Yahoo!BBと聞いて、直ぐにピンと来るのは、おそらく40代前後からそれ以降の年齢の方だと思います。
21世紀に入ってまもなく、このロゴの付いたブルゾンを着た販売スタッフが、全国の家電量販店や主要駅周辺などでADSLモデムを配布していて、ブロードバンド時代の幕開けを告げたアイコンとして、捉えている方も多いでしょう。
ADSLは既存の電話回線を使用した、光回線時代の前のインターネット接続手段ですが、Yahoo!BBは、傘下のサービスまで合わせたADSLサービスのシェアとしては、最盛期の2014年の時点で、65%以上を占める最大手でした。
現在ではADSLサービス事態が、終息する方向に向かっています。
Yahoo!BBのADSLでも、2019年2月28日をもって新規受付を終了していて、2024年3月末にサービスが終了することを発表しています。
ADSLサービスの終焉と共に、以前と比べれば名前を聞いたり目にしたりする機会が減っているのは確かですが、その役割まで終了したわけではありません。
元々Yahoo!BBは、ソフトバンクグループのISPと呼ばれるインターネットサービスプロバイダサービスと、ADSLブロードバンドインターネット接続をワンセットにした、サービス商標でしたが、ADSLサービスが終了しても、ISPとしての役割はむしろ重要度を増しています。
OCNは、NTTグループの通信分野においての中核を担う商標で、1996年からダイヤルアップ接続によるインターネット接続のプロバイダ(ISP)として、事業をスタートさせています。
運営していたのは、NTTコミュニケーションズでしたが、2022年7月からスタートしたNTTグループ組織再編の中で、個人向けサービスはNTTレゾナントへ事業が移行されました。
再編時に、NTTレゾナント自体がドコモの完全子会社になり、格安SIMのOCNモバイルONEは、ドコモとより親和性が高くなっていて、3大キャリアの中では唯一サブブランドを持っていなかったドコモにも、変化の兆しが見えています。
Yahoo!BBとOCNの2大プロバイダを徹底比較して、解説します。
※2024年6月現在、OCN光の新規受付は終了しています。OCNの光インターネットをご利用希望の方は下記のサービスをご検討ください。
OCN × フレッツ光
OCN × ドコモ光
OCN プロバイダのみ契約(フレッツ光利用中の方)
プロバイダとは何か?
(出典:NTT東日本)
どんな回線を使っても、インターネットを利用するためには、回線以外に接続業者プロバイダが必要です。
プロバイダは「インターネット・サービス・プロバイダー」を省略した呼び名で、ISPとも呼ばれています。
この図では回線がフレッツ光になっていますが、無線でも同じです。
たとえば、ホームルーターのソフトバンクエアーでは、回線が無線になりますが、プロバイダとしてはソフトバンクが担っていて、事実上Yahoo!BBが行っている事になります。
ソフトバンク回線を利用するスマートフォンでも同じで、回線は無線ですが、プロバイダとして同様の事が行われているため、インターネットを利用することが出来ます。
ドコモ系の場合は、NTTグループ内にプロバイダ業務を複数行っている企業があるため、もう少し事情は複雑になりますが、技術的にはOCNのノウハウが利用されています。
一般的なプロバイダが行っている、具体的な内容を見てみましょう。
IPアドレスの管理と運用
IPというのは、「インターネットプロトコル」を略したものです。
IPアドレスは、インターネット接続に利用している機器(パソコン・スマホなど)に、振られている認識番号で、インターネット上の存在場所・住所にあたる場所を特定します。
存在を特定することで、初めてインターネットが利用出来る様になります。
インターネットは匿名で行える事も多いですが、違法行為を行った場合には、その容疑者が特定されるのは、IPアドレスで利用者が明確になる事にあります。
プロバイダが持っているIPアドレスなどのアクセスに関する個人情報は、警察や司法からの開示要求が無い限り、公開や参照されることはなく、安心して利用出来ます。
ピアリング
プロバイダの大きな役目の一つに、ピアリングがあります。
ピアリングは膨大な情報の中から確実に接続するための、道先案内人の役割です。
プロバイダのようなネットワーク同士が互いに認証し合い、相互接続する事により、経路情報やトラフィックを交換する関係の事を、ピアリングと呼んでいます。
インターネットの接続は、世界中に張り巡らされた網の目の様なネットワークを繋ぐ事で実現しているため、直線的な接続はしていません。
情報を得るためには、目的のサーバーに接続して、そのデータを自分の端末まで持ってくる事で表示されています。
プロバイダが異なれば、接続するルートが異なります。
接続するルートが異なる事でステップ数が異なれば、数多くのステップを踏む経路しか持っていないプロバイダでは、持つプロバイダと比較して遠回りを強いられ、利用速度は遅くなる傾向になる事が避けられません。
メールアドレスの発行
メールアドレスを見て、@以降に表示されているのが、ドメインと呼ばれるインターネット上の住所表記で、メールはその私書箱と言えます。
このドメインを管理しているのがプロバイダで、@以前の名前の付いたメールボックスを、ユーザーに向けて発行・管理を行っています。
光回線とプロバイダ
光回線でインターネットを利用する場合も、当然プロバイダが必要になります。
光回線とプロバイダを、もう少し掘り下げてみましょう。
光回線のシェアは?
