種類2のどちらかの方法で接続した後、インターネットブラウザを開くと会員登録サイトが表示されるのが特徴です。
会員登録を済ませないと他のウェブサイトへのアクセスができず、会員登録後ログインをして利用できるようになります。
フリーWiFiの危険性について
ここまでフリーWiFiの利便性や接続方法について紹介してきました。
一見便利に思えるフリーWiFiですが、施設が提供するフリーWiFiの中には以下のようなものがまぎれていることがあります。
- セキュリティの弱いフリーWiFi
- 施設などのフリーWiFiを装ったなりすましの偽フリーWiFi
これらのフリーWiFiに接続すると、最悪の場合個人情報の流出やクレジットカードの悪用などの被害にあうことも。
ここでは、フリーWiFiを利用した場合に起こり得る被害例を具体例を紹介していきます。
偽会員登録サイトから個人情報が流出
フリーWiFiに接続すると、悪意あるユーザーの遠隔操作により、個人情報を抜き取るためだけの会員登録サイトに強制的にアクセスされることがあります。
このようなサイトで名前や住所・電話番号などの情報を入力してしまうと、悪意あるユーザーの元へ個人情報が渡ってしまい、ストーカー被害や親族への俺俺詐欺などの被害へ繋がる恐れがあります。
SNSのログイン情報を盗み見され情報流出
「セキュリティの弱いフリーWiFi」を利用している時に、SNSなどにユーザーIDやパスワードを入力してログインをしてしまうと、第三者に情報が筒抜けになってしまうことがあります。
筒抜けになったログイン情報を利用されると、SNSアカウントを悪用されてしまったり、SNS上での重要なやりとりも流出することもあります。
ショッピングサイトのクレジット情報を盗み見され悪用被害
例2と同様で、フリーWiFiを利用しているときにショッピングサイトなどでクレジットカード情報を入力してしまうと、カード情報も第三者に筒抜けになってしまうことがあります。
知らない間に利用限度額まで不正利用をされる恐れがあり非常に危険です。
フリーWiFiを使う際の注意点と対策
フリーWiFiの危険性や具体的な被害例について紹介してきました。
「フリーWiFiは利用してはいけないの?」と思われるかもしれませんが、そういうわけではありません。
確かに危険性はありますが、以下のような注意事項を守ることで危険を回避しやすくなります。
- httpsのサイトだけ利用する
- 個人情報の入力を避ける
- WiFiの自動接続をやめる
- 提供元不明のフリーWiFiを利用しない
- セキュリティソフトを導入する
それぞれ解説していきます。
httpsのサイトだけ利用する
フリーWiFiを利用してウェブサイトを閲覧する場合は、ドメインが「https」から始まるウェブサイトのみを閲覧するようにしましょう。
ウェブサイトは、「http」か「https」から始まる2通りのURLがあります。
「http」の場合、サイトの情報が暗号化されておらず、第三者に情報を盗み見されやすいです。
「https」の場合は、ウェブサイトの情報が暗号化されているため、第三者に盗み見されていても情報を識別することが難しく、悪用を防ぎやすくなります。
そのため、フリーWiFiを利用する場合には、できる限りhttpのウェブサイトにはアクセスせず、暗号化されたhttpsのウェブサイトを閲覧するようにしましょう。
個人情報の入力を避ける
フリーWiFiを利用する時は、個人情報やクレジットカード情報などの入力は避けるようにしましょう。
情報を盗み見されたとき、重要な情報の入力を控えていれば大きな被害を回避できる可能性は高まります。
そのため、フリーWiFiを利用している際には、個人情報やクレジットカード情報などの入力は避けるようにしましょう。
WiFiの自動接続をやめる
スマートフォンやノートパソコンの、WiFiへの自動接続設定をやめましょう。
自動接続設定とは、接続可能なWiFiが近くにあると、端末を自動的にそのWiFiへ接続する設定です。
WiFiを自動接続してしまうと、知らないうちに悪意のあるフリーWiFiに接続してしまう恐れがあるため、自動接続設定はオフにするようにしましょう。
提供元不明のフリーWiFiを利用しない
提供元が不明のフリーWiFiは絶対に利用しないようにしましょう。
WiFi一覧を確認した時に、無料で使えるからと言って適当なフリーWiFiを利用してしまうと、悪意あるユーザーの作成したフリーWiFiを利用してしまう恐れがあります。
そのため、フリーWiFiを利用する場合には必ず提供元が明確で信頼のできるフリーWiFiを利用するようにしましょう。
セキュリティソフトを導入する
セキュリティソフトを導入するのもおすすめです。
セキュリティソフトと聞くと、パソコンのみでスマートフォンは関係ないのでは?と思う人もいるかもしれませんが、スマートフォンにもセキュリティソフトを導入することができ、なおかつ有効です。
スマートフォン用にセキュリティソフトの導入を検討する場合には、iOS用やAndroid用などソフトによって対応OSや機種が異なるためよく確認して選ぶようにしましょう。
フリーWiFiを使わなくても済む方法
ここまで、フリーWiFiの危険性や利用時の注意点や対策について解説してきました。
しかし、ここまで注意や対策をしていたとしても100%安全ということはなく、可能であればフリーWiFiの利用は避けたほうが安全です。
とは言っても、外で仕事をする際にフリーWiFiが必要不可欠という人は、いきなり「使わないほうが良い」と言われても困りますよね。
そこで、ここではフリーWiFiを利用することなく、外でも快適にインターネットやWiFiを利用できる方法を紹介していきます。
テザリング
テザリングとは、スマートフォンが受信しているネット回線を、パソコンやタブレットなど他の機器に共有して接続する方法です。
例えば、テザリング機能が備わったスマートフォンを、パソコンをテザリングすることにより、単体ではネット回線を受信できなかったパソコンもインターネットが利用できるようになります。
しかし、テザリングには通信データ量の消費が大きいというデメリットがあります。
テザリングを長時間利用し、データ量を多く使いたくないという人は次に紹介するポケットWiFiを検討してみてください。
ポケットWiFi
ポケットWiFiは、1台持っておくと家でも外でも自由にWiFiに接続することのできる便利な機器です。
フリーWiFiは、一つのWiFiに多人数が接続することがあるため、比較的速度が遅かったり繋がりにくいこともありますが、ポケットWiFiは速度も速く安定しているため、ストレスもかかりません。
また、フリーWiFiの一番の欠点であるセキュリティ面での心配もなくなり、安心してWiFiを利用できるようになります。
唯一の欠点は、ポケットWiFiはフリーWiFiのように無料で利用できない点ですが、月々の利用料金が安く、使いやすいポケットWiFiもあります。
ポケットWiFiは「クイックWiFi」がおすすめ
先ほど紹介したポケットWiFiの中でも、現在キャンペーン実施中でお得な「クイックWiFi」がおすすめです。
クイックWiFiは月額料金3,718円から利用することができ、月々に100GBまでは高速で利用できるため、家でも外でも快適にWiFiを利用できます。
また、キャッシュバックキャンペーンを行っているため、検討されている場合は是非キャンペーン期間中に申し込みしてくださいね。
まとめ
ここまでフリーWiFiの危険性について紹介してきました。
フリーWiFiは非常に便利ですが、情報を盗み見されるという危険性もあるため、利用する場合には対策をするなどして注意しましょう。
もしフリーWiFiの利用を避けてでも外でWiFi環境が必要という場合にはポケットWiFiがおすすめですので、是非検討して見てください。