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格安SIMで、とことんインターネットを安く利用する!具体的な方法は?

WiFi

インターネットの利用料を安くする手法として、「モバイルWi-Fi」・「ホームルーター」の導入があります。

 

「モバイルWi-Fi」や、「ホームルーター」というと、サービスを提供する会社と契約して、機器をレンタルして使うものと捉えがちです。

 

しかし、スマートフォンに格安SIM(MVNO)を使用する事で、キャリア契約に比べて大幅に携帯電話料金が下がった事と同じように、「SIMフリー」のモバイルWi-Fi・ホームルーターに格安SIMを挿入して使えば、スマートフォンと同じ様にインターネットの使用料が下がる可能性があります。

 

SIMフリーのWi-Fiルーターを利用して、格安SIMのデータプランを運用することで、とことんインターネットを安く利用する、具体的な方法を解説します。

 

SIMフリーとは?

 

電気通信事業法改正

2018年頃から国による携帯電話料金の引き下げ政策が推進されて、電気通信事業法を改正する中で、端末代金と通信料金の「完全分離」を義務付ける様になりました。

 

携帯電話ビジネスの開始以来、使う機種は携帯電話ショップで購入・買い換えをする事が当たり前でした。携帯端末を携帯電話ショップで24回払いの分割購入をすると、通信料金が24ヵ月間割引を受けられる、いわゆる「2年縛り」が一般的で、ユーザーの囲い込みを行っていました。それ以前では、「4年縛り」「3年縛り」も存在していました。

 

長期間の行きすぎた囲い込みが、ユーザーの流動化を阻害し、携帯電話料金の高止まりに繋がっていると考えた国が動いた事で、携帯電話会社はビジネスモデルの変更を余儀なくされました。

 

SIMロック

以前の携帯電話では契約先の会社を変更すると、電話番号も変える必要が有りましたが、一連の法改正の中で、電話番号を持って携帯電話会社を変更出来るようになりました。MNP(ナンバーポータビリティ)と呼ばれるものです。

 

しかし、携帯電話ショップで販売している携帯・スマートフォンは、その会社の電波でしか使用する事が出来ない、SIMロックが掛かっている物でした。通信会社を変更しても、その都度に機種の購入が必要では、ユーザーに負担が掛かります。

 

「マーケットの膠着状態を打破するには、流動的にする事」で、ブレなかった国は、SIMロックでの囲い込みを止めるように携帯電話会社に指導を入れて、携帯電話会社は(渋々ですが)、SIMロック解除に応じるようになりました。

 

機種によって拾える電波に差があるため、全部OKにはなっていませんが、SIMロック解除した機種では通信会社の制約が無くなり、原則どこの会社でも自由に使用出来るようになります。

 

SIMフリー

通信と機種が分離される動きに呼応して出てきたのが、SIMフリーと呼ばれる機種です。

 

これは、携帯電話が販売する商品では無く、家電量販店やモール通販ショップ等で幅広く販売されています。特定の携帯通信会社向けではなく、最初からSIMロックが掛けてない状態で販売されていて、使いたい携帯通信会社の電波に適した機種なら、幅広く使える仕様になっています。

 

代表的なスマートフォンであるiPhoneは、各キャリアで扱っていますが、メーカー直営のAppleショップでも販売しています。Appleショップで販売しているiPhoneは、SIMフリー版のみの扱いで、どのキャリアでもMVNO(格安SIM)でも使用する事が出来ます。

 

モバイルWi-Fi・ホームルーターとは?

モバイルWi-Fi・ホームルーターは、機器自体が無線でインターネット回線に接続します。機器からWi-Fiの電波を発射して、それに接続する機器にインターネットが使える様になる、基地局です。

 

モバイルWi-Fi

持ち運びが出来るコンパクトなサイズで、充電式のWi-Fi基地局です。鞄に入れて携帯すれば、出先でスマートフォンだけでなく、パソコンやタブレットでもインターネット回線に、Wi-Fi接続出来る様になります。

 

スマートフォンをWi-Fi基地局にするテザリングに比べて、スマホの電池を消耗しないで温存出来るメリットの他に、データ料もキャリア料金に比べて安い事がメリットです。

 

スマートフォンのインターネットも、モバイルWi-Fiを通じて行う事で、携帯電話会社で契約したデータを消費しません。

 

ホームルーター

家庭に設置して使うWi-Fi基地局です。

 

光回線の工事が行えない建物の事情があれば、工事不要で家庭にインターネットを導入する手段として使われます。

 

IoT機器にも対応しており使い勝手は、光回線で使うルーターに肉薄します。ホームルーターはコンセントで使い、サイズ的にも大きい事で設計にも余裕があり、モバイルWi-Fiと比較して安定して速度が出やすい特徴が有ります。

 

機器との接続にWi-Fiだけでなく、有線が繋げるLANポートを装備しているタイプもあります。

 

MVNOとは?