プロバイダではなく、回線から見ていきますが、実際に敷設されている光回線の種類は、それほど多くは有りません。
ICT市場専門のリサーチ会社、株式会社MM総研の2022年3月末時点のデータによれば、全国的に広く普及しているのは、NTTグループ(NTT東日本+NTT西日本)の2326.6万件であり、そのシェアは半数を大きく超える63.5%に達しています。
(出典:MM総研)
あくまで回線のデータなので、プロバイダとしてソフトバンク(Yahoo!BB)も、NTTコミュニケーションズ(OCN)も出てきません。
(*データの調査時点ではNTT再編前のため、OCNは現在のNTTレゾナントではなく、NTTコミュニケーションズです。)
では、光回線のプロバイダシェアを見てみましょう。
プロバイダのシェアは?
(出典:MM総研)
ソフトバンク(Yahoo!BB)とNTTコミュニケーションズ(OCN)が上位2社で、数多くあるプロバイダが存在する中であっても、全体の1/4以上のシェアを占めています。
Yahoo!BBとOCNは、日本の2大「人気プロバイダ」であると言えます。
Yahoo!BBとOCNを光回線で利用するには?
人気プロバイダのYahoo!BBとOCNを光回線で利用するには、NTT東西が敷設している「フレッツ光」を利用します。
この利用形態の契約方法は、2通りあります。
フレッツ光 + プロバイダ
(出典:NTT西日本*一部改変)
フレッツ光とプロバイダを別々に契約することで、インターネットの利用が出来ます。
回線利用費はNTT東日本・西日本に支払って、プロバイダとしてYahoo!BB・OCNに月額料金を支払います。
光コラボ
(出典:NTT西日本*一部改変)
NTT東西がフレッツ光回線をプロバイダに卸し供給することで、ユーザーは2箇所の契約でなく、プロバイダ1箇所の契約で利用出来るのが「光コラボ」です。
2015年2月からスタートしたフレッツ光の利用形態で、支払の一本化やトラブル時を含めて窓口が一本化出来るメリットが有り、フレッツ光の利用方法形態として個人契約の主流になっています。
Yahoo!BBをプロバイダとして利用する光コラボは「ソフトバンク光」で、OCNをプロバイダとして利用する光コラボは「OCN光」です。
月額料金は?
契約形態が異なるだけで、どちらも回線+プロバイダになっている点では同じです。
2箇所で契約する場合、フレッツ光(回線)+Yahoo!BB(プロバイダ)になっていますが、ソフトバンク光も全く同様の回線とプロバイダを利用しています。
OCN光の場合も、フレッツ光(回線)+OCN(プロバイダ)で同じです。
利用出来る内容が同じなら、月額料金は安い方が良いに決まっています。
それぞれの料金を比較してみましょう。
OCN光 | ソフトバンク光 | ||
光コラボ | マンション 月額 | 3,960円 | 4,180円 |
戸建て 月額 | 5,610円 | 5,720円 | |
フレッツ光+プロバイダ | マンションプロバイダ料金 | 990円 | 1,045円 |
東日本マンション月額計 | 4,345円 | 4,400円 | |
西日本マンション月額計 | 4,125円 | 4,180円 | |
戸建てプロバイダ料金 | 1,210円 | 1,320円 | |
東日本戸建て月額計 | 6,380円 | 6,490円 | |
西日本戸建て月額計 | 5,940円 | 6,050円 |
光回線の月額料金は、戸建てとマンションでは異なっている事が一般的です。
フレッツ光の料金は、東西で異なっています。
いずれの料金も、ワンセットになっている光コラボの方が、2箇所で別契約する場合よりも安くなっています。
個人契約で主流になっている大きな要因は、この月額料金が安価な事です。
光コラボへの乗り換えは?
