So-net光プラスのキャッシュバックはお得?
「So-net光プラス」という光回線を知っているでしょうか?
(出典:So-net光プラス公式サイト)
So-net光プラスでは、現在50,000円のキャッシュバックが用意されており、ものすごくお得な料金で光回線を利用できる気がしますよね。
しかし、キャッシュバック額だけで光回線の料金を判断してはいけません。そのほかにも「月額料金」や「工事費」「割引制度」などを含めて考えないことには、実質料金が本当に安いのかどうかはわからないのです。
そこで、この記事では「So-net光プラスのキャッシュバックは本当にお得なのか」を光回線12社と比較しながら考察していきます。
So-net光プラスの利用を検討している人や、光回線を安いものへと乗り換えたいと思っている人には金銭面的にも非常にためになる記事となっていますので、ぜひ参考にしてください。
So-net光プラスのメリット
では、So-net光プラスにはどんなメリットがあるのでしょうか?
メリットを知らないままにSo-net光プラスに契約してしまうと、せっかく受け取れるはずだったメリットが手続き不足で受け取れなかったり、意識してメリットを享受できなくなったりします。
そこで、ここではSo-net光プラスの代表的なメリットを3つ紹介。
3つのメリットが自分にとってぴったりなものであれば、So-net光プラスをこれから新規契約または乗り換える先の候補とするにはいいかもしれません。
次世代通信「v6プラス」が使える
So-net光プラスを契約するメリットの1つ目は「次世代通信である『v6プラス』が使える」ということです。
「v6プラス」とは、従来のインターネット回線よりも混雑が少ないもの。よって、今まで使っていたインターネット回線よりも通信が高速で、快適にインターネットを利用することができます。いわば、従来のインターネットが普通の道路だとすれば、v6プラスはインターネットの高速道路のようなものなのです。
テレワークの推進や、YouTubeなどのオンラインコンテンツが充実した現代において、インターネット回線がどれくらい快適なのかは、日常的なストレスの大小に直接的に関わってくるもの。v6プラスを利用すれば、ストレスフリーでインターネットを利用できます。
スマートバリューでauスマホがお得になる
So-net光プラスを契約するメリットの2つ目は「スマートバリューでauのスマホがお得に利用できる」こと。
これはSo-net光プラスとauのスマホや携帯電話をセットで契約することによって、スマホの月額料金が1人につき最大1,100円安くなるというもの。家族が4人いる場合においては、最大で月額4,400円も割引がされるのです。また、50歳以上の家族であれば離れて暮らしていたとしても割引対象になるという嬉しい特典付き。
このメリットを知らないままにして、別々でSo-net光プラスとauのスマホなどを使っていると、非常にもったいないものとなっています。家族が4人だと仮定して、月額4,400円の割引があるにもかかわらず、それを利用していなかったら大きな損失ですよね。
50,000円のキャッシュバックがある
So-net光プラスを契約するメリットの3つ目は「50,000円のキャッシュバックがある」ことです。
ソネットは現在、25周年記念の夏の大還元祭として、回線を新設する人に対して50,000円のキャッシュバックを行っています。転用や事業者変更の場合においても、40,000円のキャッシュバックを受けられるのです。
しかし、注意点として「1度にすべてのキャッシュバックを受けられない」ということを覚えておきましょう。キャッシュバックの受け取りは2回に分かれていて、受け取り期間も決まっています。キャッシュバックの受け取り期間についての詳細は以下のとおり。
回数 | 金額 | 受け取り期間 |
1回目 | 新規開設:30,000円
転用・事業者変更:30,000円 |
対象サービスのご利用開始から
6カ月後の15日より45日間 |
2回目 | 新規開設:20,000円
転用・事業者変更:10,000円 |
対象サービスのご利用開始から 12カ月後の15日より45日間 |
キャッシュバックの受け取り手続きを忘れてしまったり、2回に分かれていることを知らなかったり、受け取り期間を間違ったりしてしまうと、せっかくの大型キャッシュバックを受け取れなくなってしまうので注意しましょう。
So-net光プラスのデメリット
しかし、So-net光プラスにはメリットばかりがあるわけではありません。もちろんデメリットもいくつか存在します。
デメリットを無視した状態で契約をしてしまうと、あとになって「ん?料金が高いぞ」「やっぱり違う回線にしておけばよかった」という後悔をすることになってしまうかもしれません。