現在の日本で、アンテナ・回線設備を自前で設置管理しているのは、docomo・au・SoftBank・楽天モバイルの4社です。前の3社のみの時代が長く、3大キャリアと呼ばれる中に2020年になって楽天モバイルが参入しました。この4社はMNO(Mobile Network Operator)です。

 

MVNO(Mobile Virtual Network Operator)は、自社でアンテナ・回線設備を持たず、MNOから回線の一部を借りて運用する事で、安価に通信サービスを提供する会社です。格安SIMと呼ばれるグループです。

 

格安SIMは、会社ごとにサービス内容が異なります。

 

多くの会社で用意されているタイプは

 

「電話番号を持ち通話可能でデータ通信SIM」

「電話番号を持ち通話不可でSMS(ショートメール)のみ可能でデータ通信SIM」

「電話番号は使えずデータ通信のみSIM」

 

の3通りで、それぞれにデータ通信容量が異なるプランがあり、価格が設定されています。

 

モバイルWi-Fi・ホームルーター機器では、通話やSMSの受信発信は出来ません。これらの機器で使用するには、データ通信専用のみSIMを使います。

 

ルーター機器をレンタルするデメリット

サービスを提供する会社により異なりますが、モバイルWi-Fi・ホームルーターの契約をすれば、機器はレンタルで使うケースが多くなります。

 

月額料金の中に機器のレンタル料が含まれているプランも多く、別途費用が掛からないのは一見するとユーザーにメリットが有るように見えます。

 

しかし、レンタル機器は新品では無く中古品である事も多く、充分な電池性能が無い場合があります。また、所有しているのではなく借りているため、破損や紛失・故障時には別料金として、20,000円から40,000円程度が掛かります。保険として毎月別料金を加えて支払う事で、トラブル時の支払いが低減される制度を設けているところもありますが、ユーザーには大きな負担です。普段から気を使って、使用する事が必要になります。

 

SIMフリーのルーターを探す

レンタルでは無いSIMフリーのルーターを、実際にAmazonで探してみましょう。

 

モバイルWi-Fiルーター SIMフリー

価格はピンキリです。ノーブランドの安価な商品もありますが、多少の違いならブランド商品をオススメします。自分で機器の設定が必要であり、トラブル時の対応を考えれば、安心にはかえられません。

 

HUAWEIモバイルルーター

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スマートフォンで定評がある、HUAWEIのモバイルWi-Fiルーターです。もっと安いノーブランド品も有りますが、数百円の違いで安心が買えると考えれば、高くありません。

 

約3000mahのバッテリーを搭載していて、最大12時間の連続駆動と充分な性能です。

 

通信速度は、下り最大110Mbps・上り最大10Mbpsで、重量は約127gと小型軽量です。

 

 

NEC モバイルルーター

 

 

(出典:Amazon

 

ルーター業界で大きな信頼のあるAtermブランドは、Amazonでのモバイルルーター販売ジャンルでNo.1です。

 

連続通信時間は約10時間で、通信速度は、下り最大150Mbps・上り最大50Mbpsです。一般的なクレジットカードより一回り小さいサイズで、重量は僅か71gです。

 

 

ホームルーター SIMフリー

 

NECホームルーター

 

 

(出典:Amazon

 

自宅で使うWi-Fiルーター、信頼のAtermブランドです。通信速度は、下り最大150Mbps・上り最大50Mbpsです。

 

LTE回線だから回線工事が不要でカンタン設置可能で、PCやタブレットなど最大10台と接続が可能です。Wi-Fiの接続だけで無く、有線LANで接続する事も可能です。

 

11,945円ですから、2年間使用すると考えれば、1ヵ月あたり497円です。

 

