「来月にマンションに引っ越すけど、光回線って使えるんだよね。」
「条件にピッタリのマンションが見つかった!でもネット周りはどうなんだろう。」
これからマンションに引っ越しを検討されている方の中には、ネット環境を心配している方もいるのではないでしょうか。テレワークの普及や魅力的なコンテンツが溢れるなど、仕事やプライベートを問わずにネットは切っても切れない関係となりました。言い換えれば、ネットワークの充実≒生活の充実と言っても過言ではなくなってきました。
そこで今回の記事では、引越し後のネットワークトラブルを回避するために、引越し前に確認すべきポイントをご紹介します。またあわせてオススメの光回線をご紹介します。
引っ越しは人生の中でも大きなイベントのひとつです。引っ越し後の充実した生活のためにも、今回の記事を参考にしていただければと思います。
光回線の設備有無
まず初めに確認すべきポイントは光回線の設備有無です。引越し先のマンションに光回線の設備があるのか、ないのかを調べましょう。確認方法は以下2つになります。
調査方法①:物件情報を調べる
引っ越し先の情報をまずはインターネットで調べましょう。賃貸情報サイトでマンションを調べれば、部屋情報が出てくるはずです。光回線に対応していれば、「光ファイバー対応」「インターネット対応」などの表記があります。
調査方法②:光コラボレーション事業者のホームページで調べる
光コラボレーション事業者のホームページでも設備の有無を調べることができます。例えばフレッツ光の光コラボの契約を考えている場合には、フレッツ光のホームページで確認しましょう。引っ越し先の住所を入力するだけなので、1分もかからないで確認ができます。
引っ越し先マンションのケース別対処法
光回線の設備有無を確認した後、実際に光回線を使うにはいくつかのステップがあります。この章では引っ越し先の状況別に、今後の対応策を記載していきます。
部屋まで光回線が届いている場合
部屋まで光回線が届いている場合は工事がほぼ不要です。光回線のコンセントとルーターを接続すれば、契約後すぐにでも光回線が使用できます。
共用部まで光回線が届いている場合
共用部まで光回線が届いている場合は、あともうワンステップで光回線を使うことができます。共用部から部屋の中まで光ファイバーを通して、光コンセントの設置という小規模な工事が必要になります。工事自体は30分から1時間程度で終了ケースがほとんどです。しかし、3月から5月の引越しシーズンでは工事の待ちが発生します。その場合、申し込んでから実際の工事まで2~3週間待つことになります。引っ越し先が決まり次第、早めにネット環境を確認し、申し込みすることをオススメします。
小規模な工事になりますが、それなりに費用が発生します。そのため工事費用をキャンペーンしてくれる光回線と契約することをオススメします。オススメの光回線は第四章で説明します。
マンションに光回線が全く届いていない場合
マンションに光回線の設備が全くない場合には、大規模な工事が必要になります。マンションの壁に穴を開けて、光ファイバーを通します。マンションの壁に穴を開けるので、退去の際にはふさぐ必要があります。原状回復も忘れないようしましょう。
こちらの場合は大規模な工事になるため、手痛い出費となります。このパターンでも工事費用をキャンペーンしてくれる光回線と契約することをオススメします。オススメの光回線は第四章で説明します。
工事不可の物件
状況別に工事可能なケースを紹介しましたが、マンションの中には工事不可の物件も存在します。その場合の対処法は次章で解説します。
工事不可物件の場合
前章では状況別の対応策を紹介しました。この章では工事不可物件でネットを使いたい場合の対応策を紹介します。
対応策①:他の光回線が導入されていないかを確認する
契約したい光回線が導入されておらず、工事不可の場合はまず他の光回線について調べてみましょう。例えば、「auひかり」と契約したいが非対応かつ、工事もできないケースを想定します。そんなときには「ソフトバンク光」「ドコモ光」が対応しているかを確認してみましょう。「auひかり」に対応していなくとも、「ソフトバンク光」には対応しているケースも十分にありえます。この場合、小規模な工事が可能かを管理会社等に確認した後に「ソフトバンク光」と契約しましょう。
対応策②:工事不要のモバイルWi-Fiを使う
工事も不可、光回線が全く導入されていないケースでは光回線は諦めるしかありません。ですが、ネット自体を諦める必要はありません。モバイルWi-Fiなら工事が不要であり、端末が届いたその日から使うことができます。光回線と比べると通信速度や安定感に欠ける部分もありますが、動画やWebサイトの視聴には全く問題ありません。
(出典:楽天モバイル公式)
キャンペーンがつくオススメの光回線2選!