2015年以前から利用しているユーザーの方なら、同じ内容で月額料金だけが安くなる、光コラボへの乗り換えにメリットが有ります。
プロバイダにYahoo!BBやOCNに利用している方だけでなく、他のプロバイダをご利用中の方も、人気のプロバイダが提供している「ソフトバンク光」「OCN光」に乗り換える事が出来ます。
既にフレッツ光を利用しているなら、新たな回線工事も必要無く、インターネットが利用出来なくなる期間も発生しません。
「フレッツ光+プロバイダ」の契約を現在している方が、光コラボに乗り換える事を「転用」と言います。
出典:NTT東日本公式
お住まいの住所により、窓口はNTT東日本・NTT西日本の2つがあります。
NTT西日本エリア
富山県 / 石川県 / 福井県 / 岐阜県 / 静岡県 / 愛知県 / 三重県 / 滋賀県 / 京都府 / 大阪府 / 兵庫県 / 奈良県 / 和歌山県 / 鳥取県 / 島根県 / 岡山県 / 広島県 / 山口県 / 徳島県 / 香川県 / 愛媛県 / 高知県 / 福岡県 / 佐賀県 / 長崎県 / 熊本県 / 大分県 / 宮崎県 / 鹿児島県 / 沖縄県
NTT東日本エリア
北海道 / 青森県 / 岩手県 / 宮城県 / 秋田県 / 山形県 / 福島県 / 茨城県 / 栃木県 / 群馬県 / 東京都 / 埼玉県 / 千葉県 / 神奈川県 / 山梨県 / 新潟県 / 長野県
1.転用承認番号の取得
フレッツ光の今の状態(お客さまID・ひかり電話の電話番号等)を保ったまま乗り換える為には、契約しているNTT東西から「転用承認番号」を取得します。
手続きを進める前に、以下を準備してください。
a.お客さまID、ひかり電話番号か契約時の連絡先電話番号
b.契約者氏名
c.フレッツ光を利用している場所の住所
d.フレッツ光の利用料金支払い方法
NTT東日本の場合は、a.b.cについてこちらから確認出来ます。dは請求書かクレジットカード明細等で確認する必要があります。
NTT西日本の場合は、a.b.cについてこちらから確認出来ます。dの確認方法はこちら
受付窓口
NTT東日本
ネットで転用手続き窓口はこちら
受付時間は8時30分から22時で土日祝日も受け付けています。
電話は0120-140-202
受付時間は9時から17時で土日祝日も受け付けています。
NTT西日本
ネットで転用手続き窓口はこちら
受付時間は7時から25時で土日祝日も受け付けています。
電話は0120-553-104
受付時間は9時から17時で土日祝日も受け付けています。
転用承諾番号は、必ず控えをとってください。
転用承諾番号には15日間の有効期限があります。
2.光コラボに申込み
光コラボの申込みは、オンライン代理店がお得です。
公式で行っている特典に加えて、代理店独自の特典も併せてゲット出来ます。
ソフトバンク光のキャッシュバック特典は、以下をご覧下さい。
OCN光のキャッシュバック特典は、以下をご覧下さい。
申込み時には必ず、「転用」を選択して、前述の1で収得した転用承諾番号を入力します。
3.契約していたプロバイダへ連絡
転用承諾番号により手続きが進むのはNTT東西だけなので、契約しているプロバイダには伝えられません。
現在利用しているプロバイダに、必ず解約の連絡を行ってください。(*プロバイダによって対応が異なりますので、契約先のプロバイダにお問い合わせください)
NTT東西への連絡は不要です。
4.機器の設定
契約した光コラボ事業者から、接続資料や機器が届きます。
送られてきた資料にある通りに設定をすれば、全て完了します。
スマホ月額料金も安くなる!