そこで、ここではSo-net光プラスのデメリットを2つ紹介します。
メリットはデメリットを知ってこそ際立つものだし、メリットとデメリットをしっかりと理解していないと自分にぴったりな光回線がどれなのかを適切に判断することはできません。どちらもしっかりと頭に入れておき、自分のライフスタイルと照らし合わせるようにしましょう。
光回線自体の月額料金が高い
So-net光プラスを契約するデメリットの1つ目は「光回線自体の月額料金が高い」ことです。
詳しくは後から比較表を使って示しますが、他の光回線がマンションで4,500円ほど、戸建てで5,500円ほどであるのに対して、So-net光プラスはマンションで5,000円ほど、戸建てで6,000円ほどとなっており、全体的に月額料金が約500円以上高くなっています。
どれくらい長く利用するかにもよるのですが、月額500円違うということは、年間にして6,000円も他の光回線よりも高いことになります。これを10年、20年と使っていくなら相当大きな損失になることは言うまでもありません。
違約金が高い
So-net光プラスを契約するデメリットの2つ目は「違約金が高い」ということ。
違約金とは「契約に違反したときに払わなくてはいけないお金」のことを指しています。光回線を解約するときに違約金が発生するパターンは以下の2つ。
- 最低利用期間内に解約してしまった場合
- 契約更新月以外に解約してしまった場合
以上の2つの場合において、違約金は発生します。
この違約金が他の光回線よりも高く設定されているのがSo-net光プラスです。違約金が高いとなると、どうしても解約したいと思ったときになかなか解約できないということが起こる可能性があります。
【最新】光回線の料金比較表
ここまでSo-net光プラスの概要・メリット・デメリットなどを紹介してきましたが、やはり一番気になるのが料金面ですよね。
料金面を比較するときには「月額料金」「割引制度」「キャッシュバック」「工事費」などのさまざまなものを考慮に入れる必要があるため、計算が難しくなりがち。あまりに調べることが多いので、なかには「調べるの面倒だから口コミがいいやつでいいや」となってしまうこともあるほどです。
そこで光回線12社の実質料金比較表を用意しました。ぜひ参考にしてください。
光回線 | キャッシュバック | 月額料金 | 工事費 | セット割引 |
So-net光プラス | 50,000円 | 戸建て 6,138円 | 無料 | au |
マンション 4,928円 | 26,400円 | UQ mobile | ||
(36回払) | ||||
@TCOMヒカリ | 戸建て 38,000円 | 戸建て 5,610円 | 無料 | au |
マンション 35,000円 | マンション 4,180円 | (23回払) | LIBMO | |
月額割引をCB換算 | 月額12ヵ月割引 | UQ mobile | ||
(戸建て 5,280円 | ||||
マンション 3,960円) | ||||
OCN光 | 37,000円 | 戸建て 5,610円 | 有料 | OCNモバイルONE |
マンション 3,960円 | (20回払) | |||
ソフトバンク光 | 25,000円 | 戸建て 5,720円 | 無料 | SoftBank |
マンション 4,180円 | ※乗換の場合 | ワイモバイル | ||
(24~60回払) | ||||
楽天ひかり | 月額割引をCB換算 | 戸建て 5,280円 | 有料 | セット割なし |
(24,000円) | マンション 4,180円 | (36回払) | (楽天モバイル) | |
月額12ヵ月割引 | ||||
ASAHIネット光 | 月額割引をCB換算 | 戸建て 5,698円 | 無料 | au |
(戸建て 13,920円 | マンション 4,235円 | |||
マンション 9,120円) | 月額24ヵ月割引 | |||
@nifty光 | 22,000円 | 戸建て 5,720円 | 有料 | au |
月額割引をCB換算 | マンション 4,378円 | (24回払) | UQ mobile | |
(戸建て 23,760円 | 月額41ヵ月割引 | |||
マンション 19,800円) | ||||
ビッグローブ光 | 20,000円 | 戸建て 5,478円 | 無料 | au |
マンション 4,378円 | (36回払) | UQ mobile | ||
ドコモ光 | 20,000円 | 戸建て 5,720円~ | 無料 | docomo |
マンション 4,400円~ | (24回払) | |||
NURO光 | 45,000円 | 戸建て /マンション | 無料 | SoftBank |