アイオーデータ ホームルーター

 

 

(出典:Amazon

 

アイオーデータは、パソコン周辺機器で大きなシェアを持つ、有名メーカーです。通信速度は、下り最大75Mbps・上り最大50Mbpsです。

 

LTE回線だから回線工事が不要でカンタン設置可能で、PCやタブレットなど最大10台と接続が可能です。Wi-Fiの接続だけで無く、有線LANで接続する事も可能です。

 

13,906円ですから、2年間使用すると考えれば、1ヵ月あたり579円です。

 

格安SIMのデータ通信料金

格安SIMのデータ通信料金を見ていきましょう。格安SIMの会社は多数有りますが、今回は人気の高い5社に絞ります。会社によって、データ量プランにはバラつきがあります。

 

あまりに小さい容量では、わざわざ別にルーターを用意する手間と合わないので、格安SIMが得意と思われる中容量10GBから30GBを一覧にしてみます。

 

10GB 15GB 20GB 30GB
LIBMO 1,991円 2,728円
IIJmio 1,738円 1,958円
イオンモバイル 1,628円 1,958円 3,938円
mineo 1,705円 1,925円

 

格安SIMと買い取りルーターを組み合わせた価格(10GB~30GB)

 

最安値のSIMとルーターを組み合わせて、月々の価格を算出してみます。

 

【10GB】イオンモバイル 1,628円+モバイルルーター 208円=1,836円

 

になります。自分で所有する新品のモバイルルーターを使って、月額1,836円で10GBが利用できます。レンタル契約のモバイルルーターでは、ちょっとお目に掛からない価格ですよね。

 

ホームルーターの価格を試算してみましょう。

 

【10GB】イオンモバイル 1,628円+ホームルーター 497円=2,095円

 

になります。レンタル契約のホームルーターでは無制限のプランも多いですが、小家族で殆どネットを使わないけれど、ネット回線は用意しておきたいご家庭には最適ですね。月額2,000円ちょっとで導入が可能です。工事費も不要です。

 

同様に20GBでも計算してみます。

 

【20GB】mineo 1,925円+モバイルルーター 208円=2,133円

【20GB】mineo 1,925円+ホームルーター 497円=2,422円

 

10GBでは、ちょっと足らない場合の20GBです。

 

容量は倍になりましたが、価格は数百円程度しか増加していません。使う容量で安い格安SIM会社が変わるので、自分の使う容量を見極めて選ぶ事で、よりお得に使えます。

 

30GBでも計算してみます。

 

【30GB】LIBMO 2,728円+モバイルルーター 208円=2,936円

【30GB】LIBMO 2,728円+ホームルーター 497円=3,403円

 

30GBになると、10GBから20GBへの増量時に比べて、少々割高感が出てきます。

 

 

 

レンタルルーターの価格と比較してみましょう。

 

レンタルルーターの価格

レンタルルーターの価格は、サービスを提供する会社によって異なります。

 

一例として、使用したデータ量で金額が変わる「どこよりもWi-Fi」の価格を見てみましょう。どこよりもピタッとプランスタンダート通常料金です。

 

5GB 20GB 50GB 100GB
どこよりもWi-Fi 1,400円 2,400円 3,400円 3,900円

 

格安SIMのプランに基づいて試算した数値とは、20GBしか合いません。その20GBでは、レンタルルーターの価格2,400円に対して、格安SIMとルーター購入の試算は2,133円なので、やはり安くなります。

 

このレンタルルーターは、10GBしか使用しない場合でも括りの関係上、20GBの使用料2,400円が掛かってきますので、使用量が少ない場合はもっと価格差が出ます。

 

ところが、試算では計算しなかった50GBや100GBの価格に注目すると、格安SIMの旗色が悪くなります。格安SIMでは、20GBから30GBに10GB上がっただけで大きく金額が上昇した事に比べると、上がり方が緩やかです。

 

格安SIMで同じように50GB・100GBを計算してみます。

 

格安SIMと買い取りルーターを組み合わせた価格(50GB・100GB)

今回遡上に挙げた格安SIM5社の中で、50GBデータプランを設定しているのは、イオンモバイルのみです。50GB・100GBのプラン設定が無いところは、必要なデータ容量を追加して使用した場合の試算です。

 

