引っ越し先で利用する自宅の光回線は、「現在使っている光回線を継続利用する方法」と、「光回線を新規契約する方法」の2つの選択肢があります。
無線の回線を使う「ホームルーター」や「モバイルルーター」をご利用中なら、引っ越し先で電波の利用に問題が無く、通信環境や料金に不満が無い場合では、登録してある住所の変更をするだけで継続利用することができます。
しかし、光回線ユーザーの引っ越しでは、新しい住居での利用に導入工事が必要になります。そのため、一度は立ち止まって「今の契約内容」「引っ越し先の環境」「かかる費用やサービス」などを総合的に勘案して、光回線をそのまま「継続利用」するのか?それとも「新規契約」なのか?について判断ができる良い機会だと言えます。
引っ越し時に光回線をどうするのか?
継続利用と新規契約における、それぞれのメリット・デメリットを含めて検証して解説していきます。
引っ越し先で光回線を「継続利用」するメリット
現在利用している光回線サービスを、引っ越し先でも「継続利用」する場合のメリットから考えていきましょう。
面倒な手続きが不要
引っ越し先でも現在の光回線サービスを継続利用する場合では、そのまま契約が引き継がれます。そのため乗り換える場合には必要になる、使っていた光回線の解約手続きや新規契約の光回線の契約手続きなどをする手続きがいらなくなるため、手間を確実に省くことができます。
引っ越しをするときには、何かと煩雑な手続きが必要になるものが多いため、光回線の利用にこの手間が無くなるのは大きなメリットです。
契約解除料が発生しない
光回線サービスの契約には、何らかの契約期間縛りがかかっているケースが多くなっています。
2年や3年の契約期間の契約の場合、その期間を経過すれば良いのではなく、期間が経過するごとに設けられる解約月以外での解約は、違約金・契約解除料などの費用が発生する場合があります。また、最低利用期間が設けられている場合には、その期間に満たない解約では費用負担が発生します。
引っ越しに伴う解約でもそれらの費用負担は発生しますが、同じ光回線サービスを引っ越し先でも継続利用する場合なら、そんな費用負担が発生しないメリットがあります。
使い慣れた環境の継続利用ができる
光回線サービスの利用で提供されるメールアドレスは、プロバイダによる発行です。
現在利用中の光回線を引っ越し先でも継続利用することにより、同じメールアドレスを引っ越した後でも継続利用することができます。引っ越し先で新規契約をする場合は、現在の光回線サービスを解約するため、プロバイダ発行のメールアドレスの利用ができなくなります。
また、光回線サービスの設定はそれぞれ異なっていますが、使い慣れた同様の設定で引っ越し先でもインターネットを利用することができるのは、大きなメリットになります。
引っ越し先で光回線を「継続利用」するデメリット
引っ越し先で同じ光回線サービスを継続利用する場合の、デメリットも考えてみましょう。
引っ越し先が提供エリア外では利用できない
光回線は有線の光ファイバーケーブルを使うため、戸建て利用の場合は近くまで光回線が来ている(提供エリア)必要があり、マンションなどの集合住宅で利用する場合は、建物の共有スペース内まで導入工事が完了している光回線しか利用することができません。
引っ越し先の住居で、現在使っている光回線がサービスを提供していないケースでは、デメリット以前の問題であり継続利用することができません。
光回線によって継続利用ができる可能性に差がある?