5,200円 | (36回払) | |||
フレッツ光 | 東日本 35,000円 | (東)戸建て 5,170円~ | 有料 | セット割なし |
西日本 45,000円 | (東)マンション 3,355円~ | (23回払) | ||
(業務用途がCB対象) | (西)戸建て 4,730円~ | |||
(西)マンション 3,135円~ | ||||
※+プロバイダ料金 | ||||
auひかり | 40,000円 | 戸建て 5,610円 | 無料 | au |
マンション 3,740円~ | (23回払) | UQ mobile |
以上が光回線12社の料金比較表です。この表を見て計算すると、So-net光プラスは「キャッシュバック額は大きいものの、実質料金がそれほど安くない」ということに気づくと思います。
このように、光回線を契約するときには「〇〇円キャッシュバック」や「月額〇〇円」という文言1つだけで判断してはいけないのです。
この比較表を使って、実際にどの光回線が実質料金が安いのかを把握しましょう。そして、気に入った回線を複数個ピックアップしたら、実際に公式サイトにアクセスしてみて、その他のサービスの充実度を確認することをおすすめします。
実質料金が安いおすすめの光回線3選
では、実際に光回線を契約するとなったらどこがいいのでしょうか?たくさんある光回線事業者のなかから1つの事業者を見つけて契約することはなかなか難しいことですよね。
そこで、ここでは実質料金がとても安く、かつメリットも大きい光回線を3つ紹介します。
せっかく光回線を調べたのに、その光回線からいいものを選べなかったらもったいないです。ぜひ参考にしてみてください。
@TCOMヒカリ
(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)
@TCOMヒカリは、日本全国にガス、宅配水、住宅、セキュリティ、電力などのインフラを提供している「TOKAIコミュニケーションズ」が運営している光回線です。
光回線として安定した高速通信ができることはもちろん、月額料金もそれほど高くなく、WEBにてインターネットを新規申し込みすれば工事費も負担してくれます。
また、LIBMOという格安SIMと一緒に契約するとセット割引ができるのも嬉しいポイント。LIBMOはデータ通信量が20GBのプランを1,991円、30GBのプランを2,728円という安さで利用できるスマホ。
(出典:LIBMO公式サイト)
LIBMOと@TCOMヒカリを合わせて使うと最大限の節約ができることから、@TCOMヒカリはスマホのデータ通信量をたくさん使う人におすすめです。
OCN光
(出典:OCN光申込サイト)
OCN光は、NTTのグループ企業であるNTTレゾナントが運営している光回線です。ドコモ光と同じプロバイダ技術を使っていることからも品質のよさがうかがえます。
さらに最大の魅力は「月額料金の安さ」です。どれくらい安いのかというと、インターネット接続に必要ものがすべて揃って、マンションなら3,960円、戸建てなら5,610円です。この安さで家でのインターネット回線が無制限で使い放題になることを考えると、これほど嬉しいことはありません。
安さに加えて、品質も折り紙付きのOCN光は「できるだけ安く、高品質な回線を利用したい」という人にはもってこいの光回線です。
ソフトバンク光
(出典:ソフトバンク光申込サイト)
ソフトバンク光は、その名のとおり大手3大キャリアとしても有名な「ソフトバンク」が運営している光回線のこと。
ソフトバンク光の魅力は「途中解約したことによる工事費残債や違約金を満額負担してくれる」ということ。つまり、新規でソフトバンク光に契約したいと思ったら、すぐにでも契約ができるということなのです。
さらには、ワイモバイルの「シンプルS/M/L」というプランとセットで利用することによって、毎月1,188円の割引を受けることも可能。
(出典:ワイモバイル公式サイト)
サクッと今すぐにでも光回線を乗り換えたいという人にとって、ソフトバンク光は非常におすすめです。
光回線はしっかりお得なものを選ぼう
光回線は自分にぴったりなものを選ぶのがベストです。いくら高評価をもらっている回線でも、自分のライフスタイルにマッチするものでないのなら、その光回線と契約しても大したメリットは得られないでしょう。
So-net光プラスの場合も同じことが言えます。キャッシュバック額は非常に大きく、たくさんのメリットがあります。しかし、そのメリットが自分が求めているものにバッチリ当てはまる人もいれば、まったくそうではない人もいるのです。
光回線は自分にぴったりなものを選ぶことが大切。本記事においては3つの光回線をおすすめとして記載させていただきましたので、ぜひ参考にしてみてください。