50GB 100GB
LIBMO 9,328円 25,828円
IIJmio 8,558円 19,558円
イオンモバイル 6,138円 32,538円
mineo 18,425円 45,925円

 

レンタルプランの50GBは3,400円ですが、格安SIMでは最安のイオンモバイルでも6,138円になり、ルーター機器の価格を入れるまでも無く、大幅に高額になっています。

 

100GBに至っては、レンタルプランの価格が3,900円であるのに対し、格安SIMでは最安のLIBMOで25,828円と一桁異なってきます。

 

小中容量では価格メリットが出る格安SIMですが、大容量では全く勝負になりません。

 

50GB以上の場合は、格安SIMと購入ルーターの組み合わせでは全くメリットが無く、ルーターレンタルサービスを利用した方がお得です。

 

大容量は必要か?

ホームページの閲覧や、メールの送受信程度の事しかインターネットを使用しないなら、ある程度家族で利用しても、30GBまでの容量で足ります。

 

その程度の利用量ならば、格安SIMとルーター購入の組み合わせで、とことん安くインターネットを利用できます。

 

一人で使う場合でも、動画視聴を行えば多くのギガを消費して、30GB程度ではとても足りません。50GBから100GB程度のWi-Fiルーターサービスを利用した方が賢明です。

 

レンタルではないWi-Fiルーターサービス

ルーターを購入するサービス「クイックWiFi」なら、レンタルのデメリットがありません。

 

使う時には新品の機器が届けられて、気持ちよく使用出来る上に、当然電池の消耗もありません。機器代は契約時に一括で支払うのではなく、2年契約の分割で支払います。

 

月額料金は、機種代分割料込みでもリーズナブルです。

 

100GBの容量で、月額料金(機種代分割料込)は3,718円になります。現在2年契約で8,000円のキャッシュバックをしていますから、単純計算すれば月額料金は3,385円になります。

 

クイックWiFi 50GB 100GB
月額料金 2,948円 3,385円

 

クイックWiFiの100GBの金額3,385円では、格安SIMと組み合わせた場合に、30GBでも難しそうです。

 

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安定した回線品質・速度を求める、家族みんなで使うなら光回線がおすすめ!

多くの家族で利用する場合や、動画視聴をする場合は、無線タイプのルーターよりも光回線の導入をお勧めします。回線品質の安定性や速度を比べれば、光回線は無線ルーター回線を圧倒しています。

 

 

 

 

たとえば、前述のどこよりもWiFiと、NTTフレッツ光回線を利用した光コラボ「@TCOMヒカリ」の回線速度を比較してみましょう。

 

以下は理論上の上限速度ではなく、実際に利用しているユーザーが計測した数値です。

 

直近3ヵ月の平均速度です。

 

下り 上り
どこよりもWiFi 17.06Mbps 11.84Mbps
@TCOMヒカリ 294.35Mbps 235.23Mbps

(*出典:みんなのネット回線速度)

 

@T COM(アットティーコム)ヒカリの速度測定結果(実測値) | 下り速度・上り速度の平均値を公開中!
@T COM(アットティーコム)ヒカリの速度測定結果(14551件)⇒福岡県篠栗町 下り:549.45Mbps 上り:204.74Mbps 東京都小平市 下り:843.52Mbps 上り:643.64Mbps 千葉県千葉市花見川区 下り:9

 

家族が同時に別の動画視聴を行っても、光回線なら快適です。もちろん、光回線ならデータの使用量や短期間の容量制限等も一切ありません。月額料金も、特にマンションタイプなら、無線ルーター回線プランと大きな差はありません。

 

@TCOMヒカリ マンションタイプ 戸建てファミリータイプ
月額料金 4,180円 5,610円

 

仕事で使う方にも光回線が最適です。

 

ネットで行う会議も一般的になってきました。音声や動画が途中で途切れる事は、仕事に支障が出ます。大きなファイルを扱うケースも増えました。ダウンロードもアップロードも、通信速度と品質は仕事の効率に直接関わってきます。

 

思う存分快適にインターネットを使うなら、光回線「@TCOMヒカリ」をお勧めします。

 

ただいま当サイトで「@TCOMヒカリ」を申し込むと、キャッシュバックを開催中です。

 

キャンペーンの詳細は、以下のリンクを御確認ください。

 

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