引っ越し先でも継続利用ができるかどうか?については、現在使っている光回線によって大きく変わります。
最も提供エリアが広く、引っ越し先でも継続利用ができる可能性が高いのは、NTT東西の光回線「フレッツ光」で、日本で唯一47都道府県の全てをカバーしているだけでなく、郊外まで幅広い提供エリアを展開していて、多くのマンションの共有スペース内まで導入工事が完了しています。
フレッツ光を利用してサービスが提供されている、「光コラボ」でもその利便性は同様です。
光コラボは数多くがあり、「ドコモ光」「ソフトバンク光」も光コラボの一つです。
注意が必要なのは、以下の光回線です。
電力系光回線
「eo光」「コミュファ光」などの電力会社が母体の光回線サービスは、電力管内のみが提供エリアになっているケースが多く、たとえば関西エリア(関西電力管内)から中部エリア(中部電力管内)に引っ越しをする場合では、継続利用をすることができません。
auひかり
「auひかり」は、戸建て利用の場合に関西エリア・東海エリアは提供エリアにはなっておらず、たとえば東京から大阪へ引っ越す場合などでは継続して利用することができません。

NURO光
NURO光は他の光回線と比較して提供エリアが狭く、引っ越し先では継続利用できない場合があります。

ケーブルテレビ系光回線
ケーブルテレビが提供している光回線サービスは、地域密着のドメスティックな提供エリアになっているケースが大半で、J:COMなどの一部を除けば、隣町へ引っ越しても継続利用ができないケースがあります。
新規契約特典が利用できない
光回線サービスは、各社で激しい競争が繰り広げられているため、新規契約者に対してのサービスやキャンペーンなどの特典が充実しています。
新規契約者には、回線導入工事を実質無料にしているキャンペーンは数多く存在していますが、継続利用する場合では引っ越し先での光回線の導入工事費用が発生するケースが多くなっています。
新規契約者には、キャッシュバック特典や期日限定で月額料金などの割引を実施していることがありますが、継続利用ではその特典恩恵を享受することができません。これは大きなデメリットだと言えます。
引っ越し先で光回線を「新規契約」するメリット
現在利用している光回線サービスを解約して、引っ越し先では新たな光回線を導入する「新規契約」のメリットを見ていきましょう。
契約や料金・通信環境の見直しができる
引っ越し先で光回線の新規契約をすることは、現在利用している光回線の見直しをする良い機会になります。
特に契約してから年月が経過しているユーザーは、現在利用している光回線の公称値の通信速度が1Gbpsであっても、大きく下回る通信速度での契約になっているケースがあります。
料金や通信速度に不満がありながら、何となく継続していたユーザーは、引っ越しで最適な通信環境と料金を見直すことができる、新たな光回線を柔軟に選択ができる良い機会になり、大きなメリットをもたらします。
キャンペーンなどの特典を活用できる
引っ越し先で光回線を新規契約することによって、継続利用では得られない新規契約者向けのキャッシュバック特典や、割引を享受することができます。
これと併せて、引っ越し先での光回線導入工事費が実質無料になる光回線を選択すれば、継続利用時に比べてコスパ良く費用負担を抑えられるのは、大きなメリットです。
乗り換えによって現在利用している光回線サービスで発生する違約金を、全額負担してくれる新規契約者向けの特典がある光回線サービスもありますし、キャッシュバック特典などで得られる金額で、違約金などの費用で賄うことができるなら、新規契約で光回線を利用した方がお得です。
引っ越し先で光回線を「新規契約」するデメリット
現在利用している光回線サービスを解約して、引っ越し先では新たな光回線を導入する「新規契約」で発生するデメリットも見ていきましょう。
解約・新規の手続きが必要になる
引っ越し先で光回線の新規契約をする場合は、使っていた光回線の解約手続きを行い、新たに引っ越し先で利用する光回線の契約を行う必要があります。
オンライン代理店の利用がおすすめ
新規契約で光回線を利用する場合、どこで申し込みをすれば良いのか?解らない方もいらっしゃると思います。
光回線の新規契約をするのは、オンライン代理店の利用がおすすめです。
店舗に出向いて契約を行う必要が無く、引っ越し先で利用ができる複数の光回線の提案を受けることができて、最適な光回線のアドバイスを受けることもできます。
また、公式とは別に代理店独自のキャンペーンなどの特典が用意されていることもあり、お得に光回線の契約をすることができます。
解約違約金などの費用が発生する可能性がある
現在利用している光回線によっても異なりますが、解約するタイミングなどにより、違約金などの費用が発生する可能性があります。
引っ越し先で新規契約をするため、現在使っている光回線は解約をする必要があり、違約金や撤去費用などの費用負担が発生するケースがあります。
解約時の費用負担をしてくれる特典の光回線がある
光回線の解約時に発生する費用について、全額負担をしてくれる光回線サービスがあります。
キャッシュバック特典などで発生する費用を賄える