Yahoo!BBをプロバイダとして利用する「ソフトバンク光」・OCNをプロバイダとして利用する「OCN光」が人気の理由の一つとして、スマホ料金が安くなる「セット割」を提供している事があります。
自宅に光回線があれば、スマホは小容量から中容量プランが合理的
光回線を自宅に導入すれば、自宅でのインターネット利用はWi-Fi環境下になるため、スマホの契約プランでギガを消費するのは、外出時だけに限定されます。
落ち着いて動画鑑賞等をする場所は自宅であるユーザーが多く、通信会社の回線利用をする外出時だけに限れば、それほど通信量を使っていない方が大半です。
2022年8月25日に株式会社MM総研は「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2022年7月時点)」を公表しています。
(出典:MM総研)
全体の6割弱が月に3GBまでで収まっていて、8割弱のユーザーは10GB未満です。
これらの小容量から中容量プランは、3大キャリアでは割高で使い辛いのが現状です。
特にソフトバンクでは、小容量プランの最大は3GBまでなので、5GB前後のユーザーには使いにくく、無制限プランを契約するしか手段がありません。
メリハリ無制限プランでは月額7,315円になり、ミニフィットプラン+で3GB近くを利用した場合には月額5478円が支払料金になります。
小容量から中容量のニーズでコスパが高いのは、格安SIMやサブブランドです。
光回線が自宅に有る場合は、スマホを3大キャリアで維持するのはコスパが悪く、乗り換える方が賢明で、通信費の支払い費用トータルが節約出来ます。
通常でも価格メリットの有る格安SIMやサブブランドを、ソフトバンク光・OCN光ではセット割を用意して、更に安価な料金で利用する事が出来るようになっています。
ソフトバンク光のセット割
(出典:ワイモバイル公式)
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドで、高品質なソフトバンク回線を安価に利用が出来る、小容量から中容量に特化したプランを揃えています。
光回線にソフトバンク光・スマホにワイモバイルを組みあわせて利用する事で「セット割」が適用され、更に安価に使う事が出来ます。
通信容量/コース名 | 月額料金 | セット割 | 支払料金 |
3GB/Sプラン | 2,178円 | 1,188円 | 990円 |
15GB/Mプラン | 3,278円 | 1,188円 | 2,090円 |
25GB/Lプラン | 4,158円 | 1,188円 | 2,970円 |
マンションにお住まいの家族3人で、光回線にソフトバンク光+スマホにワイモバイル3GBプランを利用した場合、光回線4,180円+スマホ代×3人分990円×3=7,150円が、家族の通信費トータルの支払料金になります。
OCN光のセット割
(出典:OCNモバイルONE公式)
格安SIMのOCNモバイルONEは、光回線にOCN光を利用して組みあわせる事で、「セット割」が適用されます。
OCNモバイルONEは、ドコモ回線を利用しますが、格安SIMであるため回線の一部しか利用する事が出来ません。
そのため回線速度に不安を覚える方もいらっしゃると思いますが、ドコモの完全子会社でもあるOCNモバイルONEに関しては、その点については杞憂です。
実際の利用ユーザーが速度計測をしている、「みんなのネット回線速度」を見てみましょう。
前述の回線の全てを使えるサブブランドのワイモバイルで、直近3ヶ月に計測された821件の平均値は、平均ダウンロード速度で64.32Mbpsですが、同様にOCNモバイルONEの直近3ヶ月に計測された547件の平均値では、63.28Mbpsであり、殆ど差が有りません。
もちろん、どちらも通常のスマホ利用に問題はありません。
ただでさえ安価な月額料金が、「セット割」が適用されることで更に安くなります。
通信容量/コース名 | 月額料金 | セット割 | 実質金額 |
500MB/月コース | 550円 | - | 550円 |
1GB/月コース | 770円 | 220円 | 550円 |
3GB/月コース | 990円 | 220円 | 770円 |
6GB/月コース | 1,320円 | 220円 | 1,100円 |
10GB/月コース | 1,760円 | 220円 | 1,540円 |