ここまでは光回線を使うためのステップを紹介してきました。最後にこの章では工事費用負担のキャンペーンがついている光回線を2つご紹介いたします。工事費用は普通に払うとそれなりの金額になります。キャンペーンを利用して、お得に契約しましょう。
ソフトバンク光
まず初めにオススメする光回線は「ソフトバンク光」です。大手携帯キャリアであるソフトバンクが提供している光回線です。
ソフトバンク光の特徴は2点あります。ソフトバンクのスマホとセット契約することで、通信費を安くなる点です。もう一点は通信速度です。通信速度は他の光回線を圧倒しており、スペック上の通信速度は最大で1Gbpsとなっています。
他にもソフトバンク光では、工事開始日まで「ソフトバンクAir」を貸与してもらえる点が特徴的です。工事までに時間がかかる場合、その間はソフトバンクAirを使ってインターネットが使えます。
以下に戸建てとマンションタイプの料金表をまとめました。ぜひ参考にしてください。
戸建て(ファミリータイプ) | マンションタイプ | |
月額料金 | 5,720円 | 4,180円 |
事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 |
初期工事費 | 26,400円 ⇒乗り換えの場合:実質無料 |
26,400円 ⇒乗り換えの場合:実質無料 |
キャッシュバック金額 | 25,000円 | 25,000円 |
1年間の実質月額料金 | 3,636円 | 2,096円 |
※掲載しているプランは自動更新あり(24ヶ月で自動更新)プランです。
@T COMヒカリ
次にオススメする光回線は「@T COMヒカリ」です。@T COMヒカリと言えば、通信速度でバツグンの実績を持っています。
@T COMヒカリは通信速度を表彰するRBB SPEED AWARD最優秀賞を5年連続で受賞しています。RBB SPEED AWARDの調査では下りの速度で425.83Mbpsを記録しています。
通信速度に目がいきがちですが、@T COMヒカリは他の光回線と比較しても、お財布にも優しい料金体系になっています。
以下に戸建てとマンションタイプの料金表をまとめました。ぜひ参考にしてください。
戸建て(ファミリータイプ) | マンションタイプ | |
月額料金 | 5,170円 | 3,850円 |
事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 |
初期工事費 | 一括:22,000円 分割:初回:1,188円+2回目以降:946円×22回 ⇒キャンペーンで実質無料 |
一括:22,000円 分割:初回:1,188円+2回目以降:946円×22回 ⇒キャンペーンで実質無料 |
キャッシュバック金額 | 35,000円 | 33,000円 |
1年間の実質月額料金 | 2,253円 | 1,100円 |
※掲載しているプランは2年バリューパック+月額料金12か月割引を適用したプランです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は引越し後のトラブルを回避するために、引越し前に確認すべきポイントをご紹介しました。改めて内容を振り返っていきましょう。
まず第一章では引越し前に確認すべきポイントをご紹介しました。引越し先には光回線の設備があるか、ないかを確認しておきましょう。確認する方法は2つです。
次に第二章では引っ越し先マンションのケース別対処法をご紹介しました。工事が不要なケース、小規模な工事が必要なケースなど細分化されています。引っ越し予定先がどれに概要するか、事前に調べておきましょう。
そして第三章では工事不可の対応策についてご紹介しました。工事不可物件の場合には別の光回線を検討するようにしましょう。光回線が全くない場合には、工事不要のモバイルWi-Fiを使いましょう。
最後に第四章ではオススメの光回線を2つご紹介しました。
・ソフトバンク光
・@T COMヒカリ
仕事やプライベートを問わず、ネット環境の充実は生活の充実にも直結します。充実したネット環境には、光回線を欠かすことはできません。引っ越し先で光回線が全く使えない、なんて状況はかなり手痛いはずです。今回の記事を参考にしていただき、引越し前・契約前に確認してみてはいかがでしょうか。