使っている光回線の解約費用よりも高額な、新規契約でのキャッシュバック特典をゲットできれば、実質の費用負担は相殺できますし、余った費用は丸々臨時収入になります。
まとめ:状況に応じて「継続利用」「新規契約」は判断をするのが最適
ここまで見てきたメリット・デメリットを踏まえて、引っ越し先で光回線を「継続利用」するのか?「新規契約」するのか?ポイントを整理してまとめてみましょう。
現在のサービスに満足している場合は「継続利用」が最適
現在利用している通信速度や回線品質、月額料金などのサービス全般に満足をしている場合や、使っているプロバイダが発行しているメールアドレスを今後も使い続けたいユーザーは、「継続利用」の選択で問題ありません。
解約手続きや新規契約の手続きなど、引っ越し時には手間をかけたくない、現状の光回線に満足しているユーザーは、「継続利用」が最適です。
引っ越し先が提供エリア外の場合は「新規契約」しかない
使っている光回線に満足をしているユーザーでも、引っ越し先が提供エリアになっていない場合は、残念ながら光回線の継続利用をすることができません。
引っ越しが、光回線の費用や通信環境を見直す良いきっかけになったと割り切って、「新規契約」を行ってください。
料金や通信品質に不満がある場合は「新規契約」が最適
現在利用している毎月の費用負担や通信品質に不満があるユーザーは、「新規契約」で光回線サービスの利用内容をそれまでとは一新することができる、良いきっかけになります。
引っ越しを機に、現在の利用環境を一から見直すことができます。
お得に利用したい場合は「新規契約」が最適
継続利用では恩恵を受けられない、新規契約のキャッシュバック特典などのキャンペーンを勘案すれば、多くの場合で「新規契約」がお得になります。
現在使っている光回線の解約月にタイミングが合うなど、解約の費用負担が無い・少額の場合は、キャッシュバックと費用負担との差し引き額が更に大きくお得になります。
場合によっては、現在利用している光回線の解約時に、解約違約金や回線撤去料などで最大10万円近くの費用請求が発生する場合がありますが、その費用負担をしてくれる光回線を選べば、トータルの費用負担はお得になります。
光回線を「新規契約」でコスパ良く利用ができるおすすめ3選
引っ越しは、光回線だけでなく通信費トータル費用を見直して、節約ができるとても良いチャンスです。
自宅に光回線が利用できる環境があれば、自宅でのスマホ利用もWi-Fiを利用するため、多くのスマホユーザーは月に3GB程度までの利用に留まります。特定の光回線と3GB程度の小容量スマホプランを併用することで、毎月のスマホ代が割引される「セット割」が適用できれば、通信費トータル費用の節約が可能です。
キャンペーンなどの特典があり、コスパ良く利用することができる、引っ越し時に「新規契約」をおすすめする光回線と、スマホプランの組み合わせ3選をご紹介します。
通信品質とキャンペーンで選ぶなら「ビッグローブ光」+「UQモバイル」
(出典:ビッグローブ光申込サイト)
通信品質とキャンペーンなどの特典で、引っ越しの「新規契約」におすすめしたい光回線は、「ビッグローブ光」です。ビッグローブ光は老舗プロバイダのビッグローブが、その豊富なノウハウに裏打ちされた高い通信品質を、NTT東西の光回線フレッツ光を使って安価に実現している「光コラボ」です。
光コラボの「ビッグローブ光」は、フレッツ光の幅広い提供エリアや建物で利用することができるので、引っ越し先でも問題無く利用することができる可能性が高いと言えます。
ビッグローブ光の月額料金は、マンション4,378円・一戸建て住宅5,478円です。
キャッシュバックキャンペーン
ビッグローブ光を契約すると、高額なキャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。現在利用している光回線の解約費用が発生しても、多くの場合はカバーすることが可能です。

工事費無料キャンペーン
ビッグローブ光なら、引っ越し先での導入工事費用がかかりません。ビッグローブ光は、最大で28,600円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。

引っ越し移転時の工事費用が無料
転勤族の方や今後も引っ越しする予定がある方には、ビッグローブ光がおすすめです。
ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になる、お得に継続利用ができる光コラボです。引っ越しを機会にビッグローブ光の利用がおすすめです。
UQモバイルのセット割と通信費トータル費用
(出典:UQ mobile公式サイト)
「ビッグローブ光」と「UQモバイル」を併用することで、「セット割」が適用されます。
auのスマホプランでも「セット割」の適用は受けられますが、auと同じ通信品質が安価に利用できるサブブランドの「UQモバイル」なら、大幅にコスパ良く利用ができて、通信費トータル費用の節約に繋がります。
4人家族の通信費トータル費用
「UQモバイル」に「セット割」を適用させることで、4GB/月の容量のスマホプラン「ミニミニプラン」を月額1,265円で利用できます。