マンションにお住まいの家族3人で、光回線にOCN光+スマホにOCNモバイルONEの3GBプランを利用した場合、光回線3,960円+スマホ代×3人分770円×3=6,270円が、家族の通信費トータルの支払料金になります。
月額料金を長期的に抑えたいなら「OCN光」+「OCNモバイルONE」
(出典:OCN光申込サイト)
光回線を利用しているユーザーは、一旦契約した回線を10年以上も継続して利用するケースも少なく有りません。
そのため、月々の差額は僅かであっても、長期の視点で見れば大きな金額が差額として節約する事が出来ます。
数ある光コラボの中でも最安値級のOCN光は、前述の様にOCNモバイルONEを利用してセット割を適用させる事で、通信費トータル費用が節約出来る事が、トップクラスの人気を誇る大きな理由になっています。
OCN光は安価なだけでなく、技術的にも優れています。
世界有数のバックボーン
OCNは、世界的なTier1(ティア1) IPバックボーンを保有する、世界でも数少ないプロバイダで、日本では唯一です。
ティア1は、世界でも希有な、太い幹線道路を自前で所有しているとお考えください。
乗り換えの違約金負担が受けられる「ソフトバンク光」
(出典:ソフトバンク光申込サイト)
月額利用料金だけで比較すれば、OCN光に軍配が上がりますが、ソフトバンク光もワイモバイルを利用する事でセット割が適用され、安価な通信費トータル費用で利用出来ます。
ソフトバンク光では、乗り換え時にOCN光には無い大きなメリットがあります。
今利用している回線の違約金が負担してもらえる!
無線回線からの乗り換え
現在モバイルルーター・ホームルーター等の無線利用の回線から、光回線に乗り換えを考えた時に、躊躇する理由の一つが違約金と機器の残債です。
無線回線で利用期間を設けているケースでは、利用期間経過後も解約月を除けば違約金が掛かる場合が多くあり、使用する機器が無料だと思っていても、実際には分割払になっていて、その同額が毎月割引されている事も多く、途中解約では支払残を一括で支払う必要が有ります。
ソフトバンク光では、ソフトバンクグループの無線サービス以外からの乗り換えで、最大42,000円までの違約金や機器支払残を、満額還元してもらえます。
他の光回線からの乗り換え
光回線では契約期間が設けられている事が多く、やはり解約月以外では契約期間経過後も違約金が発生します。
利用している光回線によって解約時の費用は異なりますが、違約金以外にも回線の撤去費用が加わる場合も多く、その費用は高額になるケースもあります。
また、工事費用が実質無料と謳われている場合、実際には分割払になっていて同額を毎月割引されている事が一般的です。途中解約による工事費の残債は、一括で支払う必要が有ります。
ソフトバンク光では、ソフトバンクグループ以外のサービスから乗り換えた場合、最大100,000円までの違約金や工事費の残債・撤去費用も含めて、満額還元が受けられます。
他の光コラボからソフトバンク光に乗り換え
出典:NTT東日本公式
現在他の光コラボをご利用の方が、ソフトバンク光に乗り換える事で、スマホプランにセット割のワイモバイルが利用出来る様になり、通信費トータル費用が節約出来ます。
先述のように違約金等が発生しても、ソフトバンクに負担が受けられるため、思い立った時点でいつでも乗り換えが可能です。
「光コラボ」を現在契約している方が、他の光コラボ事業者に乗り換える事を「事業者変更」と言います。
1.事業者変更承諾番号の取得
現在契約中の光コラボ事業者に問い合わせて、事業者変更承諾番号を収得してください。
取得する方法や窓口は、事業者ごとに異っております。
新しく契約する光コラボの事業者に対して、収得した11桁の事業者変更承諾番号を伝える必要があります。
事業者変更承諾番号には有効期限があります。発行日から15日間です。
2.光コラボに申込み
光コラボの申込みは、オンライン代理店がお得です。
公式で行っている得点に加えて、代理店独自の特典も併せてゲット出来ます。
ソフトバンク光のキャッシュバック特典は、以下をご覧下さい。
申込み時には必ず、「事業者変更」を選択して、1で収得した事業者変更承諾番号を入力してください。
3.機器の設定
契約した光コラボ事業者から、接続資料や機器が届きます。
送られてきた資料にある通りに設定をすれば、全て完了します。
新たな回線工事も必要無く、インターネット回線が途絶える期間も発生しません。
4.返却
利用していたしていた光コラボ事業者に、レンタルしていた機器が有れば返却してください。