家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
ビッグローブ光 | UQモバイル | 家族 | 光電話 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 9,801円 |
戸建て | 5,478円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 10,901円 |
*auPAYカードで支払う場合、合計請求額より187円割引(表には適用済み)
*セット割の適用には固定電話の光電話オプション契約が必要になります
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用9,801円・戸建て利用10,901円で収まり、引っ越しを機会にそれまでよりも支払い費用の節約をすることができます。
「ニフティ光」+「UQモバイル」もコスパ抜群
(出典:ニフティ光申し込みサイト)
ニフティもビッグローブと並ぶ代表的な老舗プロバイダで、「ニフティ光」は高品質で安価な光回線サービスをNTT東西のフレッツ光回線を使って実現している「光コラボ」の一つです。
光コラボの「ニフティ光」は、フレッツ光の幅広い提供エリアや建物で利用することができるので、引っ越し先でも問題無く利用することができる可能性が高いと言えます。
ニフティ光の月額料金は、マンションタイプ4,378円・一戸建てタイプ5,720円です。
キャッシュバックキャンペーン
ニフティ光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。現在利用している光回線の解約費用が発生しても、多くの場合はカバーすることが可能です。

月額料金22ヵ月間割引キャンペーン
ニフティ光を新規契約すると、契約時から22ヵ月間月額料金が1,100円の割引が受けられます。
引っ越し移転時の工事費用が無料
転勤族の方や今後も引っ越しをする予定がある方にも、ニフティ光がおすすめですす。
ニフティ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になる、お得に継続利用ができる光コラボです。
UQモバイルのセット割と4人家族の通信費トータル費用
ニフティ光もauのサブブランドである「UQモバイル」を併用することで、「セット割」の適用が受けられます。
4人家族の通信費トータル費用
「UQモバイル」に「セット割」を適用させることで、4GB/月の容量のスマホプラン「ミニミニプラン」を月額1,265円で利用できます。
家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
自宅の光回線に「ニフティ光」+家族4人で「UQモバイル」(4GBのミニミニプラン)を利用した場合の、通信費トータル費用は以下の通りです。
ニフティ光 | UQモバイル4GB | 家族 | 光電話 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 9,801円 |
戸建て | 5,720円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 11,143円 |
*auPAYカードで支払う場合、合計請求額より187円割引(表には適用済み)
*セット割の適用には固定電話の光電話オプション契約が必要になります
家族4人の毎月の支払い額は、マンション利用9,801円・戸建て利用11,143円で収まり、引っ越しを機会にそれまでよりも支払い費用の節約をすることができます。
「ソフトバンク光」+「ワイモバイル」ならコスパ抜群で違約金も負担
(出典:ソフトバンク光申込サイト)
人気の光コラボ、ソフトバンク光の月額料金は、マンションタイプ4,180円・一戸建てタイプ5,720円です。
光コラボの「ソフトバンク光」は、フレッツ光の幅広い提供エリアや建物で利用することができるので、引っ越し先でも問題無く利用することができる可能性が高いと言えます。
利用中の光回線解約で発生する費用を満額還元
(出典:ソフトバンク光お申し込みサイト)
それまで使っていた光回線の、解約に伴う違約金や回線の撤去工事費用などが発生しても、ソフトバンクを引っ越し先で新規契約することで、最大10万円までソフトバンクから満額還元が受けられます。
解約違約金
光回線の解約に伴う違約金は、2022年7月の法改正により大幅に減額されて概ね1ヶ月の月額料金程度になっていますが、それ以前から利用しているユーザーには適用されません。
主な光回線サービスの、2022年7月までに契約した光回線サービスの違約金は、以下の通りです。*契約期間の周期で発生する解約月では違約金が発生しません
光回線(契約期間) | 違約金 | |
ドコモ光(2年) | 戸建てタイプ | 14,300円 |
マンションタイプ | 8,800円 | |
ソフトバンク光(2年) | 戸建てタイプ | 10,450円 |
マンションタイプ | 10,450円 | |
ビッグローブ光(3年) | 戸建てタイプ | 11,900円 |
マンションタイプ | 11,900円 | |
ニフティ光(3年) | 戸建てタイプ | 22,000円 |
マンションタイプ | 22,000円 | |
NURO光 (3年) | 10,450円 | |
NURO光 (2年) | 10,450円 | |
au光 (3年) | 16,500円 | |
au光 (2年) | 10,450円 |
「電力系光回線」や「ケーブルテレビ系光回線」では、更に高額な違約金が設定されています。
地域 | プロバイダ | 最大違約金 |
北海道・東北・関東・北陸 | JCOM | 30,000円 |
東海 | コミュファ | 80,000円 |
関西 | eo | 70,000円 |
九州 | BBIQ | 60,000円 |
四国 | Pikara | 50,000円 |
中国 | MEGA EGG | 100,000円 |
*ソフトバンク調べ
現在使っている光回線に問い合わせて、高額な違約金が発生する場合は、引っ越し先で「ソフトバンク光」の新規契約がおすすめです。
工事費の残債
現在使っている光回線の導入工事費を分割払いで支払っている場合は、解約時に残債を一括清算する必要があります。
注意が必要なのは、毎月の分割費用と同額の割引が行われている光回線サービスです。
このような実質無料の工事費で導入されているケースでは、ユーザーが工事費を支払っている概念が無い場合も多く、短期間での解約時には思ってもいなかった残債の請求を受けることがあります。
「ソフトバンク光」を引っ越し先で新規契約すれば、工事の残債があってもソフトバンクの費用負担が受けられます。
回線の撤去費用
フレッツ光・光コラボを利用していた場合は、基本的に撤去工事は必要ありませんが、他の光回線では、原則として撤去工事が必要になるケースが多くなっています。
具体的な撤去費用としては、概ね1万円から3万円程度ですが、「ソフトバンク光」を引っ越し先で新規契約すれば、ソフトバンクの費用負担が受けられます。
キャッシュバックキャンペーン
ソフトバンク光を新規契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。ソフトバンク光ではそれまで利用していた光回線の解約に伴う費用負担があるので、キャッシュバックは丸ごと通信費に充てることが可能です。

工事費無料キャンペーン
ソフトバンク光を新規契約するなら、引っ越し先での導入工事費用がかかりません。
ソフトバンク光は、26,400円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
ワイモバイルのセット割と通信費トータル費用
(出典:ワイモバイル公式)
「ソフトバンク光」と「ワイモバイル」を併用することで、「セット割」が適用されます。
ソフトバンクのスマホプランでも「セット割」の適用は受けられますが、ソフトバンクと同じ通信品質が安価に利用できるサブブランドの「ワイモバイル」なら、大幅にコスパ良く利用ができて、通信費トータル費用の節約に繋がります。
4人家族の通信費トータル費用
「ワイモバイル」に「セット割」を適用させることで、4GB/月の容量のスマホプラン「プランS」を月額1,265円で利用できます。
家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
ソフトバンク光 | ワイモバスマホ 4GB | 家族 | 指定オプション | 合計 | |
マンション | 4,180円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 9,603円 |
戸建て | 5,720円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 11,143円 |
*PayPayカードで支払う場合、合計請求額より187円割引(表には適用済み)
*セット割の適用には光電話等の[おうち割 光セット(A)]適用に必要なオプションの契約(月550円)が必要になります
家族4人の毎月の支払い額は、マンション利用9,603円・戸建て利用11,143円で収まり、引っ越しを機会にそれまでよりも支払い費用の節約をすることができます。
店舗やオフィスなどのビジネス利用には引っ越し先でも「フレッツ光」がおすすめ
(出典:フレッツ光申込サイト)
店舗やオフィスなどの業務用途の光回線は、フレッツ光とプロバイダの2箇所契約をする利用形態が多くなっています。
フレッツ光をNTT東西と契約することで、NTTのノウハウを自社で積極的に利用することができて、サポートも充実していることがその理由です。
ビジネス利用なら、引っ越し先でも以前と同様の利用環境を構築することができて、同じサービスを利用することができる、フレッツ光の利用がおすすめです。
代理店契約なら「キャッシュバック特典」が受け取れる
NTT東西の契約窓口では、フレッツ光の契約による「キャッシュバック特典」は用意されていません。
しかし、法人・SOHO・個人事業主の方がオンライン代理店でビジネス利用の契約をすると、キャッシュバックを受け取ることができます。プロバイダの契約も一つの窓口で可能です。

